スペース444の来店レポート

福岡県北九州市戸畑区。パチンコファンにはTAKAOのWEB動画「パチパチ高尾女学園」でおなじみ、山本高広の出身地です。ついでに、今回の取材班の中の人も北九州市出身で、戸畑には部活の大会でよく訪れていました。懐かしいなぁ、夜宮公園。

そんな取材班が当地を訪れたのは１月６日。“６”と聞くだけで正月ボケも吹き飛ぶのは、スロッターの性でしょうか。その“６”が３つも並ぶ、血沸き肉踊るホールがここ戸畑にはあるんです！

その名もスペース666！！　店名の由来は設置台数に因んでのものですが、何がスゴいってこのお店、パチスロ専門店なんですよ。666台がすべてパチスロとは、まさに日本最大級という謳い文句も決して大げさではありません！

↓↓店舗詳細情報はコチラ！↓↓

JR戸畑駅から徒歩３分という抜群の立地ながら、屋上含め全５階、560台を収容可能な巨大立体駐車場を完備しています。「駅前なのに巨大駐車場を完備？」と思うかもしれませんが、実はけっこう車社会の北九州市。そのニーズにバッチリ応えているわけですね。

さて、この日、開店前の入場抽選に集まったのは、約200名のファンたち。平日の早朝でありながらこれだけ集まるのは、やはり私同様“６”という数字に何かを感じずにはいられない人が多いのでしょうか！？　開店時間まで間もなくという10時前５分（※）には、一般入場者を含めてその数はおよそ300名に増えていました。

※九州では９時55分のことをよくこう言います。

スタッフの的確な整理誘導もあり、整列から入場までいたってスムーズ！　抽選入場の200名は５分と経たずに入店を終え、続いて一般入場のファンも店内へと入っていきます。

そのファンたちから、まず圧倒的な人気を集めたのが『バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆』！　41台と大量導入ながら、瞬く間に席が埋まってしまいました。次いで人気だったのが『ジャグラー』シリーズで、『パチスロ北斗の拳 強敵』や『沖ドキ！』も実戦台を吟味する多くのファンで賑わっていました。

しかし、入店してから改めて店内を見回すと……いい意味で裏切られましたね。外観から予想していた以上に、とても広くて開放感がある！

高い天井と、広くスペースが取られているカウンター前通路、そして敷き詰められた赤い花柄の絨毯。う〜ん、これは落ち着いて遊技できそうですねぇ。 

その他、これまたゆったりできそうな雰囲気の中庭があり、心も体も癒してくれます。また、清掃の行き届いたトイレは清潔感にあふれ、個室がそれぞれ違う壁紙になっていて、どこか高級感が漂います。そんな快適かつ満足度の高い設備が揃う中でも、「できるっ！」と思ったサービスがコレ！

缶ジュースの全自販機に「ストロー」が置いてあるんですよ！　使いたい人は限られるかもしれませんが、こういう細やかな気遣いって嬉しいですよね？

ところで、スペース666のすぐお隣には、スペース444（店舗情報はコチラ）というパチンコ専門店があります。こちらは低貸しのみで、貸し玉料金は１円＆2.5円。設置台数は店名の示す通り444台です。若い年齢層が中心の666とはやや対照的に、シニア世代のファンを中心に賑わっています。

その機種ラインナップが、なかなかツボを押さえていてGOOD！　『CR海物語』シリーズは、スペック違いや兄弟機を含めるとなんと全12機種も設置。『ぱちんこCR北斗の拳６ 慈母』や『CRグレート・ザ・キング』などの最新機種から、今や懐かしい『CRびっくりぱちんこ銭形平次withチームZ』まで、遊びやすい機種がたくさん揃っています。 

▲BLACKに沖海にアクアにギンパラも！　シマ端の機種案内には歴代マリンちゃん＆ヒロインが大集合！！ 

個人的に気になったのが、平和の『乙女』シリーズが最新の『CR熱響！乙女フェスティバル ファン大感謝祭LIVE』はもちろん、『戦国２・戦国３・銀河』と揃っている点。店内BGMがずっと『マクロスF』でしたし、てっきり同好の士がいるのかと勝手にシンパシーを覚えてしまいました（笑）。

