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パチンコ・パチスロ特集

オーバー入賞とは? 通常時の損を防ぐ&大当り時の出玉を増やすコツもご紹介

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パチンコを打つ上で、聞いたことがあるかもしれない「オーバー入賞」という用語。どういう状態を示し、メリットやデメリットはなんなのか? タイミング別に詳しく解説していきましょう。

更新日: 2021/03/25

やってOK&やってはNG…2つの場面がある!

 

 

オーバー入賞とは?

 

オーバー入賞とは、「デジタル始動口やアタッカーに対し、規定カウント数以上の玉が入賞すること」です。

 

パチンコのメインタイプであるデジパチを例に、2パターンの基本を説明していきましょう。

 

 

●通常時→ヘソチャッカー

入賞すればデジタル回転が開始するヘソチャッカーでは、貯められる保留は基本的に最大4個まで。ただし例外として、ヘソチャッカー下に特図1・特図2の両方が搭載されている、通常時8個保留機も存在します。

 

 

▲『PA大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム』は通常時8個保留

 

 

これにより、デジタルが変動している間に玉がヘソ入賞しても、4or8個分までは大当り抽選が行われます。そして、変動中の回転を消化したのち、貯まった順に保留が消化されていくのです。

 

通常時のヘソチャッカーにおけるオーバー入賞は、この4or8個の保留が全て貯まった状態で、そこへさらにヘソ入賞させることを言います。

 

 

●大当り中→アタッカー(大入賞口)

大当りが発生して開放し、玉が入賞すれば賞球が払い出されるアタッカー。このアタッカーは、ラウンドごとに玉数をカウントする上限が決まっています。

 

例えば10カウントなら、玉が10個入賞すればアタッカーは閉鎖し、再度開放すると次ラウンドに移行します。

 

 

▲『Pジューシーハニー3』のアタッカー(カウント数は9)

 

 

なお、ラウンド数やカウント数は機種ごとに変化し、このカウント数の上限を超えてアタッカーに玉が入賞すればオーバー入賞となります。

 

 

●通常時は×、大当り中は〇

通常時と大当り中の2つの場面で発生するオーバー入賞ですが、同じ用語であっても通常時の発生は好ましくなく、大当り中は発生するほど得になります。

 

そのため通常時はオーバー入賞を防ぐ打ち方を、大当り中はオーバー入賞を誘発する打ち方を行うことで、損を防いだり得をしたりすることが可能です。

 

2つの場面それぞれの理由も含めて、その打ち方を次項で解説していきましょう。

 

 

通常時のオーバー入賞

 

●抽選をしていないので、入れてはいけない

通常時、つまりヘソチャッカーに対してのオーバー入賞が好ましくない理由は、“オーバー入賞した玉は大当りの抽選が行われない”からです。

 

オーバー入賞しても賞球の払い出しは得られますが、大当り非抽選と引き換えに数発の払い出しを得るだけでは、損得で言うとやはり損です。

 

また、オーバー入賞が発生した状況では、その時点で打ち出され、かつヘソに入らなかった玉も多少は存在するでしょう。そしてそれらの玉は、丸々無駄になってしまいます。

 

「1~2個ぐらいならしょうがないよね」と思うなかれ。

 

その1回限りであればいいかもしれませんが、ボーッとしながら打ってオーバー入賞が多発すれば、1日単位でかなりの数の完全な無駄玉が生まれます。

 

1ヵ月・1年単位で見ると、オーバー入賞の損害はさらに大きなものに変貌。大げさな話ではなく、数万・数十万円損している、なんて人もいるかもしれません。

 

「保留4(または8)個を超えて入賞させない」という意識を持つことが大事なのです。

 

 

●通常時にオーバー入賞しない打ち方

では、通常時のオーバー入賞を避けるにはどういった打ち方が有効なのか。その答えは“止め打ち(保3・保4止め)”です。基本的な内容は下記ページで紹介していますので、ぜひ1度チェックしてみてください。

 

>>「止め打ち」についてはコチラで詳しく解説!<<

 

 

では、保3・保4止めの基本以外でポイントとなる点を補足していきましょう。

 

★実際に保3・保4止めを行う際の感覚

まず、「保留が満タンになるのを確認してから打ち出しを止める」というやり方は、効率がよくありません(もちろん打ちっ放しよりは節約可能)。

 

機種によって異なりますが、一般的には“保3点灯直後~さらに数発打った直後”ぐらいのタイミングで止めるのがベターと言えるでしょう。なぜなら保3点灯時に打ち出しを止めた瞬間、すでに打ち出されている玉がヘソ入賞する可能性があるからです。

 

次に、「タイミングが早すぎる止め打ち」も効率がいいとは言えません。多くの機種では保4状態になるとデジタル回転時間が短縮され、回転消化効率が上がります。

 

しかしタイミングが早すぎると保4状態にならず、オーバー入賞は確実に防げるものの、回転時間の短縮が全く起こらなくなってしまうからです。

 

ただし、保3でもデジタル回転時間が短縮される機種も存在。その場合は保2が点灯した直後に打ち出しを停止するなど、台に応じてタイミングを変えるのがいいでしょう。

 

また、リーチが発生し次回転に移行するまで時間がかかる、といった場面で保3・4が空いているなら一旦打ち出しを停止。続けて1~3個程度打ち出して保留を埋めるよう心掛けるのも、回転効率を上げる工夫のひとつです。

 

オーバー入賞防止と回転時間短縮がバランス良く両立するよう、保3・保4止めを行いましょう。

 

★回る台と回らない台、保3・保4止めの差は?

