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“情報の渦”をどう読むか、若手ホール経営者が神戸で議論

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2026/02/26

全国の若手ホール経営者らが出席した第15回全国遊技業青年部交流会。

全国の若手ホール経営者らが集う「全国遊技業青年部交流会」が2月17日、神戸市内で開催され、18都府県から青年部会員や関係者ら約120人が出席した。

15回目となる今回は、桜花学園大学客員教授で合同会社デジタクリエイト代表の佐藤舞氏が「確率思考と企業経営」をテーマに基調講演を行い、大数の法則を例に、経験や勘に依存しない意思決定の重要性を説いた。EBPMの経営活用やAI導入の考え方も提示した。

第2部のパネルディスカッションでは、兵庫県パチンコ・パチスロ組合連合会青年部会の新井稔史部会長が司会を務め、ジー・アンド・イー㈱代表取締役社長の三木田弘道氏、メディアシステム㈱シニアマネージャーの山本真照氏、㈱マースエンジニアリングの山本貴大氏、ダイコク電機㈱上席講師の服部祐治氏が登壇。「次世代パチンコホール経営3.0 ~情報の渦を制する~」と題して、「店舗管理者に求められるスキル」「新規顧客と既存顧客のバランス」「ビッグデータ×AI×テクノロジーによる進化」をテーマに討論した。

店舗管理者に求められるスキルについては、出席者アンケートで「組織マネジメント」が最多となり、「データリテラシー」「計数管理」が続いた。ジー・アンド・イーの三木田氏は、「店長に求められるのは“数字を作る力”と“人材・組織を育てる力”の両立だ」と指摘し、成果と育成の両輪を回す重要性を強調した。

新規顧客と既存顧客のバランスをめぐっては、マースエンジニアリングの山本氏が、自社のデータ分析をもとに「月10回以上来店する優良会員の売上貢献度は高い」と示し、「優良会員の囲い込みが経営の安定につながる」と述べた。一方、ダイコク電機の服部氏は、「イベント来店客を通常営業日にどう移行させるかが鍵になる」と語り、継続来店への導線設計の重要性を示した。

ビッグデータとAI、テクノロジーによる業界変化については、メディアシステムの山本氏が、「人がやらなくてよい部分をテクノロジーが補うという姿勢が重要だ」と述べ、「AIも人と同じく“育てる”意識が必要だ」と訴えた。

司会を務めた新井部会長は、AIやDXといった情報テクノロジーを若い世代が主体的に活用することで、「業界の可能性はさらに広がる」と期待を示した。

基調講演を行った佐藤舞氏。

第2部のパネルディスカッションの登壇者。

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