超アミュMeetingレポート 7月27日
・学遊連が主催する就職イベントは2種類で、一つはオンラインで気軽に参加できる「超アミュオンライン」、もう一つは日本の各地域で開催されるリアルイベント「超アミュMeeting」です。
・「超アミュMeeting」では、企業説明会に加えて、学生と企業の方たちがよりカジュアルに交流できるように、ゲーム形式で経営のことが学べる「店舗経営シミュレーションゲーム」を取り入れています。
一般社団法人全日本学生遊技連盟が主催しているリアルイベント「超アミュMeeting」が、6月15日(土)の北海道札幌市を皮切りに、7月27日(土)に福岡県のビズプラム博多でも開催されました。
今回は福岡開催のレポートをお伝えします。
参加企業は
株式会社テンガイ、
株式会社プローバ、
株式会社チアエンタープライズ、
株式会社マルハン西日本カンパニー、
株式会社ユーコー
の5社。
協賛企業5社がそれぞれの社風やグループの紹介を行い、緊張気味の学生にアイスブレイクを交えながら説明をされました。
進行役のパック・エックス須永氏
続いて株式会社パック・エックス営業本部第三チームリーダーの須永 将大氏が、今回行われるゲームについて説明。学生と参加企業の担当者が、4チームに分かれて合同での店舗設営シミュレーションゲームに参加しました。
今回のゲームは、ブロックを利用した店舗レイアウトの作成シミュレーションゲームです。
店舗のマーケットに即した顧客「Z世代(若年層)」、「シニア」等、ジェネレーション別の店舗のレイアウトや機種選定、島配置や自動販売機、休憩スペース、飲食ブースからロッカー、通路の広さ、遊技機台数等、実店舗に見立てたブロックでのジオラマ店舗を作成しました。
完成後に各チームがそれぞれのコンセプトを発表し、なぜこの位置にこの設備をその台数設置したのか、立地に対する入口の向きや人の動く導線に対しての根拠等をプレゼン。
ルールに則り、限られた仮想店舗スペースでの遊技機設置台数や設備、導線の充実度などでの采配で点数をつけて競い合うという趣向を凝らしたゲームは非常に白熱しました。
「シニア」世代中心の店舗づくりというテーマの際には、「Z世代」を思い切って切り捨てる機種選定を行う店舗を目指し、「シニア」向けレイアウトに振り切るチームや、双方の客層を維持できるようなバランス型レイアウトを選ぶチームなどそれぞれの個性や特色が見られました。
参加企業の人事担当者は、「自社内の若手も参加することで、経営に対して自分で考える能力が増す」と、単なるゲームとしてではなく、教育ツールとしても使えそうとコメントをもらいました。
意外にも業界歴の長い各社人事担当者である「大人チーム」が思わぬ苦戦を強いられるなど、経験の豊富さ、業界歴の長さだけではなく、直感やユーザー目線での素直なインスピレーション等も活かされたたようです。
ゲーム終了後には各社のインターンシップの案内や、学生との忌憚ない座談会が開かれ、学生の疑問への回答や趣味の話、将来の話等、ざっくばらんな懇談に花が咲きました。
参加学生も、「初めての体験でしたが、とても楽しかったです」と笑顔で答えてくれました。