【チケット完売】ツインエンジェル10周年！天使と“勇者”の宴は“笑い”と“期待”が一杯

１０月２日、東京・品川ステラボールにて「快盗天使ツインエンジェル10th Anniversary～天使と勇者の祝賀会～」が開催された（ちなみに“勇者”は“＝ファン”を指す）。

出演は、快盗天使ツインエンジェルの豪華声優陣だ。主人公である田村ゆかりさん（水無月遥役）、能登麻美子さん（神無月葵役）をはじめ、「２」から仲間入りした釘宮理恵さん（葉月クルミ役）、堀江由衣さん（テスラ・ヴァイオレット役）、柚木涼香さん（ナイン・ヴァイオレット役）。そして、男性役からは檜山修之さん（怪盗ミスティナイト役）のメインキャスト計６名+αという顔ぶれ。そのビッグな集いは、事前販売のチケットが完売、総勢約2,500人に及ぶ勇者たちが参加した。

この１０周年を迎えた記念イベントを、当日の模様と共にお送りしよう。

イベントの幕開けは出演陣の自己紹介の後に、１０年を振り返るトークショー。

１０年分の年表と共に振り返る記憶は、主演女性陣がうろ覚え（笑）。ただ、空いた記憶のピースは、１０年分の絆を感じさせるフォローで埋めながら、和気藹々とトークが繰り広げられた。

そして、トークは思い出から最新情報へと繋がり、先に発表されていた最新TVアニメ『ツインエンジェルBREAK』と、最新ノベルゲームアプリ『快盗天使ツインエンジェル～そして神話の乙女たち～』の話題へと発展。制作陣を交えて設けられたトークパートでは、新たな設定、新たなキャラクター、新声優などの先出し情報がポロリポロリ。思わぬ情報に、来場したさしもの“勇者”たちも驚きに沸いた。

続く、公演では声優陣の朗読劇を披露。一緒に登場したツインエンジェルのキャラたちが朗読に合わせて熱演。内容は前作TVアニメと新作TVアニメを繋ぐお話で、やはり新キャラクターの話題へと及び、危機感をあらわにするキャラクターたち。そして、新キャラも登場するビデオメッセージが放映されるなど、次回作のヒロインたちの気になる一面が垣間見え、会場の興味を誘った。

お次は、声優陣とキャラたち共演のクイズバトル。

ツインエンジェルチーム（田村・能登・釘宮）とツインファントムチーム（堀江・柚木）に分かれたチーム戦で行われた内容は「ジェスチャークイズ」。お題に合わせてキャラたちがジェスチャー、その回答を声優陣が担当した。そして、勝利チームには賞品として高級さくらんぼ「さとうにしき」（１粒２０００円相当）が贈られるとあって両チームが白熱！

勝利を掴んだのは、キャラの必死のジェスチャーをずばりずばりと素早く回答したツインエンジェルチーム。賞品めがけて奮闘した田村さん、釘宮さんに対し、無回答で賞品を掴んだ能登さん。そんな能登さんには、コーナー進行を務めた檜山さんから“生暖かい”コメントと共に目録が手渡された。

祝賀会の最後を飾るエンディングには、主題歌を歌うアーティスト「あべにゅうぷろじぇくと」によるライブが敢行。初期OVA（オリジナルビデオアニメーション）などからお馴染みの「エンジェルらいくに☆LOVEりたいっ!!」と、『３』の主題歌「えびばでぃ夢CHUでお傍にエンジェル!!」の２曲が熱唱され、来場した勇者達も一体となり盛り上がった。

また、グランドフィナーレには声優陣が再び舞台に登場。１０周年に対するコメントを寄せると共に、祝賀会の結びには、ツインエンジェルの決め台詞をコール。

「これからもツインエンジェルにおまかせだよ！！ありがとうございました。」

主役を務める田村さんの掛け声で、祝賀会は盛大に幕を下ろした。

左から、あべにゅうぷろじぇくと（ボーカル）の佐倉紗織さん、堀江由衣さん、田村ゆかりさん、釘宮理恵さん、能登麻美子さん、柚木涼香さん、檜山修之さん。

©Sammy

文　矢ナリー