【業界ニュース】都内のホール関係者22人が応急救護を習得
都遊協(阿部恭久理事長)は10月11日、東京都新宿区の「遊技会館」で第6回普通救命講習を開催。
安心して遊べるホールづくりの一環として毎年、同時期に実施するもので、都内のホール関係者22人が参加。
東京防災救急協会から2人、牛込消防署から4人の担当官を招き、「心肺蘇生」「AEDの使用方法」「窒息の手当て」「止血の方法」の4項目に関して、約3時間にわたり、レクチャーと実技指導を受けた。
教則DVDの解説など、進行役を務めた東京防災救急協会の飯野美香指導員は、「都内の救急車は、通報から到着まで約7~8分。一方、要救護者の死亡率は心臓停止から約3分で50%に達することを考えると、生死は応急処置にかかっている」と強調。
参加した40代の女性スタッフは、「心臓マッサージも人工呼吸も想像以上に体力を使うので驚いた。1回ですべて身につくとは思わないが、不測の事態に直面してもパニックならない自信は付いたかも」と感想を述べた。
なお、講習を終えた参加者には東京消防庁消防総監名で「救命技能認定証」が発行される。
出典)プレイグラフ