パチスロのやり方・初心者おすすめの遊び方【軍資金・台選び】
パチスロのやり方・遊び方講座〜はじめてでも安心〜
いらっしゃいませ~。
ここに辿り着いてくれた、「パチスロに興味があるけどやり方がわからないから調べたい」というあなた!
ご安心ください。
ここはパチスロの遊び方から初心者におすすめの機種。ホール(パチンコ店)でのルールやマナーまで徹底的にレクチャーさせていただくページになっています。
日本独自に進化を遂げた、世界に誇る大衆娯楽パチスロ。
しかし、中には「めちゃくちゃ負けた」という話を聞いたこともあったりして、「ちょっと怖いな」なんてイメージを持っている人もいるかもしれません。
いやいや、パチスロを理解して上手に付き合えば、これ以上の娯楽は他にないと言っても過言ではないんです! 大負けしたというのも、裏を返せばそれだけ魅力のある遊びだということですからね。
なぜパチスロは、こんなに多くの人の心を掴んで離さないのか…? その秘密も含め、魅力満載のパチスロワールドへ、一緒に飛び込みましょう!
ホールへ行ってみよう
・入店
パチンコの打ち方同様、受付はありません。お店に許可をとる必要はないので空いている台に座ってパチスロを打っていきましょう。必要なものは遊技に必要な現金のみ。あと店内は結構騒がしいので、騒音が気になる人は耳栓を用意しておくと良いです。
・レートを選ぶ
パチスロを打つためのメダルは、お店から「借りる」という扱い。レートとはメダル1枚あたりの貸し出し料金を指します。
スタンダードな20円パチスロ=1枚20円で貸し出し(1000円で50枚)。
20円より1枚の貸し出しが安い【低貸し】もあり、中でもメジャーなのは5円パチスロ=1枚5円で貸し出し(1000円で200枚)。
その他、10円や2円などお店によってさまざまなレートが存在します。
※現在ではほとんどのお店で消費税込みの貸し玉制度が取り入れているため、上記より貸し出される枚数が少ない。20円パチスロだと貸し出される枚数は概ね1000円で46枚程度になっている
慣れるまでは、少ない投資額で遊べる低貸しパチスロがおすすめ!
【パチスロのゴール】 |
パチスロのゴールは遊技によって得たメダルをお店に返し、獲得した出玉分の景品に“交換”すること。
交換するとお店ごとに決められた交換率によって得られる景品量が決まります。1000円で借りられる枚数(20円パチスロなら46枚程度)を交換した場合、「タバコ1箱と缶コーヒー1本」程度の価値にしかならないお店もあれば、レートとほぼ同じ1枚20円程度の価値になるお店もあります。
そう聞くと前者がケチなお店に思えてきますが、低い交換率のお店は【高設定】を多く使っているなど、ユーザーに有利な状況で営業している傾向にあります。
なお交換率については、なぜかホールが大っぴらに公表したり、スタッフさんに聞いても教えてくれない情報になっているため、ネットで調べたり実際に交換した景品から割り出したりする必要があります。
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【高設定とは?】 |
パチスロにはBONUS(パチンコでいう大当り)などの当選確率を決める最大6段階の【設定】という機能が搭載されています。
設定が高いほどBONUS当選確率などが上がるため、遊技するために投入したメダルの枚数より、払い出されるメダルの枚数が多くなりやすい=勝ちやすいことになります。
設定は開店前にあらかじめ台ごとに決められ、営業中は変更することができず、設定の告知や公開がないため、設定がいくつなのかユーザーにはわかりません。
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・台を決める
パチスロには様々な機種があり、人気の機種はホール内に数台~数十台まとめて並べられています。その中から入門編にちょうどいいのがこちら。
おすすめの理由は…
・リール左下の【GOGO!ランプ】が光れば大当り! シンプルでわかりやすいゲーム性が人気の『ジャグラー』シリーズ。
・BONUSのみで出玉を増やす【ノーマルタイプ】と呼ばれるジャンル。
・『ジャグラー』シリーズは様々な機種があるが、ゲーム性はほぼ同じ。設置店舗数、設置台数ともに多い機種なので基本的にどこのホールにも置いてある。
・覚えておきたい各部名称
