【業界NEWS】福島県遊連、「社会の要請に真摯に対応を」
福島県遊連(諸田英模理事長)は5月30日、福島県郡山市の「ホテルハマツ」で第53回通常総会を開催。
冒頭、諸田理事長は、昨年7月に成立したギャンブル等依存症対策基本法を取り上げ、パチンコ・パチスロ依存問題は、社会から今まで以上に厳しい目を向けられると強調。
その上で「社会の動向、要請を真摯に受け止め、最重要課題である依存問題対策をはじめとした諸問題に一丸となり取り組んでいかなければならない」として、組合員に協力を求めた。
議案審議では、賦課金を1台あたり年額330円とすることなどを承認。また、青年部会設立に向けた準備を開始したことなどを報告した。
総会後の経営者研修会では、福島県生活安全企画課の星隆一課長補佐が登壇。
「昨年、県内の指示処分は、広告宣伝に関する3件(前年9件)と大幅に減少しているが、今年もすでに2件の指示処分があり、1件が広告宣伝に関するもの。依然として、SNSなどの媒体を使い、暗にイベントを告知するなど、規制をかいくぐろうとする広告が見受けられる。ばれなければいいという意識はあらためてほしい」と釘を刺した。
出典)プレイグラフ