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パチンコのひねり打ち(ワンツー打法)とは? コツやテクニックを徹底解説!

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パチンコのひねり打ちの概要から、それに伴う電サポやオーバー入賞、そして止め打ちも合わせてご紹介!

更新日: 2022/02/24

 

ひねり打ち(捻り打ち)とは、パチンコの大当りラウンド中に行い出玉を増やすテクニック。

 

メディアによってはワンツー打法と呼ばれることも。

 

その基本は、機種ごと&ラウンドごとに決められているアタッカーのカウント規定数以上に玉を入賞させること。

 

規定個数の玉が入賞するとアタッカーは閉鎖してしまいますが、その閉鎖するギリギリのタイミングでさらなる玉を入賞させるように打ち出す手法です。

 

 

>>アタッカーの基本的解説はコチラから!<<

 

 

例えばアタッカーの規定入賞数が10個の機種で、11個アタッカーに入賞した場合、想定された基本出玉よりも1個分の払い出しがプラスとなります。規定数を上回った玉の入賞分は「オーバー入賞」と呼ばれることも。

 

 

>>オーバー入賞の基本的解説はコチラから!<<

 

 

例としてアタッカーが、賞球数15・10ラウンド・10カウントという機種の場合、大当り1回分で得られる基本の払い出し出玉は1500個。

 

この機種で、大当り1回につきオーバー入賞が成功した回数分で見ると…
成功1回…1515個
   2回…1530個
   3回…1545個
   4回…1560個
    (以下略)

 

と、15賞球×オーバー入賞した個数の分、大当り出玉が増えていくことに。

 

大当り出玉が増えれば、その分打ち込むことのできる玉数が増える=持ち玉で消化できる回転数が増える=ボーダーラインが低くなる=打ち手は有利になる、ということなのです。

 

大当り1回分で考えれば数十発と僅かな増加分に感じられますが、一日単位で考えればひねり打ちを行わない場合との差はより大きく、月・年単位となれば言わずもがな。

 

ひねり打ちも止め打ちの一種と考えられるのですが、2022年現在のパチンコにおいては、

・止め打ち=通常時や電サポ中に行う。玉減りの節約、いわゆる「節玉」効果
・ひねり打ち=大当りラウンド中に行う(稀に電サポ中)。出玉増加効果

という役割および考え方となります。

 

ひねり打ちや止め打ちの基本的な考え方はこちらもご参考に!

 

 

>>止め打ちの基本的解説はコチラから!<<

 

ここからはひねり打ちの手順を紹介しましょう。

 

と言っても、機種により効果の有無&玉を打ち出す狙い所が変わるため、ここではひねり打ち効果が高く大ヒット機種である『P牙狼 月虹ノ旅人』を具体例として解説していきます。

 

上記で説明した通り、アタッカーの閉鎖前にカウント規定数&追加入賞となる玉を送り込むことができればオーバー入賞となるため、カウント上限となる玉を弱めに、オーバー入賞となる玉を強めに打つのが基本。

 
ちなみに『牙狼月虹』のアタッカーは1ラウンドにつき10カウントが規定入賞数。ということは11個以上玉を入れられるとオーバー入賞となります。

 

また、本機はアタッカー到達まで玉がアウトに逸れる箇所がないため、上手く打てばオーバー入賞効果も高い機種です。

 

それではさらに順を追って説明してきましょう。

 

 

 

 

①アタッカーに玉を9個まで入賞

ウッカリして10個目まで入賞させないように、慣れない人は9個目に近づいたら打ち出しを慎重に。

 

 

②10個目の玉を弱く打ち出す

 


③11個目の玉を強く打ち出す

 

 

 

 

写真で示したプラスチックパーツが10個目の基本となる狙い所。玉を引っ掛けるような感触で勢いを殺して緩いスピードとなるように打ちます。

 

しかし、傾斜(ネカセ)の影響などにより台ごとで玉の勢いが変わる可能性があり、その場合は微調整が必須。またハンドルのバネも同様のため、着席した台ごとで玉飛び状況をチェックすることが重要です。

 

 

④10&11個目の玉がほぼ同時にアタッカーに届き、規定より1個多く入賞することがある

 

 

さらに補足かつ見逃されやすいポイントですが、本機はV入賞ラウンドでもひねり打ち効果はあり。積極的に行いましょう。

 

 

 

 

『牙狼月虹』はアタッカーの途中に玉がコボれるポイントがないため、比較的ひねり打ち効果は高い機種ですが、それでも百発百中とはいきません。

 

打ち手の技量や台ごとの具合で変化しますが、その成功率は2割~4割といったところでしょうか。状況の良い台&上手い打ち手なら5割を超えてくる!?

 

 

止め打ち解説の特集ページでも触れましたが、玉増やし効果があるひねり打ちはパチンコ店にとって忌み嫌われる存在。なぜなら、出玉が増えることによって打ち手が有利になる分、ホールは営業面でマイナスになってしまうから。

 

そのため、ホールによってはひねり打ちを禁ずる店舗も。このような店でひねり打ちを行い店員の指示に従わない場合、最悪の結末としては「出玉没収・出入り禁止」の可能性が生じます。注意された時点で応じた方がベター。

 

 

 

 

一方で、ひねり打ち禁止のホールでは出玉関係が良く普通に打っても勝ちが期待できるケースも。一概には言えませんが、ひねり打ちの可否により店ごとの状況もチェックしておきましょう。

 

 

オーバー入賞を狙うひねり打ちについて解説しました。

 

 

 

 

大当り出玉を増やすこのテクニック、今のパチンコで勝ち続けている打ち手にとってもはや不可欠となっている技術と言えるでしょう。

 

ただし、機種によって玉増え効果は千差万別。言ってしまえば通用しない・効果が薄いマシンも実際にあります。

 

また、打ち手の技量によってもその成功率が上下。しかし、これは打ち込むことで解決したいところ。

 

ホールに登場する機種ごとに応じて玉増やしテクを駆使し、少しでも多く出玉をもぎ取り有利になって勝率をアップさせていきましょう!

 

 

 

 

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執筆者:いのせんと

■出生地:福岡 

■誕生日:10月30日 

■ X:@innocent_hp

21歳でP業界の門を叩き、気づけば業界歴15年目の編集者。東京都在住。社畜生活の合間に年間150日ほど稼働するため、機種知識や業界のトレンドなどへの造詣は深い。

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