公開日: 2026/10/26
知らぬが仏との言葉もありますからズルはめくれなければズルではない。ですが、ズルがめくれた場合はどうなるか。これは芸能人や政治家、近いところだと演者と呼ばれるなにを演じているのか皆目見当もつかない方々をご覧になればお分かりでしょう。あらん限りの罵詈雑言を浴びせられ大炎上。逃げるは恥だが役に立つとダンマリを決め込むも、仕事に影響が出始めたとなるとこれはいよいよ黙っているわけにも行かないと考える。なにかしら手を打ったほうが良かろうと時機を逸した謝罪の場を設け、すんません、すんません、すべて私の不徳の致すところと元農水大臣よろしく涙ながらに訴えるも、今度はその内容に納得が行かない方々が続出し、結果的に幕引きを図ったはずの謝罪会見でさらに燃料投下、吉原以上に大炎上という流れをこれまでに幾度となく見てきたら、すぐにめくれるズル、とりわけ金絡みのズルを世論は決して許さないということは分かるはずですが、他人の失敗からなにも学ばぬ方が多い点がこの界隈の住人の大きな特徴であり、また実に面白いところでもあるのです。

※未遂ですのでズルではありません。
その誰かのズルが原因で経営する会社が倒産したとか、ノリ打ちの投資額を誤魔化されたとか、『ハナビ』の氷を取りこぼしたとか、なにかしら損益を被ったというのであれば叩きたくなる気持ちも分からなくもありません。ただ、その大半は直接迷惑および損益を被らない方、中には当事者をまったく知らない方、或いは騒動を機に知った方まで叩いていらっしゃる。今のところ私の仕事にはまったく影響がないし、氷を取りこぼしてしまったのは私の不注意だし、こないだオマンコできなかったのは大崎先生に勃起薬を分けてもらわなかったからだし、要はひとつも迷惑を被っていないのでズルした人をさらに炎上させるべくお気持ちを表明したり、叩いたりということはしません。何故ならその人は赤の他人、億を稼いで億ヒカルに改名しようが、仕事がなくなって野垂れ死のうが知ったことではないので。
そもそも、この界隈の人たちは赤の他人に関心を持ちすぎるし、社会規範に反している、常識的でないからと自分軸でなく他人軸で考えるきらいがあります。なので、実際に親の仇みたいに叩いていた知り合いの専業にもうヤメたほうがいいと諭したところ、これがどういうわけかすんなり受け入れられまして一転、擁護派に回ったのですが、その擁護の言葉も低俗民が多いソーシャルメディアで発信するとさらなる炎上を生む可能性があります。こういうときは羊たちや艦隊を見習い、徹頭徹尾沈黙するに限ると私は考えます。
「無職(専業)って暇を持て余しているからスマホばっかり見ているんですよ。就職すれば他人にそこまで関心持たなくなりますかね」
良く言っても悪く言っても無職は無職、かもめはかもめであり、他人に関心を持つか否かは自分次第ですが、無職というのは少し違う気がします。他人の炎上に燃料となる薪をせっせとくべていたわけですから火事手伝いと言えなくもありません。
漫画・ブログランキング
