更新日: 2018/02/23
毎度どうも、土下座右衛門です。
気づけば2月も末で、待望の球春到来!
昨年はホークスが日本一、レッズはアジア制覇と、自分によっては1年の応援が報われたシーズンでした。両チームとも弱小の頃からのファンですので、別に「金満球団」が好きなわけではないですよ!?
さて、今回紹介しますのは、タイトルからして何かの意味深なものを感じざるを得ない機種。SANKYOの『CRフィーバーR-18』です。
自分のほとばしるパトスが勝手にそう思わせていたのかと思ったら、フェチ映像満載ということで。……なんだよ、ド直球かよ! 嬉しいじゃないか!!
自分は何を隠そう“おっぱい星の王子”ですので、特にその辺りにも執着注目しつつ紹介していきたいと思います。
■安定した出玉を期待できるスペック!
まずはスペックですが、ライトミドルのオーソドックスなST機となっています。
【基本スペック】
当選確率:1/239.2 → 1/87.7
確変突入率:100%(ST80回転)
ST継続率:約60%
賞球:4&1&4&3&12
大当り出玉:約1920個(16R)or 約720個(6R)or 約360個(3R)
【当選時の内訳】
通常時(特図1&特図2合算)
・16R確変(電サポ80回転)…42.5%
・6R確変(電サポ80回転)…32.5%
・3R確変(電サポ80回転)…25.0%
ST時(特図2)
・16R確変(電サポ80回転)…50.0%
・6R確変(電サポ80回転)…30.0%
・3R確変(電サポ80回転)…20.0%
チリツモ式のリミッター機や高継続の残保留連チャン機など、ここ最近よく見かける“ひねったもの”に比べると、一般的なわかりやすいスペックですね。突飛でトンがった機種が多すぎて、もはや何を持ってして一般的なのかわからなくなりつつありますが。
ST突入率が100%かつフル電サポで、初当りの4割強は16R。持ち玉遊技比率・電サポ滞在率ともに高く、かなり遊びやすそうな印象を受けます。
通常時は8個保留で、交互に入賞する特図1と特図2を入賞順に消化していきます。この場合、特図1と特図2で振り分けが大きく違い、特図1で当たると16Rに期待できないような機種もありますが、この機種は違います。
「当選時の内訳」から計算すればすぐにわかりますが、特図1でも16Rの振り分けが35%あります。6Rが35%、3Rが30%ですので、特図1保留で当たったとしても3回に1回以上は16Rとなります。
欲を言えば ST継続率にもうひと声欲しいところではあるものの、連チャンすれば半分が16Rですので、ライトミドルである点を考えれば出玉力は十分でしょう。
■BかHかLか……それが問題だ
それでは、お待ちかねの液晶演出です。
セクシー女優などとのタイアップではなく、女性の身体や仕草の美しさにフィーチャーした内容となっています。
通常時は5つのステージを行き来し、ストレッチしたりくつろいだり、ある時はオフィスで働いたりと、ステージごとに女性のさまざまな様子が背景として流れます。
その姿をじっくり眺めていたいのに、視界を遮るものが……。そう、図柄です。だが、ご安心めされよ同志。この図柄、レバー操作でいつでも消せるんです!
ただし、ズレ目停止からの疑似連発展など、特に予告に関しては演出を図柄が担っています。ステージによっては図柄を消してしまうと音だけがして、何が起きているのかわからなくなるかもしれません。
それでも図柄消しますけどね。ストレッチモードの間だけは!
そして特筆すべきは、なんと役物がありません!! ロゴも光るだけで落下したりしません。
図柄同様に「映像を見るのに邪魔になる」という、極めてわかりやすい理由とはいえ、それにしても思い切りましたなー。
とにかく登場する女性の映像を見せることに特化し、それをただただ眺めていられるという、他に類を見ない異色の機種なのですが、パチンコとしての興奮を味わわせてくれる演出ももちろんあります!
