学生インタビューVol.8「PS:JAPAN」について学生が語る 中村 ターリック

学生インタビューVol.8「PS:JAPAN」について学生が語る 中村 ターリック

PS:JAPAN2024を終えて

昨年、一般社団法人「全日本学生遊技連盟(以下:学遊連)」主催で開催された学生向けパチンコ・パチスロ大会「PS:JAPAN2023」。

2回目となる「PS:JAPAN2024」も懸念された台風の影響も回避して無事に沖縄県で決勝大会が開催されました。

今回の大会について、学遊連で広報担当、大会では学生統括をした中村ターリックくんに感想をインタビューしました。

中村 ターリック
一般社団法人全日本学生遊技連盟 広報・学生統括

 

事務局:開催直前に台風接近など、色々とありましたが、今年も無事に「PS:JAPAN」が開催されました。決勝大会を終えた率直な感想をお願いします。

中村:まずは無事に開催できて良かったです。1年かけて準備してきて、台風で潰されたらたまったものじゃないです(笑)何より、協賛企業の方々、日程調整してくれた参加学生の皆さんにはとにかく感謝しています。 

事務局:昨年に引き続きレジスタンスがスペシャルサポーターに就任し、他にも応援サポーターがたくさんPS:JAPANを盛り上げてくださいましたが、エントリー期間中苦労したことはありますか?

中村:どうすれば、ぱちんこを打った事のないノンユーザーに触れてもらうか、楽しんでもらえるかについて、一年かけて考えていました。みんなそれぞれの得意な方法で担当を振り分けて参加の呼びかけおこないましたが、その管理が本当に大変でしたね。

事務局:地方予選にも学遊連の学生がそれぞれ足を運んだと思います。昨年の雰囲気と違うところはあったのでしょうか。 

中村:昨年は選手として参加しましたが、今年は運営側として参加しました。思ったよりライトな参加者が多く、レジスタンスさんの動画を見て参加した女性もいて、「打った事が無いのでお勧めの台はありますか?」と質問してくる人もいました。ちゃんと来て欲しい層にメッセージが届いているんだって実感できました。そこから趣味としてハマってくれる人がどれくらいいるかに期待したいです。

事務局:沖縄決勝大会に集まった22チームの雰囲気はどうでしたか? 

中村:予選とは打って変わって、かなりガチ勢が集結したと感じています。初心者や未経験者に声をかけていても、決勝進出するのがガチ勢のみしか残れないって事は課題だと感じています。そこで、予選のシステム等の問題点の洗い出しなどもしています。今後どのように問題点を改善するか検討している段階です。 

事務局:優勝した沖縄チームが、「本土から来た熱量の高いチームに負けられないと思った」とインタビューで言っていました。参加チーム毎の地域差や印象に残ったチームはありますか?

中村:印象に残ったのは2チームで、個人的に印象深く感じたのは沖縄のチームです。地元愛とメンバーの仲の良さが圧倒的でした。また、地元が開催地なので絶対に負けないという意気込みも強く感じられました。もう1チームは、全国にいる友達を集めたチームです。彼らに初めて会ったのが東京の予選会場で、その翌日には彼らは東北に行っていたそうです。さらにその翌日に兵庫で再会したのですが、この大会の為に全国を回っていたようです。話を聞いたら新潟、福島、宮城、東京、静岡、兵庫にまで行ったそうです。複数日参加すれば決勝に進める確率があがるので、大会に向けた強い意欲を感じました、逆に言えば、1回、2回試しにトライしてみようというライト層と、彼らのような複数回参加する知識のある層との差が出てしまう懸念もありますが、熱量はスゴイと思いました。

 

事務局:以前のインタビューで、ノンユーザーの人もパチンコ・パチスロを楽しんで欲しいという気持ちが強かったと思います。昨年は14%がノンユーザー、女性 昨年2.1%で今回は15.27がノンユーザー、女性 昨年2.49%という結果も出ていますが、その結果についてはいかがでしたか?

中村:1年かけて、ノンユーザーを増やそうと努力してきたことに比べると、増加率があまり高くなかったことは、僕はマイナスに感じています。自分たちが苦労して、様々な工夫をした結果としては悔しいです。また母数も減少している事も喜べません。サポーターの皆さんはぱちんこユーザーよりの告知になると思いますが、僕らはノンユーザー向けなので、ノンユーザーの参加者が増えたら僕らの実績になる!と、学遊連のみんなと話していたのですが、結果が伴わなかったので、反省点が大きすぎるなと感じています。

事務局:エントリーに対する実参加者はかなり増えて良い結果だと思いますが?

中村:結果の数字についてはその通りだと思います。参加率を見ると昨年を上回ったので、これは自分たちで足を運び知り合いになって、連絡を取り合った人たちの数字が伸びた結果だと思います。 

事務局:来年以降の学遊連の活動構想について教えて下さい。 

中村:決勝大会を見た方ならわかると思いますが、参加学生の満足度は非常に高かったと思います。ミニゲームへのチャレンジや他のチーム同士「今度一緒にホールへ行こう」という新しいコミュニティが生まれ、協賛企業の方との交流など普段見られない光景が新鮮でした。 

事務局:学遊連の学生が考えた交流やゲームなどのイベントが盛り上がっていましたね。

中村:そうです。僕らの考えたイベントで楽しんでくれていた事が魅力的に感じたので、それを今度は予選に活用できないかと思っています。今はそれを実践する策をブレストしている段階で、達成できれば予選の満足度も跳ね上がり、満足度が拡散されれば翌年、さらに翌年と拡がると考えています。 

事務局:それをどう拡めていきましょう?

中村:ぱちんこ業界はXとYouTubeの横動画は昔から強いですが、今、ぱちんこをやっていない人はTikTokやYouTubeショートが主流です。僕らはTikTok100万再生の動画を創れていて、YouTubeショート、Instagramショートも10数万再生回っているので、そこをきっかけに学遊連を知って貰えたら、ぱちんこを打たない人たちに知って貰う企画を創れます。それにより、協賛企業様にも恩返しができますし、ぱちんこユーザーの裾野を広げる事ができると思っています。

事務局:今後はSNSをフル活用して、決勝大会のような盛り上がりを各地域でもやっていかれるわけですね。次回に向けて準備が山積していると思いますが、引き続き頑張って下さい。 

中村:はい、頑張ります!ありがとうございます。

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