健康パチンコが面白い!?「パチンコと健康」を考えるVol.2
特集一覧へ更新日: 2019/04/11
前回は、健康パチンコこと「けんぱち」を推奨されている、公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授にお話を伺ってみた。
実際に、認知機能向上のデータや、実験について貴重なお話を聞くことが出来たが、実際に現役でパチンコを打っている人の健康の秘訣と、パチンコの関係はどうなのだろうか?
そんな疑問を解決する為に、厚労省の定義する後期高齢者(75歳以上の高齢者)代表として、現役のパチンコライター見習いのあの人に話を聞いてみた。
パチンコライター 不二子
1936年(昭和11年)生まれ
82歳(2019年3月現在)
趣味:パチンコ・カラオケ
好きなモノ:お酒、タバコ
2017年から、80歳のパチンコライター見習いとして、業界に赤い彗星のごとく現れた女性パチンコライター。
現在82歳となるが、今でもバリバリの現役だ。
さて、パチンコ好きな80代のファン目線でのお話を聞いてみよう。
CASE2.後期高齢者のパチンコファン 不二子さん
DMM:
こんにちは。今日もお元気そうで何よりです。
不二子:
こんにちは、よろしくお願いします。そうね、病気になったことなくて。お陰様で今も本当に元気です。健康はお金で買えないもんねぇ。
DMM:
そうですね。今日はその健康の秘訣も含めて、お話を伺えたらと思っていますので、よろしくお願いします。
DMM:
パチンコを始められたのは、おいくつ位の頃からですか?
不二子:
22、3歳くらいの時かしら。それから少しブランクもあって、60歳代くらいにまた始めたのよ。
それに昔は、スマートボールのお店もあって、そこでも遊んだの。ちょっとした息抜きよ。
DMM:
パチンコは、どんな機種がお好きですか?
不二子:
当時の機種はあまり覚えてないけど・・・今は、おさかなちゃん(海物語)とか主水さん(必殺仕事人)。
おさかなちゃん(海物語)で、女の子(マリンちゃん)におめでとうって言われると、やっぱりウレシイ。
あとはルパンね。「フジコちゃ~ん」て呼んでくれるから♥
はにかむ不二子ちゃん
パチンコは頭を使うからね。それに見ていてハラハラするし、それが楽しい。
DMM:
パチンコ以外の趣味や好きな事ってどんな事でしょう?
不二子:
カラオケ、お酒、タバコ。カラオケは、デイサービスでいつも歌うの。お酒はビールを毎日2本。たまに焼酎のお湯割りを飲んでます。タバコは、今は1日10本だけ。
DMM:
お酒もタバコも現役なんですね。その元気の源、健康の秘訣で何か気を付けている事ってあるんですか?
不二子:
好き嫌いしない事。食べ物も人もね。食べ物は、本当に好き嫌いないから。それに私はこんな感じでしょ。だから、人からもわりと好かれるほうなの。
DMM:
なるほど。好き嫌いがないと、ストレスも溜まらなさそうですものね。
不二子:
そうそう。私なんかストレスなんて、全然ないから!あはははは。
(結果的に)ストレスが溜まらないのが、良いのかも。
DMM:
今、パチンコはどのくらいの頻度で行ってるんですか?
不二子:
引っ越して、近くにないからあまり行けてないんです。前は、5分くらいのところだからしょっちゅう行ってたんだけど・・・。
店員さんとも仲良しだったんだけどね。(お店に)行くと、向こうから声かけてくれたりしてたわ。
(少し寂しそうな面持ち)
DMM:
最後に、読者の方や同年代の方へ一言メッセージを頂けますか?
不二子:
そうねぇ・・・(しばし考え込む)適度に自分の楽しみを見つけることかしら。
DMM:
なるほど。我慢しないでストレスを溜め込まないように楽しめれば、健康にも良さそうですね。
本日はありがとございました。
不二子:
ありがとうございました。
不二子さんは現在、週1日のデイサービスでカラオケで歌うことと、そこで友人とタバコを燻らす事が楽しみだそうだ。
最近、パチンコ店から離れた場所に転居したのが、寂しいという。
(専ら、近くの池にいるカモを眺めているとか)
以前は、最寄りのパチンコ店が徒歩5分圏内ということもあり、自分の楽しめる範囲での遊技を愉しんでいたそうだ。
最近は、仕事でパチンコホールに行くことが何よりも楽しみな様子。
特段、健康に留意していない自然体だが、そのストレスを溜めない、我慢しない事が結果的に元気の源なのかもしれない。
82歳とはいえ、滑舌も良く杖なしで元気に歩く不二子さんは、健康そのもの。
これからも、健康を維持し続けてパチンコのある人生を謳歌してもらいたい。
次回は、カジノ型デイサービスへ訪問予定。
乞うご期待!
写真/ 阿島ノボル 文/パパラッチョ○野