【業界NEWS】日電協、新理事長にオリンピアの兼次民喜氏
日電協は6月14日、東京都千代田区の「パレスホテル東京」で第39回通常総会を開催。
冒頭、佐野理事長は「改正規則がこんなに厳しいとは思わなかった。このままでは、まったく商売にならない絶望的な状況で、兼次筆頭副理事長らの努力(内規の緩和など)により、なんとか業界に希望を与えている」と述べた。
任期満了に伴う役員改選が行われ、佐野理事長(山佐社長)が勇退し、相談役に。
新理事長には、オリンピアの兼次民喜筆頭副理事長が就任した。
また、小林友也副理事長(北電子社長)が筆頭副理事長に。
片田富穂副理事長(パイオニア副社長)が留任し、新たに岩堀和男氏(サミー取締役)が副理事長に選ばれた。
兼次新理事長は「まずは、低迷しているパチスロの適合率を向上させ、一日でも早く、多くの機械を提供しなければならない」と抱負を語った。
総会後の記者会見では、メダルレス遊技機の進捗について、「今年中には、各メーカーが開発に着手できる環境を整えたい」(岩堀副理事長)とした。
なお、2018年度の証紙発給枚数は33万6305枚(前年比18%減)。
懇親会では、警察庁保安課の山部浩二専門官が山田好孝課長のあいさつを代読し、依存対策への協力を呼び掛けた。
出典)プレイグラフ