俺、エウレカセブン２を打ちました

　基本的に嫌なことは谷村新二と小川知子のデュエットソング「忘れていいの」を歌って忘れるようにしているので、40回だか50回だか連続でビッグ中7揃わずの憂き目に遭った初代エウレカセブンのことはキレイサッパリ忘れました。嫌な思い出はすべて綾瀬のドブ川にポイしました。

　ただ、そうは言っても人間だもの。こういうのを目の当たりにすると、どうしたって負の記憶は蘇ってきますよね。私がショボイ小役ナビと同等、或いはそれ以下のゴミ演出と位置付けていたフットサル。本作では演出が完全リニューアルされていると聞いていただけに、これを見たときは一瞬、販売元であるサミーの本社前で座り込みをやろうかとかなり本気で思いましたが、結果、当たったのでやらなくてよかったです。

　実戦のことを簡単にお話すると投資9本でノーマルビッグが当たって、直後のMSバトルで押し順4択に3回正解。AT中はエアリアルラッシュとエアリアルバーストで80Gの上乗せに成功したにもかかわらず、ボーナスリンクで失敗するなど、私らしさも出しつつ、まずまずのスタートとなりました。

その後、AT終了後の1G目にチャンス目を引いてATに再度突入したり、エアリアルラッシュで7連ベルを達成したりと、かなりいい感じで出玉を増やしていったんですが、如何せん、私は年間収支プラスが1度しかないスロ弱者。いつ理不尽な大ハマリを食らうのかとビクビクしていたんですが、ホールに向かう途中、交差点で倒れていたおばあさんを助けたのがよかったんでしょう。この日はハマリらしきハマリを食らうことなく実戦終了。

テキトーな知識でテキトーな空き台に座り、スイカを何度も取りこぼし、押し順を何度も間違えたにもかかわらず、結果、2200枚も獲得できたんですから、超がつくほどいい台だったんでしょうね。

　無論、私の言ういい台とは高設定のことではありません。事実、私が打った台は通常時からのAT突入は一度もなかったし、体感的な弱チャンス役は設定1以下。普通なら設定1と推測して然るべきですが、そもそも私は高設定がいい台だとは思いません。高設定でも出ない台は悪い台、設定がなんであれ出る台がいい台なのです。もっとも、そういうことを言っているから年間収支プラスが一度しかないんだと思いますが…。

　ちなみに、私は密かにホールのトイレミシュランをやっているのですが、この日訪れたホールは最高位の3つ星。自動で便座のフタが開くウォシュレットや居心地の良さは言うに及ばず、二枚重ねのトイレットペーパーは痔主に対する優しさの表れに他なりません。ここまでちゃんとしてくれるなら平均設定1つくらい下げてもいいよ。