【業界NEWS】遊運協、次年度に向けた遊運連の統合を報告
遊運協(栗原真理事長)は6月12日、東京都荒川区の「ホテルラングウッド」で第16回通常総会を開催。
栗原理事長はあいさつで「販売台数の低下に加え、機械の大型化に重量増と、今まで以上に厳しい状況。もはや、遊技機運送のみでの企業運営は崩壊寸前」と憂慮を示した。
その上で、同日に併催した第4回遊運連通常総会で「遊運協、および中部遊技機輸送組合、近畿遊技機輸送組合、九州遊技機輸送組合を遊運連(栗原会長)に統合すること(単組化)」を決議したと報告。
「組合員が減少する中、経費の削減や意思決定の迅速化」が統合理由。今年度は遊運連に準備委員会を設置し、次年度中の実現を目指す。議案審議では、セキュリティ要綱に関する要領(細則)・運用規則の一部改正の件を協議。運送管理表に記入する日時については、「必ず実際に納品された日時を記入すること」を加筆する修正を承認した。
総会後の懇親会では、警察庁生活安全局保安課の小清水徹係長が山田好孝課長のあいさつを代読。
「遊技機流通の健全化は、パチンコ業界の健全化の根幹をなすもの。セキュリティ研修会など、継続的な取り組みをお願いする」と要望した。
出典)プレイグラフ