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超アミュMeetingについて学生が語るVol.2

超アミュMeetingについて学生が語るVol.2

 一般社団法人全日本学生遊技連盟(以下:学遊連)が、パチンコ業界の就職のエキスパート、株式会社パック・エックスとタッグを組んで開催された「超アミュMeeting」。

2023年度は参加者総数117人中、98人が大満足の評価「5」をつける充実のイベントとなり、大阪、東京では30人を超える学生が集まり大盛況でした。

「超アミュMeeting」にかける想いと、2024年度の開催予定について、株式会社パック・エックス執行役員の中村祐希氏に、学生を代表して有村颯太がお話を伺いました。

         

 

有村 颯太(ありむら そうた)
出身 鹿児島県
最近の遊技   週7日パチンコ店に立ち寄る。実父と連れ立っていく。
学遊連に入った理由 週7パチンコ通いをしているという話が学遊連メンバーの耳に入り紹介されたのがきっかけ。
学遊連に入って良かったと思う事 学遊連に入り生活も変わり、人との出会いが嬉しくなりました。

  

有村:昨年の「超アミュMeeting」は、ほとんどの参加学生が大満足の評価「5」をつけ、東京では30人以上もの学生があつまり大盛況でした!

パック・エックス中村(以下、PX中村):人の数はさておき、学生の皆さんに満足頂いたのは、良かったと思います。
そこで興味を持ってホール企業の説明会を聞きに足を運んでくれたのかが気になる点ですけどね。

有村:広島や北海道では集客に苦戦しましたよね。どこの業界でも地方での採用は苦労があるのでしょうか? 

PX中村:そもそも企業目線になりますが、地方は学生数が少ないです。とはいえ、現在は売り手市場なので、人を欲しがっている企業は多いです。
そしてコロナ禍があり、今は合同企業説明会だけではなく、オンラインweb説明会ダイレクトリクルーティング、口コミサイトなど学生の皆さんがどこにいてもどこのエリアの話も聞けるという世界になりました。ですから、より地方の企業がそのエリアで学生と対面で出会う事を求めていて、だからこそ対面の価値があります。
ですが、反面このような市場であるからこそ、対面で集める事が難しいです。 

有村:学生が少ない地域のリクルートについては、採用側はどのような工夫をされているのですか? 

PX中村:母数が少ない地域なので、できる限りはその地域で開催したいですが、現実的に集めるのが難しいエリアもあります。
折衷案ではないですが副都心・政令指定都市で開催をして、その県だけではなく近隣エリアからしっかり人を集めていくという「人の動きの流れ」を作ってしまえば集められると思います。

有村:私も鹿児島の友人がいますが、福岡開催の場合、車を借りてみんなでまとめて行く案もありました。 
各地方の、政令指定都市を有効活用をして母数を増やすのですね? 

PX中村:今はそうですね。ただ、ゆくゆくは、全日本学生遊技連盟の認知がもっともっと広まっていった先には47都道府県で開催したいですね。

有村:地方の企業からすると、政令指定都市での開催はどう思われるのでしょうか? 

PX中村:今はそれがベターだと思います。とは言え、企業側も地場のエリア、地場の学生と出会いたいという想いはものすごくあると思いますよ。

 

有村:地方の企業と都市圏の企業ではリクルートに対しての温度差はありますか? 

PX中村:もちろん、企業数そのものが多いので、採用している求人数や企業数は都市圏が多くなります。
多いですが、各地場毎に採用活動をしっかりやっている、新卒採用や若手の採用から組織を作っていくという元気な企業は沢山あります。
熱量という観点であれば、数の多さで都市圏の方が高い事は事実です。
ただし、1社ずつの熱量であれば47都道府県それぞれの地域性や特色もあり、どこの企業も熱量は高いので比較のしようがありません。
ただ、東京や大阪に行ってしまう若者も多いことも事実ですね。 

有村:なるほど、私の友人も福岡に就職したいと言っている人も多く、鹿児島の地元に残りたいという友人は少ないです。 

PX中村:そうですよね。地元で働きたくないわけではない。けれど近い政令指定都市に憧れを感じるだとか、行きたい企業や行きたい業種職種がそこにしかなかったから地元から出たという方も多いと思います。
ですから地元の子が地元で働ける環境さえ作ってしまえれば、良い形ができるのではないかと思います。 

有村:その観点からすればパチンコ業界は良い環境だと感じています。 

PX中村:どのような観点からそう思いますか? 

