高校生活3週間

どうもヒラヤマンです。

今年、わたしの母校が
甲子園に行きました。
福岡の筑陽学園という高校です。

高校生になったら、
「野球部のマネージャーになりたい」、
そう思って、当時直近で甲子園に行った
筑陽学園を志望校にしたのです。

自分で言うのはなんやけど、
中学生の頃のわたしは
大変お勉強ができました。

筑陽学園のスーパー特進クラスに進めば
学費が全額免除になるということもあって、
張り切って受験に臨んだのです。

だって、私立で学費免除とか
めっちゃ親孝行できるやん?

しかも、甲子園に行ったら、
じいちゃん孝行もできる。

こんなに嬉しいことはない!!

やけど、いざ入学してみたら
スーパー特進クラスは
朝・夕の2時間ずつ補習があるので、
1日10時間授業。

そして、学校が遠かったけん、
通学に1時間かかるうえに、
毎日宿題が出る。
そして、予習も必須。

そのうえ、わたし以外の
クラス全員が九州大学志望。

高1になったばっかりで
大学に行くなんて考えがなかったけん、
こんなクラスメイトと
気が合うわけもなく…。

そして、最大の難点が
このハードスケジュールでは
部活どころではないということ。

そのうえ、
アルバイトも禁止なのだとか。

無理…やめよう。

そう決めたのは、
入学からわずか3週間後でした。

退学の手続きに行ったときに
担任の先生から入試の成績が
クラスで6位だったと聞かされる。

塾には通っていたものの、
大して勉強してこんやった
わたしで6位なんやったら、
「九州大学とか、みんな無理やろ」
と少し思ってしまった。

ただ、クラスメイトは
いい人ばかりやったけん（3週間の時点では）、
みんないい大学に行けていたらいいな。

クラスを普通科に落として通う
という案もあったけど、
根性のないわたしは学費を払ってまで
あんなに遠い高校に行く気にならんやった。

そして、転校した高校がクラーク。

編入試験で
「りんごを英語で書け」っていう
問題が出てくるようなおバカ高校。

やけど、この高校で
かけがえのない親友に出会えたし、
なんだかんだで楽しかったので、
後悔はしていない。

一見親不孝っぽいけど、
3年間コンビニでのアルバイトも
頑張ったし。

…バイトを頑張りすぎて、
ほとんど学校には行かんやったけど(笑)。

そんな筑陽学園は、
甲子園の1回戦で作新学院と対戦。

9回に同点に追いついたりして
いいものを見せてもらいました。

結果は残念やったけど、
とっても感動した!!

そして、10代の頃の
なんとも言えない思い出が
ほんのり蘇ったとさ。

もし大学に行っとったら、
人生どうなっとったっちゃろ?

でも、大学に行かんやった人生で
十分幸せやけん、どっちでもいいか。

したらまたね!