【業界NEWS】遊専協が「遊技機ゴト対策セミナー」
遊技機の入れ替え業者が加盟する遊専協(高橋和裕理事長)は2月25日、東京都台東区の「パズル浅草橋」でゴト対策セミナーを開催。
ゴト対策事業を展開する光球遊セキュリティ事業部の古山直人次長が講義した。古山次長は、「過払いゴト」の手口を紹介。「過払いゴト」は、通信ハーネスなどを不正品と交換、遊技中に特殊な手順を踏むことにより、1回の払い出し枚数を強制的に増加させるもの。「パチスロ北斗の拳 修羅の国篇」などで被害が確認されている。
主基板とサブ基盤をつなぐ中継フラットハーネスの交換は、カシメなどで固定されていないため、10秒ほどで交換可能。また、小型のボタン電池を主基板のロムチェッカーにある穴に差し込むことによって微弱電流を発生させ、規定枚数より、多く払い出しがあっても、ホールコンに反映させないようにしているという。
古川次長は、入れ替え作業の際には、台鍵を預かるため、疑いを持たれないような工夫が必要だと指摘。「作業に入る前に、持ち込む道具一覧を写真にとり、ホールさまに提出することや、来たときと帰るときの状態が同じかなどのセルフチェックが大切」とアドバイスした。
出典)プレイグラフ