有村:九州の法人が関東圏に、あるいは関東の法人が東北地方に進出するなど、色々な大手法人が様々なエリアに拠点を出して、且つマニュアルも整っているので、地元の人がちゃんと地元で働ける良い環境が作られていると思います。 

  
有村:それでは、パチンコに興味がない学生に、パチンコ業界の良いところを伝えていくためにはどうしていけばよいでしょうか?

PX中村:遊技は興味がなくても、一企業として見れば、何にも興味が持てないというわけではないと思います。
働くエリア、給料、人事担当者の熱量や人間性など、色々好きになれる要素も嫌いになれる要素もあるじゃないですか。流石にすべてに無関心という事は無いと思います。
何か一つでも気になる点があるのならば、志望動機だとか考えず、一旦自分の直感で聞きに来て欲しい。
その会社がなぜ好きなのか、なぜそこで働きたいと思うのかというのは、後から考えればいいのです。 

有村:なるほど、そのように考える上では「超アミュMeeting」は、パチンコ業界を知る一つのきっかけを作る素晴らしい企画ですね。 

PX中村:そうですね。どうしても企業の説明会となると、一方的なコミュニケーションになってしまい、その企業の本質の部分や、雑談のコミュニケーションも含めて、人間性や会社性がなかなか見えづらいです。

有村:その点、「超アミュMeeting」では、レゴブロックを使った疑似店舗運営を企業の方と一緒にできるので、企業の方と会話する時間がたくさんありますよね。

PX中村:そうなんです。パチンコというものを知らなくても、パチンコの店舗運営、パチンコのお店作りはこのようになっていたのだ、という事がわかり、自由自在なインスピレーションでお店を作ってもらいます。それを企業の方がアテンドしてくれます。「実はパチンコホールはこうこうこうだ」等の話を聞いて、まず「知らないことを知ってみる」と良いですね。

有村:ゲームをしながら店舗運営の裏話を聞けるのは面白いですね。

PX中村:その企業から「うちの店はこのようなところに気を使っている」、「こうゆうところにポイントを置いてお店作りをしていてね」、という話を聞いて企業や店舗の個性を知りながら、パチンコ業界や店舗ビジネス、マーケティングも理解していくことができます。そして人事の方と様々なコミュニケーションをはかっていき、人としての関係性を作っていくのです。

有村:とても面白い企画ですね。レゴブロックを使うという発想も面白いです。 
就活イベントでそのような試みをしている例は聞いたことが無いです。業界の事や店舗運営についての知識を得られるので、自分が働くイメージもつくし、この業界で働きたいという意欲を掻き立てられるかもしれないです。

PX中村:そうですね。最後に「うちはこのような企業です」、「うちはこのようなインターンシップをやっています」という案内がありますから、一気に就職活動が進むと思いますよ。
私たちもパチンコ業界に関わらず様々な企業の採用のお手伝いや学生の就活のアドバイザーをしていますので、当日、模擬面接の練習や、エントリーシートの添削もお願いされればします。

有村:手厚いサポートですね。しかも2025年卒、2026年卒の学生だけはなく、既卒やあるいは転職を考えている人もアルバイト採用や中途採用のチャンスがあるので、新卒採用に限らずどんな方でもドシドシ来て欲しいです!


PX中村:ところで、颯太君自身は鹿児島県出身で現在は熊本県在住ですね。颯太君自身、就活に関する悩みはありますか?