各台の詳細な大当たりデータをまとめてチェックできるタッチパネル式の巨大スクリーンがあったり、要冷蔵のデザートからおしゃれグッズまで景品の品揃えが豊富だったりと至れり尽くせり。もし、要冷蔵のデザートと交換した後に、「６６６でパチスロも打ちたいなぁ」なんて気分になっちゃっても大丈夫。冷蔵機能付きのコインロッカーがちゃんと用意されてるんです！　低貸し店とは思えない充実ぶりですよ！

店内では随所で常連さんらしきファンがにこやかに、スタッフに話しかける姿もよく見受けられました。居心地の良さと地域密着の姿勢で、地元ファンから愛されていることが窺えます。

聞けば６６６と両店ともに、「サービスマイスター」と「サービス介助士」の資格を持つスタッフが常駐されているとのこと。サービス業スタッフとして幅広い知識と高いスキルを持つ「サービスマイスター」は、ファンからのリクエストに的確に応えてくれます。また、体の不自由な方や高齢の方は「サービス介助士」がいれば、移動の際などのお手伝いを安心してお任せできますね。

設備面の素晴らしさに目が行きがちですが、同等かそれ以上に、スタッフ教育に力を入れてらっしゃるようです。スタッフの機敏な動き、そして何よりファンたちの笑顔から、その成果に関して疑う余地はまったくありません！

気づけば開店から２時間が経過。スペース666へと舞い戻ると、なぜかカウンターから美味そうな香りが。一目散に駆け寄るとそこには……

山と積まれたパン！　12時からの数量限定商品とのことで、ちょうど腹ペコ気味の食欲を刺激します。……メダル借りて、打たずにすぐ流しちゃダメですかね？

活性化した食欲を満たすために向かったのはカフェ＆キッチン。そこで目を引いたのが、うどん！　「九州＝とんこつラーメン」と思う方が多いかもしれませんが、実は福岡は香川に負けず劣らずの“うどん県”なのです。柔らかめの麺に懐かしさを覚えつつ堪能しました。

満腹感に満たされつつ、開店時からかなりの賑わいを見せていた、シマの状況を確認しに行ってみると……

あれっ！？ 41台全台フル稼働の『バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆』のシマですら、別積みはおろか、棚にドル箱の１つもない。そんなバカな！と、よくよく見てみると全台に各台計数機が付いてるじゃないですか！ しかもデータカウンターに目を移せば、稼働２時間とは思えないほどの持ち玉を計数してるしっっ！！

４千枚近く出している両脇で３千枚出ていたりと、あちこちで４桁枚数が表示されています。しかし本来であれば、それを積み上げるドル箱で、棚も通路もごった返しの灼熱地獄のはずがIt’s so COOOOL！！　その広い通路で『プレミアムビンゴ』にて他のファンが当選した“ふぅあ！”の行方を、みんなで見守るという微笑ましい光景も見かけました。

一般的に、パチンコに比べるとパチスロではまだまだ設置の少ない各台計数機ですが、これは素晴らしい！　取材している身として正直に言えば、大事な別積みのドル箱を倒しちゃう心配がないのが何より助かります（笑）。

さらに、各台に付いているのは計数機だけじゃない！　実際使っているところを見て便利そうな印象を受けたのがスマホホルダー。自由に調節できるアームが付いてるので、遊技しながらでもベストアングルでスマホの操作ができます。しかも充電器まで備え付けられており、長時間遊技でも電池切れの心配は全くありません！

長時間遊技といえば、体の疲れが気になるファンもいるでしょうが、ご安心を！　イスはすべて座り心地抜群の低反発マット！　高さも微調整可能とくれば、ロングラン実戦だって楽々こなせちゃいます！

そのすべてにおいて快適！この言葉に尽きる今回の取材。取材班の中の人が、プライベートで北九州の地を踏むのはお盆かな？ となれば、お墓参りを後回しにしても、スペース666＆444にお邪魔しちゃうしかないですね。

だって、ただ１つだけ心残りがあるんですもの。それは夜間ライトアップを見られなかったこと！　闇夜に浮かび上がる煌びやかなシンボルツリー……見たかったなぁ。そう聞かされれば、パチンコ店スタッフだった亡き祖父もきっと許さざるを得ないでしょう！

帰り際に発見！これは全国的に流行ってほしい！！

敷地内にコインランドリーとクリーニング店があるんですよ！ これ、間違いなく便利だし、自分ちの最寄りのホールにあったら絶対利用するなぁ。ホール内に負けず劣らず快適そうだし、しかも安い！　ただ、遊技に夢中になって、洗濯物を洗いかけで放置しちゃわないかだけが心配（笑）。