①メダル投入口
遊技するために必要なメダルを入れるところ。3枚BETした状態から最大で50枚入れることができ、クレジットとして表示される(台に貯留することができる)。
②MAX BET
クレジット内にメダルがある場合、1ゲームに必要なメダル3枚をワンプッシュでBET(投入)できるボタン。
③レバー
リールを回すためのレバー。ここを叩いた瞬間にBONUS・小役・ハズレなど【役】の抽選が行われる。
④リール
7図柄や小役図柄が描かれている。リールの図柄が左・中・右に3つ揃うことでメダルの払い出しが得られる。
⑤ストップボタン
リールを止めるためのボタン。左・中・右がそれぞれのリールに対応している。
⑥告知ランプ
BONUSに当選したことを教えてくれるランプ。
⑦1BETボタン
MAX BET(3枚)ではなくメダルを1枚ずつBET(投入)するボタン。BONUS図柄を揃える時に1枚BETしてリールを回すことで、無駄なメダルを使わないようにできる。
※通常時に1枚~2枚しかメダルをBETせず遊技すると【役】の当選確率が著しく下がるため、BONUSに当選するまでは3枚BET遊技が必須。BONUSに当選するとBONUSの抽選を受ける必要がなくなるので、1枚BETでBONUS図柄を狙う(3枚BETでは2枚メダルを損する)。
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⑧PAY OUTボタン
クレジットに貯留しているメダルを引き出すボタン。遊技をヤメる時に使用する。
⑨下皿
BONUSや小役によってメダルを獲得した時、クレジットがいっぱいになるとメダルが払い出されるスペース。
パチスロのやり方・遊び方
・台を確保する
打ちたい台を決めたら、打ち始める前に空台(あきだい)かどうかを確認しましょう。下皿に少量でもメダルがあったり、ペットボトルやタバコなどがあれば誰かがキープしている台です。そういった台に座ってしまうとトラブルの元になるので注意。何も置かれていないことを確認してから座りましょう。
・メダルを借りるために現金をサンドに投入
だいたい台の右側にお金を入れるところがあります。現在ではほとんどのお店で4金種対応サンド(1000円札~10000円札までOK)が導入されていますが、小銭は使えません。
ポイント:サンドに入れた現金の残金がある場合、返却ボタンを押せばプリペイドカードになって取り出せる。席を立つ時や遊技をヤメる際に取り忘れないように注意!
・貸出ボタンを押してメダルを借りる
サンドに現金を入れ貸ボタンを1回押すと、1000円分(5円パチスロの場合500円分のお店もある)のメダルが下皿にジャラジャラ~と貸し出されます。
・メダル投入口にメダルを入れる
1ゲームにつき3枚のメダルが必要。3枚以上入れるとクレジットに貯めておけるので、次ゲーム以降はクレジットにメダルがある限りMAX BETボタンを押せばOK。
・メダルを3枚入れたらレバーを叩く
レバーを叩くとリールが回りだします。BONUS・小役・ハズレなど【役】の抽選はこのレバーを叩いた瞬間に行われます。
・抽選の仕組み
パチスロの抽選は【完全確率】になっています。完全確率とは、毎ゲーム同じ確率で行われる抽選の事。そのため、例えば【BONUS確率が1/100の台で100回抽選を受ければ必ず当たる】というわけではありません。
抽選開始
↓
ハズレ…
玉を箱に戻す
抽選は大当りの玉が入った箱から1個引き、1ゲームごとに戻すようなイメージ。この仕組みのため【役】の当選確率は常に一定。
・ストップボタンを押してリールを止める
基本的には左→中→右の順番でリールを止めます。図柄が停止した形(出目)によってメダルの払い出しがあります。
例えば…
ブドウが揃ったら7枚の払い出し
サイが揃ったらリプレイ(メダルを使わずもう1ゲーム抽選を受けられる)などなど
・重複当選
小役に当選したと思いきや、同時にBONUSにも当選しているのが重複当選。『ジャグラー』シリーズの場合、左リールにチェリーが停止した時に中リールでチェリーがテンパイしなければ重複当選確定のチェリーとなります。
通常は中リールでチェリーがテンパイするとただの小役
中リールでチェリーがテンパイしなければBONUS同時当選確定の偉いチェリー!
・BONUS当選
リーチ目や演出、告知ランプでBONUS当選を告知!
