マイジャグラーⅢ
北電子
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2017/10/16
私のよく行くホールに、いつも「マイジャグラーⅢ」の角台を朝から夕方まで打っている人がいる。
60過ぎの白髪まじりの紳士風。私が行く度に見かけるので、私が行かない日にも打ってるんだと思う。周りの常連と仲良く話をするでもなく、一人で黙々とレバーをたたいている一匹狼。しかし明らかに負けている。
何故このシルバーウルフはいつも同じ台を打っているのだろうか。
通常角台はホールの見せ台であり、ある程度設定が入っている可能性があるため、大負けはないと思っているのだろうか? しかし負けている。
とにかくのんびりゆったり打ちたいから角台に毎日座るのか? だからやっぱり負けている。
そこのホールは角は中間設定が多く、角2、角3に高設定が入ることが多い。必然的にシルバーウルフの横には必ず人がいる状況。これではゆっくり打とうにも、横が気になってしょうがない。おそらく別の理由か?
先週の火曜日、そのホールを覗くとシルバーウルフはいつもの角台に座っていた。しかしいつもと何かが違う。髪を切った? いや違う。頭上に燦然と輝く6つのドル箱だ!! 合算72分の1と設定9くらいの数値であった。これだ!! 彼はこの日が来るのを待っていたのだ。黙々とハマリに耐え、毎日角台に座りいつか来るこの瞬間のために。
翌日も彼はやっぱり同じ角台に座っていた。そしてやっぱり負けていた。設定0.08くらいの確率で。
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