【業界ニュース】都遊協研修会、警視庁が広告宣伝で苦言
都遊協(阿部恭久理事長)は10月16日、東京都中野区の「中野サンプラザホール」で「2019年度遊技場経営者研修会」を開催。
阿部理事長はあいさつで依存対策の現状に触れ、「現在、業界に求められる対策の多くは対処療法で、"依存症"という病気の完治にはつながりにくい」と指摘。
「根本的な解決には、『依存と依存症の違い』など、科学的な分析に基づき、実態を明らかにすることが必要」と強調した。
講話では、警視庁風俗営業係の高橋正樹係長が、射幸心をそそるおそれのある広告宣伝について言及。
「LINE、TwitterなどのSNSを利用し、短時間の削除設定した上での隠語を用いた宣伝や、従業員が耳うちでイベント開催を伝えるなど、悪質巧妙な事例が散見される」と具体的な例を挙げ、「ネット上の宣伝も注視し、違法性が見受けられれば厳しく対処する」と明言した。
出典)プレイグラフ