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塾長

褒められた

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公開日: 2024/02/08

 

 五十路を過ぎると人に叱られることがありません。これは年齢的なものなのか、上っ面だけの人付き合いをしているからなのか、そのあたりは分かりかねますが、よくよく考えてみたら叱られるようなことをしなくなったというのが大きいように思います。私と同い年であるにもかかわらず、業界関係者によく叱られている大崎先生は老害中の老害…失礼、間違えました、例外中の例外。中武先輩が講演なしのビタ押し芸一本で全国の刑務所を慰問で回るくらいレアなケースと言えます。

 

 

※基本、怒ることのない先輩も昔はこんな感じだったんでしょうか。

 

 

 逆に褒められることもありません。最後に褒められたのはいつだったか。確か二十歳くらいのときに付き合っていた彼女が丸めて投げたパンティを全力疾走で取りに行き、それを咥えて帰ってきたときによしよしと頭を撫でられたのが最後のような…って、飼い犬か俺は。でも、その彼女にはいつも食事をご馳走してもらっていたし、惚れた弱みでまったく逆らえなかったし、私のことをよく「おい、下請け」と呼んでいたので、今になって考えてみると実質、飼い犬みたいなものでした。

 

 

※ウチの飼い犬はあまり言うことを聞きません。ええ、私の言うことは。

 

 

 それ以来ではないでしょうか。人に褒められたのは。実は先週の当コラムを読んだガイドワークスの吉良編集局長からキレが良かった、面白かった、笑ったと美味い、安い、早いを上回る、いや、うれしい、たのしい、大好きを遥かに上回るお褒めの言葉を頂戴いたしました。吉良編集局長といえば文章にとても厳しいことで有名な方でして、私も二十年くらい前でしょうか。『ベティブープ』の巻頭記事を丸々二頁直されたことがありますというか、自分ではない誰かが書いた文章を読んで驚いたこと、凹んだこと、もう終わったと思ったこと、今なおハッキリと覚えています。

 

 

※実は二本ボツにして、三本目でした。

https://p-town.dmm.com/writers/jukucho/11679

 

 

 そうめったにあることではないし、嬉しいの度合いは飼い主が家に帰ってきたときの小型犬以上だったので、先ほど、そのあたりをよく分かっている元クズ田中に電話で伝えたところ、良かったじゃないですかと返ってきた後、ややあって「ボクがガイドで連載を書いていた頃はほぼ毎月、吉良さんから褒メールが送られてきましたけど」と言われまして、思わず彼女が丸めて投げたあのパンティで顔を覆い隠したくなりました。

 

 

※また書いてほしいなと思っているのですが、本人、もう嫌だと言っておりました。

 

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