【コンプリート機能について】パチンコ・パチスロの新規制打ち止めについてを徹底解説!

【コンプリート機能について】パチンコ・パチスロの新規制打ち止めについてを徹底解説!

にわかに規制緩和方向に舵取りし始めたパチンコ・パチスロ業界。しかしこの手の制緩和は、ここは絞ってここは緩めて…と、規制強化とセットになっていることも少なくなく、今回も例外ではありません。というわけで規制強化にあたる「コンプリート機能」を解説!

 

 

コンプリート機能

 

 

パチンコ・パチスロに全台義務化された「コンプリート機能」。聞き慣れない単語だし、語感からはどんな機能なのか想像しにくい…ので、どんなものかを紹介していきます。

 

 

コンプリート機能とは

 

コンプリート機能とは、簡潔に言ってしまえば「打ち止め機能」のことです。

 

ただし、コンプリート機能は従来の打ち止めや定量性とは少々異なりますし、そもそも打ち止めという文化自体がすでに過去のものになっており、馴染みがなくなっている現状もあります。

 

というわけでこれを機会にしっかり学んでおきましょう。まぁ実際にはしっかり学ばなくても大した影響はないのですが。その理由は、読み進めていけばすぐにわかります。

 

なお、このコンプリート機能は、スマパチ・スマスロだけではなく全台搭載が義務化されています。従来通り玉を使用するパチンコ機種やメダル使用のパチスロ機種にもです。

 

さらに言えば「コンプリート機能の搭載」自体は義務ですが、「コンプリート機能が作動する玉(メダル)数」は業界内の自主規制(=内規)で決められています。なので今後「コンプリート機能が作動する玉(メダル)数」は変わる可能性があります。



◇パチンコのコンプリート機能

 

同一営業日内で、MY95000発になったら、遊技が強制終了となります。MYは、1番ハマったところからの最大出玉です。

 

こうなったら閉店後にしかる手順でコンプリート機能(によるロック)を解除しなければ、その台は稼働できません。打ち止めになってもホール側の裁量によって営業中に開放できた従来の打ち止めとはここが異なります。

 

95000発…等価交換で約38万円とほとんど見かけない大爆発なために、総OUT(差玉ではなくトータル払い出し)95000発や、昔の羽根モノよろしく出始めたところからの95000発と勘違いされることもあるようですが、MY95000発です。

 

パチンコの規制の詳細はコチラ

 

 

◇コンプリート機能を搭載したパチンコ機種

 

コンプリート機能搭載は義務付けられているので2023年中頃以降に登場するマシンについては、搭載されていると考えて問題ありません。

 

ただ、2023年初頭はちょうど端境期(2022年11月申請分から義務化)にあたるため、コンプリート機能が搭載されているマシンはまだまだ少数派です。

 

2022年10月以前に型式取得しているマシンが販売の主力となっているメーカーも少なくないですが、わざわざ「コンプリート機能実装!!!」なんていう販促プロモーションも普通は考えにくいです。

 

というわけで、2023年初頭の時点ではっきりとコンプリート機能搭載が確認されているのは1機種のみです。

 

ぱちんこ アズールレーン THE ANIMATION(京楽)

コンプリート機能

 

 

本機のゲーム性を簡単に紹介すると「なかなかRUSHには突入しないが、突入しさえすれば超ロング継続に期待できる」仕様です。さらに引き戻し機能も搭載されていますので、現役機最高峰の出玉スペックと言えるでしょう。

 

そのため、コンプリート機能が発動する可能性があり、少なくとも他のどの現行機よりも、MY95000発の可能性が高いと言えます。

 

 

コンプリート機能

 

 

コンプリート機能が発動間近になると、液晶上に表示が出現。そして実際にMY95000発に達すると、台からアナウンスが流れて、以降のプレイは(その日の内は)できなくなります。

 

なお、すべてのマシンのコンプリート機能はこのように「間近になったらお知らせ→機能発動告知とともに遊技終了」となります。停電したかのように、いきなりシャットアウトにはならないとのことです。

 

 

◇パチスロのコンプリート機能

 

同一営業日内で、MY19000枚になったら強制終了となります。遊技台を復帰させるには、閉店後にリセット(設定変更)が必要。パチンコ同様、こちらも等価交換なら38万円。

 

