パチンコ・パチスロ特集

【パパ何?】chapter06.珍古台×ビッグゲスト=すするリスペクト @中野区

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人気が出なけりゃオサラバ!? 企画存続を懸けた残り3回のカウントダウンスタート!

更新日: 2017/12/26

 

 

 

■気づけばもはや崖っぷち   

 

青天の霹靂とはまさにこのことでしょう。

 

「この企画も半年近く続けてきたけど、思ったより人気(アクセス)の伸びが良くないだよねー。んで、あと3回やって目標に届かなかったら終了ね」

 

担当編集としての悔しさを滲ませるドゲさんに、淡々とこう告げられました。ん? 滲んでたか?

 

あまりのショックで体重が2キロ減。

いや、これはただ単に前回の取材で歩きすぎたせいです。モツ平峯でございます。

 

 

 

 

 

■打てばわかるさ迷わず打てよ  

 

即打ち切りの可能性もあったところで、ワンチャンもらえたのはまさに九死に一生。今回を含めて残り3回で失地回復には何が必要か、過去の記事を必死に分析した結果……

 

ホール実戦が足らない!

 

という結論に至りました。パチンコパチスロ情報メディアなんだから、もっと打たないとダメでしょう!

 

 

「前回、観光地連れてけってゴネてたヤツが何を今さら……。じゃあそれでいいとして、何か打ちたい機種とかあんの?」

 

よくぞ聞いてくれました! ちょっと待ってくださいね、とりあえずリストをメールします。鹿児島じゃもうお目にかかれない、東京ならではの機種選びましたんで(見たことないヤツも入れたけど大丈夫かな)。

 

 

「あーなるほど、珍古台ね。探せばまだ打てる機種があるし、確かに東京じゃないとできない企画……って、お前はバカかアホか!」

 

へ? 東京で打ちたい機種を列挙しただけなのに、虎の尾を踏むようなこと書いてありましたっけ?

あ、わかった。『乙女』シリーズが入ってないことですか?

 

「確率399分の1のMAX機は昨年末で完全撤去されて、鹿児島どころか日本のどこにもないっての。毎度言うけど、業界に身を置く者として最低限の知識をだな……」

 

ぐっ、……し、しまった。今回も恒例のお説教タイム突入ですか!? やっぱり思いつきでリストアップするんじゃなかったか……。

 

「粗忽者なのは今に始まったことじゃないんで、まーいいや。ちょどテコ入れで呼ぼうと思ってたゲストがいるんで、彼に案内してもらうとするか」

 

テコ入れってことは、さぞ名のあるビッグネームが!? 築地まで飯をたかりに来たアイツとは違うってことですね。助っ人の力も借りて、今回は珍古台を思いっきり打ち散らかしますよー!

 

 

 

 

■中野駅前で僕と握手!  

 

 

待ち合わせは中野駅。改札を出るとドゲさんと……アレ? 一緒にいる人って確か……。

 

「今回のゲスト! 小冊子マダオくんでーす」

 

 

実は初めましてということで、お互いやや緊張気味。というか、何て呼べばいいんだろう。

マダオくん? それとも、僕より年上だからマダオさんかな? ええい、もうこの緩い雰囲気からしてマダオくんでいいか。

 

 

そんな感じで挨拶もソコソコに実戦店へと移動。

まず久しぶりの対面を果たしたのは『CRぱちんこウルトラセブンL77』。昔搾り取られた分を回収する時がやってきたのであります。

 

 

 

ドゲさんから「モツに付き合って爆死するのもアレなんで、何打ってもいいよ」と言われてたのに、マダオくんは僕の隣で『CR牙狼XX』からスタート。なんて、いい人……。

開始早々、サンセイ柄が絡んでたのにレギュレイスにナイスキャッチされてしまうあたり、彼とは気が合いそうです。

 

 

 

 

そしてドゲさんは恒例の『乙女』シリーズ。もはや萌え侍の乙女愛を何人たりとも止めることはできないみたいです。

 

「いや、よく見ろよ。これ『CRA戦国乙女2』だかんね? 立派な珍古台だってばよ」

 

 

そういう「一応、仕事だよ?」みたいな擬態はもういいですから。このブレない姿勢だけは見習ってもいいかもしれません。

 

 

 

 

幸先よく大当りを射止めたのはマダオくん。本日二度目のレギュレイスリーチで、今度は見事に貫きました。

 

 

やるやないか、マダオくん。その勢いでガッツリ連チャンさせて、今晩の打ち上げ代を稼いでおくれ。

 

ドゲさんも好調っぽく、当たってないのは僕だけ。大当りどころか、スーパーリーチがたったの1回という残念な展開……見せ場すらないやないか!

 

 

確率約1/479とあって、なかなか当たりません。しかし、滅多に打つ機会もありませんからには、僕もそう簡単に諦めませんぞ。ここから反撃開始といきますよ! と、ふんどしを締め直したタイミングで、マダオくんから衝撃のひと言が。

 

「モツさん、写真撮影ダメって注意されました」

 

……マジか。とはいえ、ハウスルールは絶対。逆らうワケにはいかぬゆえ……とりあえずメシ食って作戦会議といきますか。

 

 

 

昼メシはマダオくんオススメの店へ。そば粉を使ったつけ麺に舌鼓を打ち、まろやかな味わいに大盛をペロリと完食。しかし、これが未曾有のグルメツアーの第一歩になるとは夢にも思いませんでした。

 

話し合いの結果(というより、策がそれしかない)僕らは実戦を続行し、歯がゆいながらも実戦データのみを公表させていただきます。ホント申し訳ない!