それが「4大キーポイント演出」です。
その1 5ラインリーチ
「STOCKING COMBO」と称した疑似連が発生すると、リーチライン数が増加。多ければ多いほどアツいという明快な法則を有していますが、「5ラインリーチ」はその最強パターンです。これには例外があるのですが、それはまた後ほど。
その2 STOCKINGチャンス
「STOCKING COMBO」上位版演出。ボタン連打で多くのライン獲得が期待できるのと同時に、高信頼度の「プリンセスリーチ」への発展が濃厚となります。
あ、ライン数のストックと、脚に履くストッキングをかけてるんですね。原稿書く今になって気づきました(遅)。
その3 GOLDEN BUST
リーチ中は「FETISH UP!」という文字や、映像カットインが出現すれば期待度がアップします。「GOLDEN BUST」はその最強パターンです。
その4 GOLD ZONE
複数変動をまたいで発生する先読み予告。パターン違いの「RED」でも期待できますが、「GOLD」なら格段に信頼度がアップします。
図柄でのチャンス目前兆を含め、先読みなしから大当りすることはまずないようなので、「GOLD ZONE」は特に重要そうです。
■自らの新たな一面に気づかされる!?
「プリンセスリーチ」は確かに激アツですが、大当りへのメインルートとなると「フェチリーチ」の方になるかと思います。
その搭載パターンは全20種類以上! 丸一日打ったところで全部見られるかわかりません。いったいなに考えてんでしょうか、いいぞもっとやれー!
中でも自分が好きなパターンはコレ。
おっぱい星人にも脚部の素晴らしさを知らしめるとは、SANKYO……恐ろしい子!
なお、前述したライン数による信頼度変化の例外についてですが、実は図柄と関係がありまして。リーチライン数と同じ数の図柄は大チャンスなのです。
つまり、2ラインしかなくても、そこに2図柄が含まれていれば激アツに。1から5図柄がリーチに含まれている時は注目してみてください。
■STはモードでフェチも演出も傾向変化
STはモードを4種類から選ぶことができます。予告は枠やロゴのフラッシュなど筐体によるものを除いて、各モード専用になります。
RUNNINGモード(1ライン)
女性の爽やかな肉体美に魅力を感じる人にオススメ。チャンス目や停止順など図柄での予告のほか、心拍メーターやGOALカウントダウンなどのランニングに関連する演出も発生します。ボタンを使用する演出が豊富です。
LOUNGEモード(5ライン)
落ち着いたアダルトな雰囲気を求める人にオススメ。予告はほぼ発生せず、一発告知がメイン。リーチが続くほど背景にいる女性に酔いが回っていくようです。
STORYモード(5ライン)
声フェチの人にオススメ。LOUNGEモードと同じく、予告はほぼ発生せず。液晶に「ちょっといい話」の文章が表示され、朗読が流れます。
ちなみに大当りすると、もちろん朗読は打ち切られてしまい物語のオチがわからなくなります(汗)。ただし、続けて同じモードを選べば、続きから聞くこともできるようです。
夏の夜モード(1ライン)
うなじなど大人の色香を求める人や浴衣好きの人にオススメ。図柄が花火になって打ち上げられます。そのため図柄を消してしまうと花火も上がりません(笑)。
花火のパターンや浴衣女性のカットインステップアップ演出に注目です。
リーチは一部を除いて各モード共通で、ST専用のフェチリーチも存在。登場する女性がラウンジ女性だと期待度がアップします。
ボタン系リーチは「1回押し」より「連打」の方が期待度高め。ライン数が多いほどアツいのは通常時のリーチ同様です。
要注目は「何度もリーチ」で、一度ハズれたとしても停止形によっては再変動してリーチが継続します。図柄の色によって信頼度が変化しますが、青図柄でリーチが始まったとしても継続するうちに赤図柄がテンパイすることもあります。
リーチハズレ後に発生する「長引きチャンス」はレバブルすれば大当り。いつ震えるかは決まっておらず、ゲージが消える寸前に起きることも。
■映像だけのネタ台にあらず!
演出はシンプルでわかりやすく。限界サイズの大画面液晶を搭載し、映像を見る上で妨げになるようなものは極力省略。
ともすれば、モチーフを生かすことだけを重視した演出特化の機種のように見えますが、その実、スペックも遊びやすさと出玉力を兼備していて魅力的なものがあります。
全国のホール導入予定は4月9日(月)。
フェティズムを追い求める“男の欲望”と、勝負師としての“漢の欲望”。両方を同時に満たせる一挙両得・一石二鳥な良台として、個人的にも導入を心待ちにしたいと思います。