回る台と回らない台の両者で保3・保4止めを行った際の差についてですが、回らない台はヘソ入賞しにくいということで、得られる賞球も必然的に少なくなります。従って、保3・保4止めと打ちっ放しでは、減る玉数の差が大きくなるのも当然。

 

一方、回る台はヘソ入賞しやすいぶん、保3・保4止めと打ちっ放しで減る玉数の差は回らない台に比べて小さくなります。

 

加えて、保3・保4で回転時間が短縮される機種では消化効率を上げたいところ。この点でも比較すると、保3・保4点灯を目指した場合、

 

◆回らない台の方がロス(玉の減少)が多くなりやすい

◆回る台では回転時間短縮の機会が増える→無駄玉を打つ時間が減る→回らない台よりも保3・保4止めの効果が薄くなる

 

ということになります。そのため、

 

回らない台=回転消化効率の上昇よりも保3・保4止めを行い無駄玉削減を優先

回る台=極端な保3・保4止めをするよりも回転消化効率の上昇を優先

 

という考え方がベターと言えるでしょう。もちろん、状況によって微調整は必須です。

 

★保3・保4止めのリスク

回転消化効率の上昇や無駄玉削減など、保3・保4止めの効果を説明してきましたが、多少のリスクも存在します。

 

それは、連チャンモード突入時などにすでに貯まっていたヘソ保留で当たってしまい、しかも通常へ転落するという“ヘソ落ち”の可能性。

 

つまり、保3・保4止めを行っている際に、「保1や保2で確変大当り→連チャンモード突入→すでに貯まっていた保3・保4分で通常大当り→確変終了」となってしまうことです。

 

これは主に、ヘソと電チューで確変突入率が異なる機種(ヘソ50%・電チュー100%など)で起こる現象。パチンコでの“あるある”ですが、打ち手にとっては何ひとついいことではありませんよね。

 

そしてこれは、連チャンモード突入時に“ヘソ保留が貯まっていない”ほど避けられます。

 

もちろん、頻繁に起こることではないので基本は保3・保4止めを実践するのがいいでしょう。しかし、突如アツい演出が発生したり、先読みで期待できる演出が発生した場合は、即座に打ち出しを止めることでリスクを減らせるということも覚えておきましょう。

 

 

大当り中のオーバー入賞

 

●出玉を多く獲得できるため、オーバー入賞させたほうがいい

大当り中のオーバー入賞が望ましい理由は、“アタッカーに入る玉数が増える=得られる出玉が増える”ため。出玉が増える=玉を交換した際の景品量が多くなるということです。

 

例えば、賞球15のアタッカーで大当り1回につきオーバー入賞が6個生じた場合、6×15賞球-6(アタッカーに入賞した個数)=84個が上乗せされ、等価交換なら300円以上のお得となります。

 

「大当り1回で300円、お得? ショボいな」と思うかもしれません。しかし、例えば1日でトータル30回大当りした場合、全ての大当りで上記の上乗せができれば、オーバー入賞がなかった時よりも9000円のプラスとなるのです。

 

そしてこれが月・年単位になるとどうでしょう。まさに「塵も積もれば山となる」です。

 

すでに説明した通り通常時のオーバー入賞は避けたい事象ですが、大当り中はぜひとも発生してほしい出来事なのです。

 

また、大当りや連チャン終了後に継続して遊技する場合も、上乗せで増えた分だけ打ち込みに使用できる玉数が増える=ボーダーラインが低くなる、というメリットがあります。

 

 

●大当り中にオーバー入賞させるコツ

台によっては、打ち方を変えることで大当り中のオーバー入賞を意図的に発生しやすくできます。

 

そもそも、オーバー入賞の発生しやすさ・しにくさは、盤面におけるアタッカーの位置や内部構造で変化。

 

右にある場合は、打ち出す玉(2個以上)に緩急をつけてオーバー入賞を狙うことが可能です。ただし、ゲージやプラスチックパーツなど、構造によってはオーバー入賞しにくい機種も存在します。

 

また、下にある場合はそのほとんどが盤面中央に位置しているため、左右に散らして打つことで、両サイドからアタッカー閉鎖間際に複数入賞が狙えるのです。

 

