【業界ニュース】レジャー白書2020、参加人口が60万人減少
日本生産性本部(前田和敬理事長)は8月24日、東京都千代田区の「ビジョンセンター永田町」で「レジャー白書2020」記者発表会を開催。
長田亮プロジェクトマネージャーと桜美林大学の山口有次教授が同白書の概要を解説した。
2020年のパチンコ市場は前年比7000億円減の20兆円。
参加人口(ホールに年1回以上行ったと回答した人の数)は、同60万人減の890万人。
ホールに行った人の年間平均回数は28.5回から31.7回、年間平均費用は8万1800円から10万3400円に増加。
参加希望率(パチンコ・パチスロを将来やってみたい、または今後も続けたいとする人の数)は、0.5%プラスの6.3%となった。
なお、余暇市場全体の規模は、前年の71兆9140億円から、前年比0.6%増の72兆2940億円。
山口教授はコロナ禍を踏まえた2020年の市場予測について、「4~6月は、多くの市場で9割以上減。7月以降も影響が出ていることを考えると、前年の20~30%になる市場も出てくる。(家庭用ゲーム機や有料動画サイトなど)伸びている市場をプラスしても、かなり厳しい状況」との見解を示した。
出典)プレイグラフ