CRフィーバーR-18
SANKYO
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2018/03/09
毎度どうも、土下座右衛門です。
最近耳にした「魚沼産コシヒカリが特Aランクから初めて転落した」というニュース。自分は基本的に毎日自炊する「白米大好きマン」なので、ちょっとビックリです。
とはいえ、じゃあこれで多少安くなったらコシヒカリを買うかといえば、実はそうでもなく。
そりゃ一人暮らしのくせに、米を毎月5キロか10キロ買ってますからコスパは重視しますよ。いやコスパじゃないな、単に安さか。……味音痴なんですわ。
そんな炭水化物過剰摂取な男がお送りしております試打レポート。
今回は先週の記事で機種紹介をしましたSANKYOの『CRフィーバーR-18』です。
演出の題材にフィーチャーしすぎると土下座右衛門の性癖お披露目会みたいになってしまうので、パチンコ寄りの観点でお送りします(自主規制)。
■先読み発生が通常時のスタートラインだが
まずは通常時の予告について。
通常時は先読みなしで大当りすることはほぼないのですが、弱チャンス目はガセ頻発気味ゆえ、そのうち気にしなくなります(笑)。
ところが当たるときは、当該変動に至るまでの間の「演出の盛り方」がスゴい。
それは演出に「弱・中・強」がある場合、「中」と「強」の期待度に大きな差があるのも理由かと。当たる時は「強」がきっちり複合します。例えば、前兆予告の「枠フラッシュ」にしても、緑と赤にはおそらくかなりの差があります。
同じSANKYOの『CRフィーバーLADY GAGA』を打った時も思ったのですが、この普段は静かでいきなり沸騰するような感じ、嫌いじゃないですね。
アツい時は演出を盛りまくって煽ってくれた方が、たとえ最終的にハズれるにしても、中途半端な感じからSPリーチ発展でハズレを繰り返すよりは数倍楽しめます。
普段は修行レベルに全く何も起きずとも、アツい時はとことんアツい。これを自分は「演出カタルシス」と呼んでるのですが、誰にも浸透しません(笑)。
なお、三大キー演出の一つである「GOLD ZONE」は、実戦時にそれほど大当りには絡まず、必須ではないというか王道ではない印象です。その代わり、ハズれたら泣いていいレベルでアツいと言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
次にリーチについてですが、体感的に王道と思えたの以下の2パターン。
① 3ライン以上のフェチリーチ → ハズレ後にLast Chanceリーチに発展して大当り
② プリンセスリーチに発展してそのまま大当り
「ライン数が多いほどアツい」という基本法則があるのに加え、フェチリーチはリーチ中に発生する「FETISH UP」の種類によっても、かなりの信頼度差がありそうです。
通常パターンだとあっさりハズれることがほとんど。最低でも強パターン、できれば金文字が欲しいところです。
特に3ライン以下の場合、予告なりチャンスアップなりで相応に強い演出がないと、Last Chanceに発展してくれません。
プリンセスリーチにはガラスの靴・幸運のネックレス・四つ葉のクローバーの3パターンがありますが、信頼度差はなさそう。図柄オーラやカットインの発生で期待度がアップします。
発展時はほとんど4ラインか5ラインでしたが、逆に1ラインだと……!?
■フェチ以上に譲れないことだってある!
STはモードを4種類から選択可能ですが、どれも演出は通常時同様にシンプル。
1ラインモードの「RUNNING」と「夏の夜」にはさまざまな専用予告があるものの、共通して言えるのは赤系が抜けてアツいということ。この辺は「強パターンだけが強い」通常時と同じですね。
でも、これはあくまで個人的な意見ですが、当たれば必ず確変に再突入する100%ST機は、リーチになれば常に大当りを期待できる重さを持っていて欲しいかなと。要は、リーチ前の予告の強弱で出オチにしてほしくないんですよ。
よって、先読みも不要。保留変化ぐらいはあってもいいんですが、白点滅(ガセ)と赤だけで十分です。その点からすれば、この機種は保留変化が点滅しかないので良いですね。ちなみに点滅しただけで激アツですが。
そういった理由から自分が今回ST中に選んだのは、予告がほぼ発生しない「LOUNGEモード」と「STORYモード」のみ。
背景の女の子が酔っ払うのをニヨニヨしながら眺めていたいとか、朗読にただただ聞き入っていたいとか、そんな不純な理由ではありません。……ありません!
