パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説
サミー
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2015/06/02
こういう仕事をしているからでしょう。俺、年が明けてから行く先々で昨年の年間収支を聞かれます。
俺が年間収支を発表することで、誰かの懐が潤うとか、日経平均株価が連日ストップ高になるとか、待機児童の問題が解消されるとか、みなさんになにかしらメリットがあるというのなら発表します。テレビ埼玉でCMを打って大々的に発表しますけど、正直、メリットはなにもないと思うんですよ。
無論、それは俺にとっても同じです。年間収支を発表することで作者不明の絵画や壺を買わずとも合コンに参加できるとか、その合コンでお持ち帰りできるのが残った唐揚げなく女子だとか、そんなのがあれば喜んで発表しますけど、実際にはなにもないじゃないですか。結局、俺が年間収支を発表したところで誰も得しないってことなんですよ。
スロライターと言われる人間が年にどれくらい勝っているのか。単純に興味があるから知りたいという、やじうまワイド的な発想の方もいるでしょう。ただ、誰にもメリットがない以上、発表する必要はないと思うんです。
去年、どんな機種を打ったんですか。そういう質問に対しては覚えている範囲で答えます。北斗転生です、北斗にたのきん全力投球しました。仕事があろうとなかろうと、ほぼ毎日、朝イチから北斗を打ち、昼過ぎには帰宅、或いは休憩スペースの負けた人が座る椅子で読書していましたと答えますが、やっぱり収支は言いたくないというか、俺のツイッターやここに掲載した写真を見て察して欲しいと思うわけです。
ただ、北斗に限らず、年間収支についても聞き方次第だと思うんです。俺を慮った聞き方をしてくれれば、上の口が言わなくても下の口が言っちゃうと思うんです。
普通、人に収支を聞く場合「去年の収支はどうでした?」が正解であり、最低限のマナーだと思います。いや、一人くらいは「去年はいくら勝ったんですか?」と聞いてくる心優しい人がいてもいいと思うんです。にもかかわらず、俺に収支を聞いてくる人は皆、口を揃えてこう聞いてきやがるんです。
「去年はいくら負けたんですか?」
確かに俺は負けっぱなしだし、いつも森ビルの屋上から北斗をブン投げてやりたいと考えています。でも、それにしたって負け前提で年間収支を聞くというのは失礼にも程があると思います。
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