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パチンコ・パチスロブログ

諸積ゲンズブール

公開日: 2017/01/30

ごまドレッシングを大量にかければ付け合わせのキャベツくらいは多少食べれるようになったり、ガリガリなくらい痩せてるコのほうが好きだったのに多少ふくよかな体型のほうがそそられるようになったりと、年齢と共に様々な好みが変わりつつありますが、それはパチスロに関しても同じなのか、あんなに嫌いだった『ぱちスロ必殺仕事人』を先日何の気なしに触ったところ、なかなかどうして悪くないといった印象を受けました。

 

1番の叩きどころであるはずの必殺乱舞(北斗転生でいうところの神拳勝舞)が小役別の期待度メーターのせいで全然アツくなれなかったり、そこで強チェリーを引いても普通に負けたり、やたらとフリーズするのに全然大したことなかったりと、嫌いなとこをあげれば今でも枚挙に暇がありません。好きなところといえば、くしゃっと笑う目尻、Tシャツの匂い、ちょっと変なくしゃみくらいでしょうか。好きだよ。好きだよ。西野カナより。

 

あくまでも「悪くない」というだけで決して好きになったわけではないのですが、同じようなシステムのマシンでいえば転生には敵わなくても北斗修羅よりは全然打てる。派手な出玉はなくともポコポコ当たるぶん楽しめると思えたわけで、明らかに僕の中でのイメージは変わりました。今は規制の影響で継続のシステムが主に神拳勝舞タイプかバジ3タイプかに二分されますので、今の感覚であれば仕事人が大成…とまではいかなくとも多少息が長くなった可能性は十分にあるでしょう。

 

しかし、こう感じるのは恐らく年齢のせいではなく時代のせい。あれこれ引いても500枚がやっとなのに3万負けは当たり前、そんな機種ばかりでは仕事人が良台に見えるのは当然といえば当然なのかもしれません。モンキー2にサラリーマン番長と、これらの機種を再導入しているホールが多いのも納得できます。

 

どんなにメディアが持ち上げても客付きがそれを物語っているように、投資と見返りのバランスがこれほどまでに悪い今の機種よりもひと昔前の機種のほうが重宝されるのは必然。そして、我々打ち手が新基準機ではなくそういった機種に手が伸びてしまうのもまた必然なのです。

 

ただ、それこそ今から約10年以上も前、5号機と4号機が混在していた時代も同じように感じたのを覚えています。

だからといって、今もあの頃と全く同じだなんてそんな楽観的に捉えてはいませんが、新台を触るたび、出玉性能は残念だったとしてもメーカーが「これからの可能性を試している」という感じは伝わってくるのです。きっと今は試行錯誤の連続なのでしょう。

 

年齢や時代によって好みが変わるからではなく、今の機種が1番面白いと、そう胸を張っていえるパチスロが近い将来登場してくれることを期待しています。

 

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