有村:学遊連に入る前だと「夢がない」という悩みがありました。僕と同じように周りの友人たちも、行きたい業界が絞れない、行きたい業界が決まらない、企業がわからないという声は耳にします。まずは業界を絞ることが大事だと思うのですが、自分にあった業界業種を見つける事が難しいです。

PX中村:なるほど、一つ上、二つ上の先輩は何で情報を得ているのですかね?

有村:大学の就職課や今時ならYouTubeやSNSで企業を知っていくという事が多いです。
情報そのものは多いのですが、その中でも自分に必要な情報を選択して取ることができない学生も多くて、気が付いたら就職のタイミングが迫っていたという事が多いと思います。

PX中村:情報がありすぎて、どれが正しいのかどれが正しくないのか、どう優先順位をつければよいのかわからないという事ですね。それで言うと今地方に住んでいる颯太君からすれば、どのようになれば就活しやすいですか?

有村:知るきっかけや学ぶきっかけを作ることが大事だと思います。自分はパチンコ業界に興味があるので、業界特化している「超アミュMeeting」は、そのきっかけになると思います。
福岡開催では、熊本から10人、鹿児島から10人は集めたいですね。そしてパチンコ業界を知って欲しい。
ただ、話は戻ってしまうのですが、熊本から東京に出てきた学生が、卒業後に就職で熊本に戻りたいと思わない友人が多いです。その人たちが、Uターンするメリットってあるのかな、と考えてしまいます。

PX中村:熊本に良い求人があれば熊本でも良いのではないですか?重要なのは自分がどのように働くかだと思います。


有村:地元で働くにしても、そもそもパチンコ業界にあまり良いイメージを持っていない友人を誘うのは迷いますね。

PX中村:そうですね。でもその友人たちは、マイナスでもプラスでもなく、無関心なんだと思います。多くの学生たちは、パチンコ業界ってどう思う?パチンコホールって好き?嫌い?と聞いておそらく「わからない」という人が多いと思います。
颯太くんの友達はどうですか?

有村: 本当です!わからないという意見は多いですね。

PX中村:私も新卒や学生と話す機会が多いのですが、パチンコ業界ってどう思う?どんな場所か知っている?という話をした時に、今でも言われるのが「煙がモクモクしていて、ガヤガヤうるさくて、怖い人たちが多くて・・・」という回答をされます。
もう何十年前の話をしているのだろうと思ってしまいますけど、やっぱりまだまだ知らない人たちの方が多いです。
知らない人たちの方が多いですし、遊技するユーザーとしての観点と働く=運営する側の観点、目線と言うものはやっぱり違います。
遊ぶ観点の目線で業界を見ていくと何か違うなと思うかもしれませんが、働くという観点、運営する、出迎える観点で業界を見たら、また違った見え方がするはずなので、それは是非教えて欲しいですね。 

有村:その考え方は響きますね。(自分は)遊技している側に目線がいってしまうので、自分から友達に話すときに店舗運営側からの視点を与えていけたらなと思います。そうすれば学遊連のリクルートイベントの集客にも繋がっていくと思います。 

PX中村:ですから、「PS:JAPAN」では遊技する観点を、「超アミュMeeting」、「超アミュオンライン」では働く側の観点を様々な観点から業界に興味を持つ人を増やしていきたいですね。

有村:今年は東京・大阪で超アミュジョブサミットという大掛かりなイベントを開催しつつ、北海道、名古屋、福岡で、引き続き超アミュMeetingを開催予定です。都市部、地方に関わらず、どちらも多くの学生に参加してもらいたいです。

PX中村:興味が無いくらいなら、業界研究として来て欲しいですね。
出迎える側としてはそのくらいの温度感ですので、パチンコは知らないし打ったことないよ、という方でも全然ウェルカムです。

有村:色々と新鮮なお話を伺えました。本日はありがとうございました。

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