アイムジャグラーEX
北電子
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/06/12
ジャグラーにシステム的な天井が存在しないのは常識中の常識だが、ではなぜシリーズ初登場から25年経った今でも「天井論」が交わされるのだろうか。そこも含めて詳解!
冒頭で述べてしまったが、システム的な天井は存在しない。
仮にボーナス合算確率が1/150(シリーズ共通でおおよそ設定3くらいの数値)だとして、ボーナス終了後1G目でも100G目でも1000G目でも、GOGO!ランプがペカる確率は1/150。特定のゲーム数ハマれば、問答無用でGOGO!ランプがペカるといった天井システムももちろんないので、いついかなる時でも1/150は1/150だ。
これがジャグラーの、そしてパチスロの抽選の根幹をなす「完全確率方式」。そして、完全確率方式は、平等性が最も高い。
唐突だが、プレイヤーの肌感覚はこんなものではないだろうか。
これをそれぞれ数字(ボーナス合算確率1/150で計算)で裏付けると以下の通りに。
ボーナス804回というのは、40台設置ホールで各20回ボーナスを引いたとして、その内の1回がストレート1000ハマリを食らっている、ということになるので、やはりそう珍しくはないだろう。1日に1回は見かけるくらいか。
一方、1500Gハマリは同じく40台設置・各20回のボーナスだとすると約28.5日稼働で1回の割合、2000Gハマリに至っては約807日…2.2年稼働して1回あるかないかだ。
ちなみに『マイジャグラーⅣ』の設定1(ボーナス合算1/172.5)だとグッと割合は高まり、ボーナス約335回に1回になる。
1500Gハマリは約7.7日に1回、2000Gハマリは約140日に1回の割合だ。
今後絶対にないとは言えないが、ジャグラーシリーズはいずれも天井機能を有していない。
現在設置中の
のすべてが天井なしの完全確率方式だ。
もしかしたら「●●ジャグラー 天井」でこのページに到達した方がいるかもしれないいが、いずれにしても現在設置中のジャグラーシリーズには天井は存在しないというのが紛れもない事実だ。
ちなみに5号機初期に「ジャグラーでは小役優先制御は採用しない」とアナウンスされていたのだが、そのしばらく後に登場した『ハッピージャグラーVII』や『みんなのジャグラー』は小役優先制御だった。今後もしかしたら天井が搭載されたジャグラーが出てくるかも知れない。
実はジャグラー天井あり説には、いわゆる「ジャグ連」への期待感が大きく関わっている。というのも、ハマればハマるほどジャグ連に期待してしまう(というかジャグ連してくれないと困る)ため、稼働がそこで止まらないのだ。
よくある平凡なボーナスタイプでは500~600Gもハマっていれば「はいはい、低設定、低設定」と思われ稼働がそこで止まってしまう。
ところがジャグラーは“ハマリの跳ね返り狙い”という戦略(?)が存在し、むしろそのあたりのハマリゲーム数狙いをしているプレイヤーが確実にいる。結果「そこからさらにハマりました」となり4桁ハマリを突破。しかしそれでも確率上1500Gはなかなかハマらないため、“ジャグラーの天井は1500G手前にある!(キリッ)となっていくのである。
ここまで散々システム的な天井はないと述べてきた。
だがそれで終わってしまっては、オカルトを許容してくれるジャグラーシリーズの包容力を堪能できないのではないか?と考えるアナタ、それはそれで正解だろう。
というわけで、1000Gを(心の)第1天井、1500Gを(心の)第2天井として、ご自身の中で楽しんではいかがだろうか。
「うわっ、1000ハマリ食らった、1日1回が俺かよ~!!」とか、
「1500ハマリって月1じゃねぇか、友達に自慢しよ~!!」とかだ。
あくまでも心の中で楽しむのであって、ジャグラーオカルト同好の士以外にこのネタを振ると煙たがられること必至なのでそこはご自重を。
上述したが、完全確率とは通常時のどこをどう切り取っても、同一確率で抽選することを指す。1G目も1000G目も同じ確率でボーナスを抽選している。
ただ…逆に言うと“ボーナス消化後の100G内で連チャンするジャグ連(100G以内は抽選確率UP!?)”を真っ向から否定することにも繋がりかねないので、実は少々夢がない。
なお、あまり語られることがないのだが、完全確率方式では「1G連チャン」するのと「1000G目にペカる」のでは、後者の方が圧倒的に難易度が高い。1G目も1000G目も同じ抽選確率にもかかわらず…だ。
なぜなら1000G目にペカらせるためには“999Gハマり続けなければならない”から。皆さんの経験上でも、1000Gハマリより1G連の方が多いはずだ。
同様に「1G連」と「2G連」でも、2G連の方が「まず1G目はハズレを引く」という条件が付加される分、ほんの少しだけ1G連より難易度が高い。
天井がないのはわかった。でもそれだと投資はどれくらいを目安にすればわからないから困る…というのは素直な感想だろう。
答えはもちろん「高設定ならどこまでも」が正解。初期投資がかさもうが途中でハマろうが、それらを含めて高設定ならばプラス収支に期待できるからだ。設定の詳細は下記のページにてしっかり把握しておこう。
無論闇雲に空き台に座っているようでは高設定台を効率よく掴むことはできないし、低設定をダラダラと打ち続けるのは論外。台選びや勝ち方の特集も併せてチェックし、大勝利をもぎとろう。
ないけれどもある(?)ジャグラーの天井。
哲学的というか禅問答のような結論ではあるが、そこも含めてジャグラーはジャグラーなのだ。
第1天井は1000Gで第2天井は1500G!!
声帯を震わせることなく、心の中で存分に叫びまくってほしい。
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