更新日: 2018/01/18
アッという間に終わった2017年。
去年、一番楽しかった思い出は何だったかな、とふと思い、考えてみた。
誰からもLINEの届かなかった誕生日か、
それとも自分へのプレゼントとして100均ショップで4000円分の買い物をしたクリスマスか、
はたまた久々に会った5歳の姪っ子と買い物行ったら職務質問に遭い、警察官8人に囲まれたあの日か。悩みに悩み、考えに考え、馴染みの定食屋で塩気の強い味噌汁をすすった瞬間に気づいた。
コミケだ。
そう、昨年12/29~31の3日間、東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット93である。
おっと、コミケと聞いて鼻で笑って顔でも笑ったそこのアナタ、コミックマーケットをナメてもらっちゃ困る。なにせこの3日間に訪れたお客さんの数はなんと約55万人!
55万人と聞いても今いちピンと来ないけど、東京ドームにお客さんがパンパンに入って約5万5千人。つまりこの3日間に東京ドーム10個分のお客さんが東京ビッグサイトに集まったということ。だからこの3日間の開場前はこんな感じになっていたわけ。
すごいねコレ。
俺の誕生日と大違いだよ。
実は今回のコミックマーケット93には、
藤商事がフェアリーテイルのブースを出展。
そう、週刊少年マガジンで11年に渡り連載されていたあの人気漫画だ。
ブースはフェアリーテイルのキャラクターたちが大量に装飾されており、めちゃくちゃカッコいい!
気分は魔導士!
気分はドラゴンスレイヤー!
くっ、俺も四十肩が治る魔法が使えれば…!
あ、ちなみにフェアリーテイルは日本国内だけでなく、世界中で人気の漫画だけあって、3日間通して海外の方も含め、たくさんのお客さんがこのブースを訪れていたぞ。
まさかみんな……ここをギルドだとでも思ってるのか?
なお、キャラクターたちのパネルと写真撮影ができる撮影ブースも設置されており、撮影するファンが後を絶たなかった。てへ。
広大な敷地面積の東京ビッグサイト内でも、フェアリーテイルという人気タイトルが強すぎるためか、個性強め・アク多め・自己主張濃いめなお客さんが続々と藤商事ブースに参上。フェアリーテイル愛が強すぎて、いろんな回線がスパークしちゃったファンの方々をご覧あれ。
まずはジュビア・ロクサーのコスプレで来てくれたこの方。コスチュームといい、ポーズといい、完成度が高い!すごいぜ。パンケーキでも突つきながら小1時間語らいたいレベル。
そしてグッズを買いに来ていたファンの方も多数。皆さんテンション高めで、めちゃくちゃ楽しんでいた様子。
さらにさらに、もっと深いフェアリーテイル愛ゆえ、バッグに重すぎる愛を詰め込んだガールズが登場。いわゆる痛バッグというやつだ。彼女たちのバッグは缶バッジのせいで重いんじゃない。フェアリーテイル愛が詰まっているから重いんだ。
(きっと)
世間では愛の深さを計るのに、優しさや想いなど目に見えないものに頼りがちだが、ハッキリ言っておく。魔導士の世界では、缶バッジの量こそが愛の深さのバロメーターである、と。
さぁさぁ、猛った男性の方々、お待たせしました。ココからは藤商事ブースに舞い降りた4人のコンパニオンたちを紹介していこう。画面ズームも大歓迎だ。
ブゴォ…!?
コンパニオンが現れる時、そこに必ず追従する存在がある。海外の国賓のそばをSPが離れないように、シャンプーの隣にコンディショナーがあるように、鉄板上のハンバーグの横にそっとブロッコリーがあるように、常に近くにいる存在、それがカメコ(※カメラ小僧の略)。
この日ももちろんたくさんのカメコの方々が
そっと彼女たちを見守っていた。
そ、そっとか!?
とにもかくにも、午後の限定撮影タイムは大盛況。顔よし、スタイルよし、対応よしの彼女たちが、カメコの皆さんから大好評だったのも頷ける話だ。
このブースの目玉の1つがフェアリーテイルグッズ。なにせこの会場限定の激レアグッズを販売していたから。
限定、なんと狂おしい言葉だろうか。この言葉とライスおかわり無料という言葉だけは、何度聞いてもウットリする。そんなわけで限定の激レアグッズを紹介。
Tシャツ(¥2,500)
アクリルキーホルダー(全8種、各¥500)
クリアファイルセット(3種、計¥1,000)
タペストリー(2種、各¥2,500)
マフラータオル(¥2,000)
缶バッジ(15種、各¥500)
スペシャル福袋(¥5,000)
どれも好評で、ファンにとってはお宝。この日の夜は皆さん、枕と一緒に抱いて寝たはず。
だって俺ならそうするもの。
藤商事ブースの横には、NETとSammyのブースも出展していた。つまり、パチ&スロメーカー3社が横並びだったってわけ。
NETブース
く、熊女将がっ!
Sammyブース
ツ、ツインエンジェルがっ!
ともに盛り上がっている中、熊女将が藤商事ブースに遊びに来てくれた。手には藤商事の藤丸くんを抱いてくれるという、シュールすぎる奇跡のコラボ。
後ろのフェアリーテイルのキャラたちとの温度差がすごい…。
生き馬の目を抜くパチ&スロ業界のメーカー3社が一堂に会したということで、バトルが勃発したのも当然のこと。とはいえ、ホットドッグの早食い対決や熱湯風呂で雌雄を決するのもちと違う。ここはやはりスロットの早掛け対決で決着をつけようと相成った。
NETのブースにあったパチスロGATEの試打機での早掛け対決。
NET vs Sammy vs 藤商事。これにはお客さんも大盛り上がり。世紀の一戦が幕を開けた。
うん、やっぱり勝ったのはNET。
HAHAHA、そりゃそうだ。
しかし、メーカーの垣根を越えた盛り上がりにパチ&スロ業界の明るい未来を垣間見ることができた。
こんな感じで3日間を通して、大いに盛り上がりを見せた藤商事のフェアリーテイルブース。冒頭で語った通り、去年一番楽しかった思い出として挙げたのは、俺にロクな楽しい思い出がなかったからじゃない。このコミックマーケット93が本当に楽しかったからだ。
いやマジで。