【業界ニュース】都遊協、規約抵触ホールの会員資格を60日間停止に
都遊協(阿部恭久理事長)は11月26日、東京都新宿区の「遊技会館」で理事会を開催。
設置期限を過ぎた高射幸性回胴式遊技機を撤去しない組合員ホール(1件)に対する組合員資格停止について協議。
1時間に及ぶ審議の結果、当該ホールの組合員資格を60日間(規約が定める停止期間の限度は180日)停止することを、挙手による全会一致で可決した。
効力発生時期は、対象ホールへの資格停止処分書の発行日から。
そのほか、例年、パチンコ文化のPRを目的に他団体との合同ブースを出展する「組合まつり in Tokyo」(2021年1月26~27日)について、参加を検討していることなどを報告した。
なお、理事会に先立ち、都遊協理事長職と全日遊連理事長職を歴任し、11月9日に逝去した原田實氏(享年93歳)に対し、参加者全員による黙とうが捧げられた。
同氏が1966~2015年まで組合長を務めた牛込組合の熊谷誠副理事長は、「故・前理事長は生前、『われわれの業界は許可商売。行政との信頼を失っては明日の営業はままならない』と口酸っぱく仰っていた」と述懐。
「暴力団排除に際しては身辺警護のSPまでつけるなど、文字通り、命がけで行政との信頼関係を築かれてきた」と述べ、その功績をたたえた。
出典)プレイグラフ