【業界NEWS】AA組合、共同購買事業推進で単年度黒字に
ホール企業のコスト削減や労働環境改善を目的とし、2016年11月に設立したアミューズメント産業事業協同組合(新井博貴代表理事、略称・AA組合)は5月30日、東京都台東区の「損害保険ジャパン日本興亜 浅草支社」で第3回通常総会を開催。
新井代表理事は「相互扶助の精神で経済的地位を高め、新たな価値の創造するのが当組合の設立理念。この理念に基づき、半歩先、一歩先の情報やノウハウを提供できるよう、準備を進めているところ」と述べ、近く、新たな利益の柱となる事業を立ち上げることを示唆した。
議案審議では、電気の購買あっせん事業、エアコンレンタルの利用あっせん事業、損害保険料削減コンサルティング事業などの実施状況を報告。
電気の購買あっせんでは、当該事業を利用した7社合計の年間削減額が1億6200万円に。平均20%の削減を実現した。
この収益により、決算は3期目で単年度黒字に。また、任期満了に伴う役員改選も行われ、新井代表理事を再任した(2期目)。
なお、組合員数は24社(前年度比5社減)、賛助会員数は6社(同増減なし)となっている。
出典)プレイグラフ