【業界NEWS】全日遊連、大衆娯楽への回帰に向けて尽力
全日遊連(阿部恭久理事長)は6月20日、東京都港区の「SHINAGAWA GOOS」で第28回通常総会を開催。
阿部理事長はあいさつで、「パチンコが大衆娯楽としての地位を失いつつある理由の最たるは、安心して遊技できなくなったため」と述べ、約3万400人(2018年12月末時点)に達した「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」の受講者など、業としての原点回帰を目指す施策の成果を報告した。
議案では、役員の補充選任を審議。函館方面遊協の山本篤理事長、秋田県遊協の松岡信吉理事長、埼玉県遊協の趙顕洙理事長、長野県遊協の平林憲男理事長、奈良県遊協の掛川章男理事長を理事に、また、5年6カ月の任期を務めた片山晴雄専務理事の退任(6月30日付)に伴い、沖縄県警本部長、兵庫県警本部長、内閣府大臣官房審議官、東北管区警察局長、警察大学長を歴任した太田裕之氏を専務理事に選出した。
懇親会では、来賓として、警察庁生活安全局の山田好孝課長が登壇。
「依存問題対策を中心としたパチンコ営業の健全化は、行政としても最重要課題。新たな施策はもちろん、すでに実施する取り組みの強化もお願いしたい」と要望した。
出典)プレイグラフ