CRAコスモアタック7
愛喜
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2016/09/01
特報
壮大な宇宙を舞台に展開するSF超大作『コスモ』シリーズ。
その最新作となる『コスモパニック』がリリースした。
その全貌をご覧いただこう!
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CRAコスモパニック |
タイプ 普通機 |
賞球数 ALL10 |
最大連動数 10連動 |
コスモパニック──。
人類が侵略してくる宇宙人とパチンコの盤面で、パチンコ玉を使って戦うSFモチーフの新機種だ。ちなみに前作『CRAコスモアタック7』は昨年6月から導入されている。
・・・違うベクトルで期待していただいた人はごめんなさい・・・m(_ _)m
さてさて、“普通機”というジャンルで作られている『CRAコスモパニック』だが、遊技性も“普通”というだけにシンプル。
一般的にホールで見かけるデジタルで大当りを抽選する“デジパチ”と違って、“普通機”は、「V」に玉が入れば大当りという“玉の動き”が肝となるジャンル。羽根モノに近い感覚だ。
よって、『コスモパニック』の大当りまでの流れは次の通り。
中央のクルーンに玉を通し、その真下にいる「BOSS(宇宙人の絵柄)入賞口」に玉が入れば大当りスタート。
入賞直後は、最下部のチューリップとその左右に展開するアタッカーがすぐに開放。
チューリップには2個、アタッカーには1個入賞するまで開放し続ける。そして、すべて閉じた時点で1回分の大当りが終了となる。
また、大当り時に出玉をより多く獲得するためには連動させることが重要。その連動数は「最大10」となっているが、それを獲得するためにはちょっとした技術介入が必要となっている。
遊技案内のように、その順番は以下のフローをご覧いただこう。
1、2個目:下部チューリップ 3個目:左下アタッカー 4、5個目:下部チューリップ 6個目:右下アタッカー 7、8個目:下部チューリップ 9個目:左上アタッカー 10個目:右上アタッカー |
左下・右下アタッカーは入賞すると下部チューリップが連動して再度開く!
そう、察しのいいパチンコファンは既にお気付きと思うが、ポイントは左打ち・右打ちの切り替えとなる。
ちなみに、左右(3、6番目)の順序はどちらでもOK。とにかく素早く切り替えることが重要だ!
しかしながら、この最大連動。僅かながら“運”も必要となっている。
そのため、「毎回、最大連動を!」と囚われず、平均8連動を目指すことが勝利を掴む糸口となるようだ。
軽快に打ち出される玉を左右に打ち分けるのは至難の業。
最速導入予定は9月19日~。
ちなみに、同機の導入は受注生産。そのため、お近くのホールに導入していないっ、という場合は、ホールのご意見箱に投書、もしくはスタッフさんに頼んでみよう!
【おまけ1・(プチ)工場見学】
今回、試打させていただいたのは、埼玉県春日部市にある株式会社愛喜の製造工場。
実際にパチンコ台製造に使う「全自動釘打機」や「ゲージプレス機」、「風車打ち機」などと共に、製造ラインも見学させいていただいた。
その流れと簡単な作業の流れをレポートしていこう。
■まずは盤面の加工工程!
活躍するのは、「ゲージプレス機」「全自動釘打機」「風車打ち機」の三種の神器!!
☆ゲージプレス機
釘打ちのためのガイド穴を開けるゲージプレス機。専用の金型(メッチャ重い)を盤面に押し付ける。 |
☆☆全自動釘打機
盤面を釘に打ち込むパチンコの肝となる工程。正確無比に一本ずつ高速で打ち込まれる。一本一本職人が金槌で打ってるんじゃないんだなぁ。 |
☆☆☆風車打ち機
釘とは別の工程となる風車。裏側を見ると、整然と並ぶ光景がかっこいい! |
■盤面が仕上がったら、組み上げ工程
出来上がった盤面に役物を取り付けていく。アタッカーやチューリップ、各種入賞口も・・・。 ちなみに各種役物は納品時バラバラ。組み立てやシール貼りなどの組立作業はライン以外で行っているそうだ。 |
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裏面で電子部品のハーネスと接続。そして、役物取付作業を体験させてもらいました。 「おっ筋がいい」と愛喜・敏腕営業三戸さんにお褒めの言葉をいただきました(画像下左) |
■出来上がった盤面と外枠、主基盤、最終チェックを行う最終組立ラインへ
外枠などのそれぞれのパーツは別工程で組み合わせてから最終ラインへ。 |
■そして、全国のホールへ・・・
以上が一連のパチンコ製造工程の模様だ。
実際、この工程で1台組み上がるのは30~40分程度とのこと。
非常に興味深い工場見学でした。愛喜さん、どうもありがとうございました!
【おまけ2・冒頭アニメーション挿入エピソード】
200X年
ある日突然、宇宙からの謎の攻撃を受けた地球。
全人類の希望を背負い、地球を守るために宇宙へと飛び立ったコスモナックル・コスモスナイパー・コスモビッグボディの「チームコスモ」は、謎の生命体と壮絶な戦いを繰り広げていた。
しかし、どれだけ攻めても何の手応えもない。攻めれば攻めるだけ、拭えぬ違和感は増すばかり・・・
「俺達の攻撃は効いていないっていうのか!?」
「WHY・・・綿密な計算では数十発前のアタックで撃沈しているはずなのに・・・」
「俺のボディは100万トンだぞっ」
途方にくれるチームコスモの3人。その時、3人を怪しい光が包んだ。
「「「ぐっ、ぐわぁぁ!!」」」
その光は、謎の生命体による精神攻撃だった。
3人の照準は謎の生命体ではなく、それぞれの仲間に向けられていた。
他の何より強固な絆で結ばれていたチームコスモ。
共に厳しい訓練を乗り越え、数々の過酷な戦いを制し、固い握手を交わしていた手は、今は互いを傷つけあう手に変貌してしまっていた。
「お、俺たちは、こんなことじゃ負けねぇ・・・」
地球最後の砦、チームコスモ。
史上最大のパニックを乗り越え、地球の未来を取り戻せ!!
株式会社愛喜・Webサイトより
文/写真 矢ナリー
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