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インスタ映え

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公開日: 2018/04/05

 普通、15歳といえば反抗期真っ盛り。反抗期を迎えた15歳が学校の放送室に立てこもったり、積木を崩したり、盗んだバイクやバイブで走り出したりすることは昭和のテレビドラマや尾崎豊が教えてくれましたが、確かに俺もあそこまで酷くなかったにせよ、親とはそれなりに距離を置いていたように思います。実際、親と一緒に出掛けるなど、クンニ否定派を反核派と呼ぶくらいあり得ない話でしたし。

 

 

 

 

 そう考えると「インスタ始めたから」という理由付けこそあれ、まだ俺と一緒にハワイに行ってくれる15歳の息子、少年は本格的な反抗期を迎えていないのかも知れません。どこに行っても新日本プロレスの話とファッションの話にしか食いついてこないので、それ以外の時間はずっとスマホをいじっていますが、それでも若い女の貝をいじっているよりはマシかなと考えるようにしています。

 

 

 

 

 インスタで金を稼ぐ、いわゆるインスタグラマーになりたいのか、それともインスタ映えする写真をバンバンアップしてスケどもから「いいね」をもらいたいだけなのか。そのあたりの真意は分かりかねますが、パンケーキはブーツ&キモズ、ステーキはウルフギャングと、流行っている店に行きたいと言っていたので恐らくは後者。やはり女性ウケを狙ったものと考えて良さそうです。

 

 

 

 

 女性が喜ぶ写真はグルメだけではありません。そのあたりは少年もちゃんと理解しているようで、カイルアビーチやハレイワ、カカアコ地区のウォールアートなどの絶景スポットにも足を運びました。ちなみに、これらはどこも車がないと行けない場所。現地に着くまで助手席で白目を剥いて死んだように眠る少年を見て、いつも地方の来店でディレクターの運転する車の助手席で寝ている自分を深く反省しました。鳥井さん、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 さて、帰国してかれこれ一週間が経ちました。少年が始めたというインスタはどんな感じなのか、どれくらいの「いいね」を獲得しているのか。興味があったのでこっそり覗いてみたところ、どういうわけか今回のハワイ旅行の写真は一枚だけ。しかも、その写真はグルメでも絶景でもなく、服の写真だったのを見てようやく気づきました。少年が俺と一緒にハワイに行ったのは最近始めたインスタのためでなく、ただただこれを買ってもらうためだったのだと。はい、おしまい。

 

 

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