【業界ニュース】アミュゼクス、パチンコ関連機器市場規模を解説
アミュゼクスアライアンスは10月16日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。
同社の田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊主任研究員、PSプランニングの渥美公一社長が講演した。
矢野経済研究所が2019年4月~8月にかけて調査したデータをもとに、高橋主任研究員が2018年度のパチンコ関連機器市場を解説。
市場規模は7660億円(メーカー売上ベース)となり、前年度比で89・3%、914億円のマイナス。
パチンコ機、周辺機器は微減だったものの、パチスロ機は売上が1684億円と、前年度比69・2%の大幅減となった。
「昨年のパチスロ機で、最も売れた機種でも売上台数は約3・5万台。今後も大幅上昇は考えづらく、ホールは多機種少数台の構成となる」と推測した。
渥美社長は山形県に本部を置き、10店舗を展開するアイランドグループ内で台数が最も多い、茨城県筑西市の「アイランド筑西店」(720台)を紹介。
「萌えに特化した『アイランド秋葉原店』(581台)が有名だが、『筑西店』は王道的な機種構成。店内に新台入替後の配置図をあらかじめ設置するなど、工夫が凝らされている。稼働率も良く、地域の特長をしっかり見極めている。秋葉原店とあわせ、また視察したいホール」と報告した。
出典)プレイグラフ