 

 

ご覧の通り、奮闘虚しくパチンコは1回も当たらないまま、ジ・エンド。

珍古パチンコ(押韻)のあまりの当たらなさに辟易して、負けを取り返すためにドゲさんには内緒で打った『スーパーリノ』でさらに負債を増やす始末。実戦データ載せる意味があったのだろうか……?

 

ただ確実に言えるのは「僕の財布の中身が90K減った」ということだけです。

 

「写真はない、出玉もないじゃ撮れ高ゼロに等しいのぅ。あとがない状況だってのに余裕あんなーwwww」

 

自分は勝ったからって草生やしてんじゃないよ!

ちなみにマダオくんはチョイ負け。一人足を引っ張ってしまう役立たずっぷりを披露してしまいました。

 

 

ドゲさん、これ以上は無理だよ……。鹿児島帰ったら週末に「一万回転」の連戦が控えている中で、この負け額は痛すぎるよ……。

 

「このままだとアクセス稼ぐのは絶望的だが、これ以上の実戦続行は無理か……手段は選んでられんな。よし、ついて来やがれ!」

 

 

 

 

■注:これ以降パチンコネタはありません  

 

マダオくんとともドゲさんにつれて来られたのは、恵比寿の人気ラーメン店。情報源は毎度おなじみO部長でございます。

 

「ラーメン・子供・動物が視聴率の三種の神器。とりあえずこれで絵面だけは何とかなるやろ」

 

ホール実戦を増やすという当初の目的が断たれた末の、なりふり構わぬ打開策。

「昼飯も麺食ったのに」とか「だったらシャンシャンでも載せとけば簡単なのに」とか、この場に至ってはもはや文句なんか言えません。

 

 

マダオくん、男前過ぎますね。エプロンがひと際映えます。どことなく玉〇鉄二に似ている気がするのは僕だけでしょうか。

 

 

 

同じキメ顔でこうも違うとは……もはやおじいちゃんやないですか。

 

 

 

 

見てくださいよ、この香辛料の量を。これでもレベルMAXじゃないんだからもう……ね。

って、へこたれたらまたO部長にお叱りを受けるっていう。が、しかし! 辛いけど、これがまた美味いんですわ。汗が止まりませんけども。

ちょっと服着替えますんで待ってもらえます?

 

 

 

 

■フードファイター転身へ待ったなし  

 

お腹いっぱいになり、お開きかと思いきや……

 

「ボロ負け撮れ高ゼロ野郎が、これで解放されるとかありえなくない?」

 

と言われてしまっては返す言葉なし。山手線に乗って一路、池袋へ。

 

お次は辛さだけでなく、山椒のシビレっぷりも味わえるお店。問答無用で「カラシビ増し」を注文させられ、舌がバカになりそうでしたが……美味し! しかしまたもや汗だくで、わざわざ服を着替えたのが無駄に。

 

 

どうにか完食し、やっと帰れる……そう思った僕が甘かったようです。

 

「あー、もう1軒オススメの店あんだよねー」

 

マジかよこのオッサン……。僕と違って激辛は食べてないにしても、3軒立て続けとか明らかにどうかしてる。満腹中枢壊れてんじゃないの?

 

「福岡には替え玉という素晴らしいシステムがあってだな、それがないのがそもそもいかんわけで。絵面的にもまだ物足りなくね?」

 

替え玉ぐらい鹿児島にもあるわ! じゃあ何で最初から豚骨ラーメンの店選ばなかった!? わかりましたよ、せめてマダオくんも道連れでお願いします。

 

 

 

 

で、地下鉄で向かったのは京橋駅近くの味噌ラーメン店。腹ごなしのために1駅手前で降りて歩きましたよ。

 

 

グルメ企画でもないのに、昼夜合わせて4軒でラーメン食うなんて思ってもみませんでした。

我ながら笑顔がひきつり気味ですが、確かに美味い。でもお腹減ってたら、間違いなくもっと美味かっただろうに……。

 

 

マダオくんもさすがにこの表情。

そりゃそうですよね、嬉々として麺をすするドゲさんを見て、我々は開いた口が塞がりませんでした。

 

この日の夜中から僕は高熱とお尻の痛みでうなされる事態に。皆さん、高額投資と辛いモノには十分ご注意を。

 

 

 

 

■今回のお土産  

 

あれ?何か太った?

嫁からの何気ないその一言が気になり、恐る恐る体重計に乗ってみると……

 

 

 

がっつりリバウンドしちゃいましたとさ。今年はもうダイエット諦めます。

 

 

それではみなさん、よいお年をお迎えください。 

僕は三重で頑張ります!

 

 

 

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© 2005 雨宮慶太/Project GARO © 2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル

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