【業界NEWS】山梨県遊協、安心の遊技環境づくりに意欲
山梨県遊協(星野謙理事長)は5月30日、甲府市の「甲府記念日ホテル」で第52回通常総会を開催。
星野理事長は冒頭のあいさつで「遊技人口の減少などにより、当県遊協におきましても廃業するホールが相次ぎ、ホール数は過去最小の64軒(昨年度比1店舗減)となった。このように、パチンコ業界は厳しい経営状況が続いているが、のめり込み防止対策を最重点に、置き引き被害防止対策や子どもの車内放置事故防止対策など、お客さまが安心して遊技できる環境づくりに尽力していきたい」と熱弁した。
議案審議では、「善意の箱」への寄付金と賦課金を合算したため、1台あたりの賦課金(月額)が昨年より10円増加。
設置台数200台以下が30円、同201~300台が40円、同301~500台が50円、同501台以上が60円とすることを承認した。
また、議案審議の前には、山梨県警生活安全企画課許認可管理室の上野直室長が講話。
「入賞口付近の釘を開け閉めするなど、営業者側の都合で射幸性の適正管理を侵害する、悪質な不正改造事案が未だに発生している。今後は、釘に関する問題を生じさせないという意識を広く定着させる必要がある」と述べた。
出典)プレイグラフ