リーチ目出現
【リーチ目とは?】 |
パチスロのリールは内部で当選した役により、出目(リールの停止する形)が決まります。そのため適当にリールを止めても内部的に小役が成立していれば【スベリ】を伴い当選した役が揃い、逆に内部的に当選していなければ揃えたい役を狙っても図柄は揃わないという仕組みになっています。
リーチ目とは、内部的にBONUSに当選している時でなければ停止しない出目のことを指し、この出目によってBONUS当選を察知することができるようになっています。
一例 BONUS図柄一直線
ピエロ・BONUS図柄・ピエロ一直線
リーチ目は機種サイトや、ホールに置いてある小冊子などで確認できます。
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【告知ランプ点灯】 |
初心者には察知が難しいパチスロのBONUS。『ジャグラー』シリーズは、BONUSに当選した時に必ずGOGO!ランプが点灯するためBONUS当選を見逃すことがなく、安心して遊技できます。
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・BONUSに当選したら【目押し】をしてBONUS図柄を揃える
パチスロは自力でBONUS図柄を揃える必要あり。揃えたい図柄を狙って揃えるのがパチスロの醍醐味です。
・目押しのコツ
目押しの入門編として最低でもBONUS図柄は狙えるようになっておきたいところ。
ポイント1:BONUS図柄は他の図柄に比べて横幅が大きい・図柄自体が光っていて見やすいなど、比較的狙いやすくなっている。
ポイント2:パチスロのリールは成立している役を枠内に引き込む【スベリ】という機能がある(最大4図柄分、これを4コマという)。そのため、止めたい図柄をちょっと早めに狙う(ストップボタンを押す)くらいで問題はありません。
・ボーナス開始~終了まで
見事目押しに成功し、BONUS図柄を揃えたらBONUSを消化しましょう。基本的にはフリー打ち(目押しをしない)でOKです。BONUSは、決まった枚数(BIGなら約325枚、REG なら約104枚程度)に到達するまでメダルの払い出しが続きます。
毎ゲーム小役が揃いまくってメダルがジャンジャン出てきます。
・獲得したメダルで次のBONUSを目指す
BONUS後は獲得したメダルを使ってさらなるBONUSを目指しましょう。BONUS終了後、早い回転数で再度BONUSを引き当てることができれば出玉は一気に増加していきます。
【ポイント】出玉を獲得した後は、出玉が無くなるまで現金では打たない。
・下皿のメダルをドル箱or各台計数機に移す
BONUSを順調に引いていくと、下皿がメダルでいっぱいに。そうなったら、台の上に用意されているドル箱にメダルを移しましょう。
サンドに各台計数機が付いているホールなら、メダルは計数機へ入れていきましょう。
・休憩を取る
遊技の途中で席を立ちたい時は、リールが回っていない状態にしましょう。トイレや自販機で飲み物を買う程度の離席ならスタッフに断る必要はありませんが、食事などある程度の時間席から離れる時は、スタッフを呼んで休憩することを伝える必要があります。
台に休憩札を刺してくれるので、遊技中の台が誰かに取られることはありません。ただし休憩は30~40分のリミットがあるため、時間内に速やかに用事を済ませ、台に戻るルールになっています。
注意:貴重品や、サンドに残ったプリペイドカード(サンドに入れた現金の残金)は取り出して持ち歩く!
パチスロを終わる時のやり方は?(遊技終了~景品に交換)
・遊技をヤメる
遊技をヤメたい時は、
1:リールを止めて告知ランプが点灯しない(BONUSに当選していない)ことを確認
2:下皿のメダルを全てドル箱or各台計数機に移す
3:出玉を入れたドル箱が1箱程度なら自分でジェットカウンターまで持っていく。2箱以上ある場合は、台の上にあるデータランプに付いている呼び出しボタンでスタッフを呼び、ドル箱をジェットカウンターに運んでもらおう。各台計数機の場合は、出玉が計測されたカードを取り出して景品カウンターへ。
注意:サンドに入れた現金が残っていたら、返却ボタンを押してプリペイドカード(残金)を抜く!
カードに残った残高は清算機で精算しましょう
・出玉を流してもらう
獲得したメダルをジェットカウンターに流して計測。枚数が印字されたレシートを受け取る。
各台計数機の場合は上記の流れは必要なし。取り出したカードがレシートと同じ役割になる。
・カウンターで景品に交換する
景品には交換するために必要な枚数が書かれているので、出玉分で交換できるだけ好きな景品と交換して終了です。お疲れ様でした!
パチスロの軍資金・はじめてはいくら?
・パチスロで遊ぶためにはいくら必要?