■耳に残るフレーズとあとに残る生殺し感
発生するリーチはモード共通ですが、ST中にのみ発生する「何度もリーチ」が自分は特にお気に入りです。
ハズレ時の停止形次第で図柄が再始動するんですが、これ実は自分もどこかが採用しないか、ずっと考えてたんですよ。主に横スクロールの某5ライン機打ってる時に。1コマずれでハズれた時に、下段でもう1回SPリーチが継続したらいいのに…って。
「♪何度も〜何度も〜」と歌が流れて図柄が停止。そこから「♪ズンチャズンチャ」と鳴り、再始動するまでの間が素晴らしい。ほんと脳内でリピート再生しまくるぐらいの中毒性です。こればっかりは打った人にしか伝わらないのがもどかしい!
あと、STORYモードの朗読は「スッゲー上手い」という印象は受けないんですが、なんとなくツボな感じ。でも残念ながらST80回転が終了する前に、ひとつの話を最後まで読み終わってしまいます。その場合、LOUNGEモードへと自動移行します。
では、逆に話の途中の早いうちに大当りしたらどうなるのか? 前回の紹介記事でも触れましたが、もちろんそこでブッタ切られます。いやー、叫びましたね。おい、オチ教えろって(笑)。
大当り中のモード選択で「続きから」を選べることに気づいたのは、何回か大当りした後のこと。同じストーリーが再び流れることはなく、生殺しともいうべきモヤモヤ感が残ったのでした。……社長に愚痴たれたオッサンは最後どうなったん!?
ST終了後にはさらなる生殺し案件が発生しまして。
「トリビアモード」というST終了後にのみ突入するモードがあるのですが、ここでは「トリビアを出題」→「シンキングタイム」→「トリビアの答え」という流れを3変動ワンセットで繰り返します。
察しのいい方ならお気づきでしょうが、出題の次の変動で大当りすると、答えがわからないんですよ!
ストーリーモードと違って、続きから聞けるわけでもなし。もう一度同じトリビアが出てくるのに期待するしかありません。ちくしょー、グー●ル先生にアクセス待ったなし!
■当実戦記事は嘘偽りなくお送りします
さて、ここまで演出中心に感想をあれこれと述べていましたが、出玉、特に連チャンに関しては爪痕残せなかったんですよね。最高で5連チャンかな? これは単純にヒキの問題なんで、そう毎度毎度うまくいく話でもなく。
それでも16Rはかなり引けました! 初当りから4割強&電サポ中5割の看板に偽りなし。昇格演出時に「ボタンバイブ発生」や「Vコン出現」ならすべて16Rでしたので、通常ボタン以外ならかなり期待できそうです。
勝ちへのイメージとしては、16R大当りで持ち玉遊技をキープして投資を抑え、いずれ来るであろう大連チャンを目指す、といった感じでしょうか。必ずSTに突入するのは大きいですが、16R大当り以外での単発を繰り返すとやっぱり厳しいかなー。
自分的には、演出バランスとスペックはトータルとして悪くない印象ですが、厳密な評価はホールで打ってみてからというのが正直なところ。ただ、逆に言えば、またホールで打ってみたいと思わせる機種とも言えます。
日頃あまりパチンコを打たない取材スタッフのK君が、「これはちょっと打ちたいですね!」と身を乗り出してたぐらいですし。その理由がスペックなのか、フェチ映像なのかはあえて訊かないでおきましたが(笑)
全国のホール導入は4月9日(月)が予定されています。
とりあえず、それまでにポーカーフェイスをキープする訓練だけは重ねておきます。
おっと、忘れてました!
本日より小冊子マダオが解説している(?)紹介動画が公開されています。こちら(※外部リンク)からご視聴いただけますので、よろしければご覧下さい!
※掲載した数値及び情報はDMMぱちタウン独自調査によるものです。
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