一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は9月26日、令和6年度第1回目となる女性活躍推進フォーラムを開催。会員ホール企業など20社から女性正社員29名が参加した。
初回は、マーケティングセミナー「増客」をテーマとして、エンタテイメントビジネス総合研究所の竹部裕樹講師が担当。フォーラムでの経験を成長のきっかけとし、自社での活躍に繋げることを目的と示した。そして「増客」をテーマに、自社に持ち帰り提案できる企画を、グループで練り上げプレゼンすることをゴールとした。竹部講師からは、集客、増客とはそれぞれどういうことなのかについて、各班に分かれてディスカッションした。バケツにいくら水を注いでも、バケツの穴から水が漏れていては水かさは増えない。バケツの穴を小さく(接点・仕掛け・承認を得る)しなければならないと解説。漏れは離反顧客に見立て、結果、成果を出せることが重要とした。成果については、目に見える形(数値化)で表し、表せないものについても加味していくことが必要とした。ミッションの主語はお客様であり、実現性の高い考え方を持つ視線に基ずいた創案を期待した。
同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界づくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考え、それを自社において広める側になれるよう養成している。令和2年度からコロナ禍という事で、Zoomにより開催していた。令和6年度は5年ぶりにリアル開催となり、全4回の開催を予定している。