目安としてですが、5円パチスロで1,000円分のメダル(200枚程度)を借りると、120回転前後回せる(BONUSの抽選を受けられる)くらいのイメージです。
BONUSの合算確率(BIG & REGを合わせた当選確率)が約1/176.2~1/134.3のアイムジャグラーEX‐AEなら、2,000円分のメダルでBONUS合算確率1回分以上の抽選を受けられることになります。
アイムジャグラーEX‐AEでBONUSに当選するとBIGなら約325枚、REG なら約104枚程度のメダルを獲得でき、さらに獲得したメダルで遊技を続け、次々BONUSを引き当てることができれば、メダルがある限り現金を投資することなく遊技することができます。
タイプごとのゲーム性
・タイプ
『ジャグラー』シリーズのようにノーマルタイプだけではなく、パチスロには複数のタイプがある。
ノーマルタイプ |
ボーナスのみで出玉を増やす。
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AT機・ART機 |
小役の押し順をナビする機能が搭載されたタイプ。AT(アシストタイム)・ART(アシストリプレイタイム)により、ノーマルタイプではありえない速度で大量の出玉を吐き出すことが可能になっているが、AT・ARTには当選しにくく投資が嵩みやすい。パチスロのタイプの中ではハイリスクハイリターンの部類に入る。
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RT機 |
リプレイ確率が大幅に上がるRT(リプレイタイム)を搭載。RT中はメダルをあまり減らさず遊技することが可能で、RTとBONUSのループにより、まとまった出玉が作りやすくなっている。
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・ノーマルタイプの代表機種
リール上部、両サイドにあるハイビスカスが光ってBONUS当選を告知。『ジャグラー』シリーズ同様、BONUS当選を100%教えてくれる【完全告知】なので初心者でも安心だ。また、『ハナハナ』シリーズは、使用するメダルが通常より大きい【沖スロ】というタイプの機種でもある。
・ATタイプの代表機種
「ゼロからっしゅ」というATを搭載。1度ATに突入すると、期待獲得枚数は約1300枚(設定1)になっている上、1ゲームあたりの純増枚数が約8.0枚と高く、あっという間に大量のメダルを獲得できることもあり大ブームを巻き起こした。
大ヒットアニメをモチーフにした、『SLOTまどマギ』シリーズ最新作。AT「マギカラッシュ」は、当選時に獲得枚数が決まり、その枚数を得るまでATが続く仕様。演出では本機のためだけに書下ろされた映像もあり、原作ファンも必見。
・ART機の代表機種
2種類のARTを搭載。その1つ「DJ ZONE」は、BIG中のビタ押し成功でゲーム数を増やすことができる。ARTのゲーム数が増えると獲得できるメダルも増えるため、目押しの精度が高い(パチスロが上手い)ユーザーを中心に圧倒的な人気を誇っている。
・RT機の代表機種
BONUS後(BIG:20ゲーム・REG:10ゲーム)に必ずRTに突入。RT中に特殊リプレイ成立で50ゲームのRTに突入する2段階RTを搭載。BIGの獲得枚数も407枚と多く、BONUSとRTがループすればAT・ART機並みの出玉を吐き出すことも!?
パチスロ初心者向けスペックの見方
・スペックの見方解説
BIG |
BIG BONUSの当選確率
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REG |
REG BONUSの当選確率
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ボーナス合算 |
BIG・REGを合わせた当選確率
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機械割 |
遊技する上で投入したメダルに対して払い出されるメダルの割合を表したもの。100%でプラスマイナスゼロとなり、高設定ほどメダルがたくさん獲得できる仕組みになっている。
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パチスロ初心者向け高設定の探し方
・高設定の探し方
機種ごとのスペックは機種サイトなどで調べることができる。既に回されている(誰かが打っていた)台のデータランプをチェックして、現状のBONUS当選確率を確認していき、高設定域の数字に近い台を選ぼう。
この場合、BIGがB.B、REGがR.B、合算確率が合成確率と表示されている。データ表示器を見ていけば「合算が1/131だから高設定?」と予想することができる。
その他、高設定ほど特定の小役の出現率が高くなっている機種や、高設定でしか出現しない演出が搭載された機種があるなど、パチスロには設定を推測する要素がたくさんあり、そういった知識を駆使して上手く立ち回ることもできます。
設定により出現率に差が付けれられている役もあり、設定を見抜くため小役カウンターなどで該当の役の出現数を数えるのも有効な手段です。
初めて目押しに成功した時や、高設定台に座り大量のメダルを獲得した時の喜びはたまらないものがあります。
打てばきっとハマるはず。日本独自の進化を遂げたパチスロを、ぜひ楽しんでくださいね!