あんとにお

どうもヒラヤマンです。
今回はパチンコの話はおやすみして
実家の犬のことを書きたいと思います。

家の犬は、インターネットの
里親探しの掲示板で見つけました。

滋賀県から飛行機で飛んできた彼女は
うちの両手に乗るくらいの大きさでした。

黒のミニチュアダックス。
名付けに迷ってたときにちょうどK-1観てて
アントニオホドリゴノゲイラが出てきたので
何となくアントニオって名前を
つけることにしました。
適当に名前つけてごめん(笑)。


大人しくて引っ込み思案やったけん
最初はうちの部屋から
なかなか出なくて苦労しました。
やけどいつからかとても活発な子に成長。
わんわん吠えまくるし走り回るし
バリ問題児やった!

あんちゃんが1歳のとき
散歩中コンビニに寄って
電柱にリードを繋いどったら首輪ごと取れて
いなくなってしまったことがありました。
そこは六つ角で複雑な信号がたくさんあって
終わった・・・と思いました。

何でもっと丈夫なリードを買わなかったのか
何で電柱に繋いでしまったのか。
悔やんでも悔やみきれませんでした。
そしたらその日の夜
｢違うクラスの男の子が犬を保護した｣
という情報を聞いて連絡をとり、
奇跡的にあんちゃんは帰ってきました。
しかもあんちゃん、
家に帰ろうとしとったみたい。
(その人のマンションが家と同じ方向にあったので)
もう二度とこんな思いはさせん、
今以上に大切に育てたい、と
心に誓いました。

あんちゃんが5歳のとき
うちは東京に引越ししました。
それから会う回数は
減ってしまったけど
実家に帰って会うたびに
遊んだり
散歩にいったり
悪いことしたら叱ったり…
楽しく過ごしました。

そして先日
あんちゃんが骨肉腫にかかりました。
骨のガンで、既に肺などに転移しとうけん
もう長くないとのことでした。

久々に会ったあんちゃんは
ガリガリに痩せて
呼吸も荒いし
足もすごく痛そうで。

それでもできる限り
うちに会えた喜びを
表現しようと手を舐めてくれて
そばに寄ってきてくれて。

もうなでてあげることしか
できなくてつらかった。

あんちゃんは12年間
家族とたくさん過ごせて幸せやったかな?
平山家に来てよかったとかいな?
もっとお金持ちな家の方が
良かったっちゃないかいな…
とか思うこともあるけど
うちはあんちゃんが家に来てくれて
めっちゃ幸せやったよ。
ぶっちゃけ最初は
見た目の可愛さで選んだけど(笑)。

今は見た目だけやなくて
すぐ吠えるところも
猫やカラスにさえビビるところも
ハトにだけは立ち向かっていくところも
エヴァのペンペンのぬいぐるみを怖がるところも
悪いことしたらカーテンに隠れるところも
全部大好きやけん!

痛いしつらいやろうけど
残りの人生を全うしてください。
あなたはうちの最高の妹です。

人間でいうと64歳らしいけん
実際はずいぶん歳の離れた
姉なのかもしれんけど(笑)。

皆さんにも
ヒラヤマンには
こんなに素敵な家族がいるんだと
知ってもらえると嬉しいです☆

したらまたね。