
超アミュMeetingレポート:名古屋 2月22日(土)
今回は、全国各地で開催されるリアルイベントの「超アミュMeeting」にフォーカス。
企業説明会に加え、学生と企業担当者がよりカジュアルな雰囲気で交流できる「店舗経営シミュレーションゲーム」を取り入れている点が特徴です。
ゲームを通してパチンコ店の経営について楽しく学びながら、企業担当者と直接話せる機会も設けています。
2月22日(土)に愛知県で開催された「超アミュMeeting」の模様です。
参加企業は
アンダーツリー株式会社
株式会社キング観光
株式会社セントラル
株式会社ニラク
株式会社真城ホールディングス
(50音順)
の5社にご参加いただきました。
イベントは、学遊連協賛企業の濱田 泰輔氏の進行によりスタート。その後、各企業のプレゼンでは、初任給や福利厚生、月間および年間休日数や残業など待遇面について説明。企業によっては初任給30万円、1万円台で社宅に居住可能なこと、年間通しての昇格のチャンスや、昇格時には自動車や時計などのプレゼントが贈呈されること、奨学金返済支援、新入社員ライフのスタート支援制度など、それぞれ多彩で魅力的なサポート体制を説明。参加者も非常に魅力的な内容に聞き入っていました。
今回も店舗経営シミュレーションゲームを行うために濱田氏からルール説明が行われ、説明後に参加企業を中心に5チームに分かれ、自己紹介とチーム名を決めました。店舗作りの目的は「若者のシェアを獲得する」お店です。
若年層を呼び込むための機種選定、島配置をはじめ、自動販売機や休憩スペース、飲食ブースの設置の有無、ロッカー配置、遊技機台数など、実店舗に見立てた店舗レイアウトを模型で作成します。採点はメインターゲットのニーズに合致した機種の導入数や遊技機の総数、自動販売機や喫煙所、飲食スペースなどのアメニティ設備、客滞率を高める施設などの設置状況を確認して加点方式で行います。
店舗設計リストに導入機種数を記入、完成後には各チームが作成した模型店舗のコンセプトを発表し、それぞれの設備の導入や台数、施設に関するエビデンスについてプレゼンテーションをしました。
最高得点を獲得したのは、絶対数である機種の多さ、若年層向けの機種構成、また飲食スペースなどの設備を詰め込んだEast Beefチームが300点を獲得しTOPになりました。
各チームの結果は以下の通りです。
East Beef 300点
激熱222 273点
クリーピーパーラー 208点
パーラーぽけぽけ 214点
ハンドレットワン 267点
濱田氏によると採点は独自の計算式を使用していますが、ポイントは相対的な設置台数の多さとターゲット機種の設置数。そして設備と施設のバランスの良い導入になります。
他にも駅前繁華街の立地という想定の下、飲食スペースをあえて作らず、代わりにロッカーを多数配置したチーム、島内にスタッフまで配置したチームなど、個性が光るユニークな発想も見受けられました。限られた店舗スペースで、どのようにしてターゲット層への訴求力を高められるか考えを巡らせ、試行錯誤を繰り返しながら、各々がこの世界で1つしかない店舗を完成させました。また、今回はパチンコ店で現役のアルバイトをしている参加者もおり、彼らの熱意もプレゼンで伝わってきました。
参加学生は
「ゲームでも自分の好きな店を創れるのは楽しかったです」
「新鮮な体験をさせてもらい勉強になりました」
との声を聞くことができました。
参加企業の人事担当者は、
「過去にも積極的に参加しています。人材確保には思うようにいかない面もありますが、今後も積極的に参加予定です」とコメントをいただきました。その後、各企業が制限時間内で座談会を行い、参加者からの質疑応答や、参加者へ就活に関しての考えのヒアリングをフランクな雰囲気で行いました。
今回も、店舗経営シミュレーションに対する熱いこだわりが随所に見られ、会場は笑顔に包まれていました。