【業界ニュース】中国遊商、山口県の電話詐欺防止に協力
中国遊商(松原陽輔理事長)は8月30日、山口県内の高齢者を狙った、うそ電話詐欺の被害防止を目的に、通話内容を録音する「簡易型自動録音機」700個を山口県防犯連合会に贈呈。
山口市の県警本部で開催した防犯会議の席上で、松原理事長が県防連の清木博専務理事に目録を手渡した。
松原理事長は「お年寄りを狙う電話詐欺は許せるものではない。少しでもお役に立ててもらいたい」と語り、清木専務理事は「大変ありがたい。有効活用させていただく」と謝辞を述べた。
自動録音機は、電話がかかると相手側に警告音声が流れ、最大5分間録音する仕組みで、今後、県内の700世帯に配られる予定。
なお、山口県警生活安全企画課によると、7月末時点での同県のうそ電話詐欺の被害件数は31件(前年同期比48件減)、被害額は約1億3854万円(同8982万円減)とされる。
出典)プレイグラフ