更新日: 2021/06/07
4号機導入台数・ベスト5
5号機以降で登場した機種の中には、4号機で大ヒットして続編が発表されているモノも多い。
歴史的ヒットを記録した『パチスロ 北斗の拳』をはじめ、どれだけ人気があったのかを振り返ってみよう。
4号機の導入台数ランキング・ベスト5 |
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順位 |
機種名 |
導入台数 |
1位 |
パチスロ 北斗の拳 |
62万台 |
2位 |
北斗の拳SE |
34万台 |
3位 |
押忍!番長 |
26万台 |
4位 |
吉宗 |
26万台 |
5位 |
ニューパルサー |
23万台 |
他を寄せつけない導入台数で1位に輝いたのは、『パチスロ 北斗の拳』。
当時は『パチスロ 北斗の拳』のみを設置した専用ホールができるなど、圧倒的な人気を誇っていた。
現行の機種への影響もかなりのもの。中段チェリーを強い役として認知させた他、現在のパチスロやパチンコで定番化しているバトルシステムは、この『パチスロ 北斗の拳』の流れをオマージュしたものが多い。
後継機として登場した『北斗の拳SE』は導入台数こそ多かったが、前作より出玉性能が劣っていたこともあり稼働自体はあまり長続きしなかった。
『押忍!番長』、『吉宗』はともに1G連というワードを認知させたことでも有名。
どちらも爆裂ストック機の代名詞として語り継がれる名機だ。とくに『吉宗』の711枚×1G連という超強力なゲーム性は多くのプレイヤーを虜にした。
『ニューパルサー』は5号機以降におけるジャグラーシリーズ的な存在で、当時は設置していないホールを探すのが難しいほどだった。
出目を含め、基本的に現在のニューパルサーシリーズと同じ仕様なのだが、オレンジとベルは別フラグで取りこぼす可能性があり、リプレイハズシも有効など、ある程度の技術介入要素を搭載していた。
3号機〜6号機での導入台数比較
3~6号機で最も導入された機種 |
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機種名 |
導入台数 |
|
3号機 |
スーパープラネット |
約13万台 |
4号機 |
パチスロ 北斗の拳 |
約62万台 |
5号機 |
アイムジャグラーEX |
約20万台 |
6号機 |
Re:ゼロから始める |
約8万台 |
4号機の導入台数の多さは、3号機や5号機以降と比較することでよくわかるだろう。
4号機で最も導入された『パチスロ 北斗の拳』は、現在ほとんどのホールに設置されている『アイムジャグラーEX』の約3倍、『Re:ゼロから始める異世界生活』の7倍以上と考えれば想像しやすいはずだ。
4号機・その他の大量導入機種
その他の大量導入機 |
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機種名 |
導入台数 |
大花火 |
20万台 |
アラジン2 エボリューション |
15万台 |
獣王 |
14万台 |
俺の空 |
12.4万台 |
冒頭で紹介した導入台数の上位5機種以外に、大量獲得機(711枚)の代表であった『大花火』や爆裂STタイプの『アラジン2 エボリューション』なども大ヒットを記録。
『大花火』のリプレイハズシはビタ押しなら100%、三連ドン狙いなら75%で成功する仕様で、中級プレイヤーからの支持が厚かった。この三連絵柄を狙えば75%で成功…という要素は、5号機以降でも複数の機種で採用されている。
爆裂AT機の先駆け的存在であった『獣王』は、爆発力だけでなく朝イチの高確判別など、強力な攻略要素も人気を集めた理由だった。
『俺の空』は4号機の最終盤に登場したため、多くのホールが導入。販売タイミングによって人気となった機種でもある。
今後も数々の人気機種が登場するだろうが、4号機時代の導入台数の更新は容易ではなさそう。そんな気にさせる、圧倒的な導入台数を誇る時代だったと言える。
(C)KITA DENSHI
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会 (C)DAITO GIKEN,INC