【業界NEWS】全遊振セミナー、「組織が傾く要因」を解説
全遊振(曽我部康二会長)は4月11日、東京都台東区の「上野ホテルパークサイド」で第7期第4回セミナーを開催。
税理士法人JNEXTの荻野岳雄代表社員と人材採用コンサルティングを行う人間力総研の二瓶正之社長が講演。
荻野代表は、2019年4月1日に施行となった働き方改革関連法について、「時間外労働の上限規制」や「有給休暇の取得義務化」など、概要を説明した後、質疑応答を実施。
「会社から経費が出るような、顧客との飲み会は時間外労働なのか」との質問に対し、「その飲み会が、上司などの管理監督下にあるなら別として、業務としての実態が把握できない状況ならば労働と見なすのは難しい」との見解を示した。
二瓶社長は、経営学者ピーター・F・ドラッカーの解説書の上梓を記念して講演。
ドラッカーが挙げる「組織が傾く要因」について触れ、「ドラッカーは、企業の柱たる『トップマネジメント』とは一人ではなく、チームとしての仕事だと説き、ワンマン体制から脱却できない組織は長続きしないとしている。ホール企業も、多様な視点を持つ複数のブレインをチームとして機能させられるかが、存続のカギ」と力説した。
出典)プレイグラフ