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パチンコ店の依存対策実施状況を調査、「18歳未満立入禁止の表示」は100%実施

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2025/02/04


全日遊連はこの度、全組合員ホールを対象とした2024年「依存対策実施状況調査」の結果を報告した。

この調査は、パチンコホールにおける依存問題対策の取組をより実効性のあるものにするために毎年実施しているもので、2024年調査は9月30日から12月末の間、Webによるアンケート形式で行われた。回答ホール数は5,664店(対象ホール数6,015店)、回答率は94.2%だった。

調査結果によると、実施率の高かった取組では、「風営法第18条に規定されている18歳未満立入禁止の表示」が100%、「18歳未満の可能性のあると認められる者への身分証明書等による年齢確認」が99.9%、「リカバリーサポート・ネットワーク相談窓口告知ポスターの掲示」が99.8%となった。

その他、「依存問題対策ガイドライン及び付属マニュアルの入手・内容確認」や「安心パチンコ・パチスロリーフレットの設置」、「安心パチンコ・パチスロアドバイザーがいる旨の告知ポスターの掲示」、「子どもの事故防止、子連れでの入場禁止の告知」も実施率が98%を超えた。

回答のあった全国のホールで実際に勤務している安心パチンコ・パチスロアドバイザーの実数は20,249人で、ホール数の減少の影響により、昨年調査よりも618人減少した。

自己申告プログラム導入ホール数は5,327で導入率は94.1%、家族申告プログラム導入ホール数は5,225で92.2%となり、いずれも導入率が90%を超えた。自己申告・家族申告プログラムの申込人数は以下の通り。
●自己申告プログラム
・上限金額:175人(124店舗)
・上限回数:176人(73店舗)
・上限時間:98人(47店舗)
・入店制限:1,393人(751店舗)
●家族申告プログラム
・入店制限(本人同意あり):777人(425店舗)
・入店制限(本人同意なし):117人(75店舗)

全日遊連ではアンケート結果を踏まえて、今後さらに各ホールにお願いしたいこととして、ガイドラインで規定の18歳未満立入禁止の4種類の表示物の使用や、共通標語「パチンコ・パチスロは18歳になってから」の使用、依存問題対策実施確認シートの使用、依存問題啓発週間の取組をあげている。

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