ちなみに6.5号機やスマートパチスロは従来機より格段に出玉性能が上がりましたが、それでも差枚2400枚で完走となります。コンプリート機能を働かせるためには、途中の打ち込みがほぼゼロだったとしても「1日に8回完走」を達成しなければなりません。

 

パチンコとパチスロ、どちらかと言えばパチンコの方がコンプリート機能が働く可能性は高そうですが、それでも差玉95000発なので、ほとんどお世話になることはないでしょう。というかむしろ、武勇伝になるのでお世話になりたいまであります。

 

パチスロの規制の詳細はコチラ

 

 

◇コンプリート機能を搭載したパチスロ機種

 

機能搭載の義務化がパチンコよりも一足早かったパチスロ(2022年4月申請分から)では、既に多くのマシンが稼働しています。



『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』(SANKYO)

コンプリート機能

 

『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』(オリンピア)

 

 

『スマスロリノヘブン』(山佐)

コンプリート機能

 

 

『HEY!エリートサラリーマン鏡』(パオン・ディーピー)

コンプリート機能

 

 

まずスマスロ勢は確実に搭載されていて、登場済みあるいは今後登場する6.5号機も義務化時期から考えて普通に搭載されています。

 

というか、登場済み6.5号機でコンプリート機能が実装されておらず、しかも実際にMY19000枚を超える(現実的な)可能性があるのは『パチスロ犬夜叉』(クロスアルファ)だけと言われています。

 

 

コンプリート機能のリセット条件とMYのリセット条件

 

コンプリート機能が発動すると、その日はもう遊技ができなくなります。再度遊技可能状態にするためには以下の行程が必要です。

 

・パチンコではRAMクリア

・パチスロではリセット(設定変更)

 

あくまでも副産物ですが、パチンコはさておきパチスロでは「リセット確定」につき、朝イチ特典がある台では少し立ち回りがしやすくなるかも知れません。

 

また、MY情報自体は「電源OFF→ON」でクリアされます。

 

つまり、遊タイムまでの回転数や天井までのゲーム数といった情報は残したままMYが0に戻るのです。

 

例えば「前日この台8万発以上出たし、遊タイムが残っていたから今日は1万発ちょいで打ち止めかぁ」ということにはなりません。閉店後にちゃんと電気を消していれば、当日の打ち止め個数はMY95000発です。



搭載時期

 

パチンコもパチスロも2023年1月時点で、すでに試験持ち込みするためにはコンプリート機能搭載が必須となっています。それは羽根モノであってもボーナスメインタイプでも変わりません(まぁ発動する可能性は皆無でしょうが)。

 

そのため、パチンコに関しては販売の時期的に考えて、2023年4月(3月が年度決算期なので、手持ちのマシンを1台でも多く3月中に売るのがお約束)あたりを目処に順次コンプリート機能搭載機に切り替わっていくと思われます。

 

実際、スマートパチンコの登場は2023年4月とアナウンスされていますし。

 

試験通過日と販売開始日がズレがちな甘デジなどのスペック違い機種はその限りではありませんが、そもそも甘デジだと機能搭載うんぬん以前に発動する割合が天文学的数字になってしまうので気にしなくてもいいでしょう。

 

パチスロに関しては、6.4号機でもない限り、今後登場するマシンはすべて搭載していると考えて正解です。



まとめ

 

打ち止め

 

 

規制と緩和はセットになるのがこの業界の常ですが、正味の話、コンプリート機能は規制としてはかなり実効性が弱いです。普通は95000発/19000枚も出ないですからね。あってないような規制と言えます。

 

そして重要なのが、「この程度の規制で大きな緩和が得られた!」というところでしょうか。緩和に関しては主に「初当り確率」「遊タイム」「時短」で、こちらに詳細があります。

 

ん……あれっ? もしかしたら逆?? 「規制と緩和」ではなくて「緩和と規制」なのかも。

 

スマパチ・スマスロが凄すぎるから、一定の歯止めとしてコンプリート機能が実装されたのでは? しかもその「一定の歯止め」はかなり手が届きにくい遠いところにあります

 

いや~、これだからパチンコ・パチスロってやっぱり面白い。間違いなく2023年はモアエキサイティングな一年となります!!

 

 

この記事の関連情報

関連する機種

このページのトップへ