代表的な機種は『海物語』シリーズで、『P大海物語4スペシャル』などは左右対称ゲージかつワイドアタッカーを搭載。盤面左右に玉を散らす振り打ち(詳細は後述)を行えばオーバー入賞が見込める作りになっています。

 

 

▲『P大海物語4スペシャル』のアタッカー

 

 

アタッカーの構造面では、入賞を感知するセンサーの反応タイミング(速さ)がポイント。タイミングが遅ければ遅いほど、オーバー入賞率がアップする傾向にあります。

 

特にアタッカー内のセンサーが“左右どちらか一方の端にある機種”は、反応が遅くなりがちなので狙い目と言えるでしょう。

 

ただし、2021年3月現在の連チャン高速消化ブームにより、ラウンド間のアタッカー閉鎖~開放の時間が従来より大幅に短くなった機種が多いのも事実。こうした機種ではオーバー入賞狙いが厳しく、高速消化を活かすために打ちっ放しが好ましいケースが多々見られます。

 

ちなみに、『Pコードギアス 反逆のルルーシュ』はアタッカー開閉時間が短いものの、打ちっ放しにすることでオーバー入賞が見込める構造。こうした台が今後も増えるかもしれません。

 

 

▲『Pコードギアス 反逆のルルーシュ』のオーバー入賞狙い

 

 

また、数は少ないですが、アタッカーが盤面上部にある機種ではオーバー入賞はあまり望めません。玉の発射からアタッカーに到達する距離が短く、閉鎖時に玉がまとまって入賞するケースが少ないからです。

 

 

●オーバー入賞を狙うための打ち方

ここからは、実際にオーバー入賞させるための具体的な打ち方を紹介していきましょう。

 

★ひねり打ち(右アタッカー狙い)

オーバー入賞させるために、強い勢いの玉を打つ動作として「ひねる」ようにハンドル操作を行うのが由来の打ち方。基本的な内容は下記ページで紹介しているので、1度確認してみてください。

 

 

>>「止め打ち」はコチラで詳しく解説!<<

 

 

ちなみに、ひねり打ちは「捻り打ち」「ワンツー打法」などと表記されることもありますが、全て同義と言えます。また、基本的にはアタッカーが盤面右に位置する場合に有効な打ち方です。

 

では続けて、ひねり打ちの基本以外でポイントとなる点を補足していきましょう。

 

ひねり打ちは、アタッカーのカウント上限となる玉を緩く打ち、その直後にオーバー入賞させたい玉を強く弾くのが基本。そうすることで2個(もしくは3個目も強く打って3個)の玉が、なるべく近い位置で連なりアタッカーにまとまって入賞するのが理想形。

 

強い勢いの玉は、“ハンドル全開~盤面右ゴム部分に当たらないように打つ”のがポイント。狙い所は機種によって異なりますが、勢いが多少アバウトであってもオーバー入賞する機種もあります(そうした機種は「右が甘い」と評されることも)。

 

同様に、緩く打つ玉も狙いどころは機種によって異なりますが、基本的には盤面中央を狙うことで緩い玉にするのが主流です。

 

 

▲『CR真・花の慶次2~漆黒の衝撃 2400』のひねり打ちの仕方

 

 

2010年代、京楽マシンの多くでは盤面中央上部を狙って打てば玉の勢いが殺され減速し、オーバー入賞に適したケースを作り出せました。そのため、ひねり打ちを武器に京楽マシンを標的とし、勝率を上げるプレイヤーが多数存在したのです。

 

しかし現在は前述した連チャン高速消化ブームもあり、こういった台は当時よりも減少傾向にあります。

 

★左右振り打ち(下アタッカー)

アタッカーが下に位置する機種に適した打ち方が「振り打ち」。盤面左右に玉を散らして打つことで、アタッカーの両サイドからオーバー入賞を狙う打ち方です。

 

『CR大海物語4』を例に言うと、盤面中央の天釘を狙って打てば左右に玉が散り、アタッカーの両側からの入賞が狙えます。

 

 

▲『CR大海物語4』の振り打ち狙い

 

なお、『海物語』シリーズ全体ではアタッカー内のセンサーが右端にあることが多いため、その場合は右から玉を流して逆側の左サイドから入る形にするのが有効です。 

 

機種や台のコンディションによって左右に飛ばす玉の比率は異なりますが、細かな点は実際に打って見極めていくのがいいでしょう。

 

 

まとめ

 

 

 

デジタル始動口やアタッカーに規定カウント数以上の玉が入る「オーバー入賞」。

 

発生してほしくない通常時と、可能な限り発生してほしい大当り中の2パターンがありますが、どちらも特定の打ち方を行うことで効果が得られます。

 

その効果は短期間では小さく感じられますが、長時間積み重なることで、実践していない人との差は大きなものに変貌するでしょう。

 

煩わしいと馬鹿にせず、通常時・大当り中ともにオーバー入賞に対する適した打ち方を繰り返すことが、勝利に繋がる一歩にもなるのです。次回以降の勝負では、ぜひ実践してみてくださいね!

 

 

 

 

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