更新日: 2021/09/01
テレビCMでも話題の『Pフィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン』が遂にホールに登場。最大の特徴は4連すれば突入する超高速消化の「覚醒HYPER」だが、そこに到達するには初当りが欠かせない。
多種多様な演出の中で、どの演出が最も多く初当りに絡むかを分析すべく、初当り50回分の実戦データを検証。最も初当りに絡む王道演出を導き出していく。
【4大キーポイント演出】初当り占有率トップは可能性の獣
最も出現回数が多かったのは4大キーポイント演出の中で最も信頼度が低い可能性の獣で、本機最強リーチの頂上対決リーチが続いている。
赤い彗星の再来ゾーンとガンダムユニコーン予告はいずれも5回以下と少なかった。
4大キーポイント演出の占有率は4割。複合は2つまでで、大当り濃厚となる3つ複合は出現しなかった。
複合パターンで見ると、可能性の獣+頂上対決リーチが4回と最多で、赤い彗星の再来ゾーンは4回出現の全てで他のキーポイント演出と複合した。
シャッターやあおり演出を契機に突入する激アツゾーンの初当り占有率はわずか8%。ただし、RUSH突入率は75%と高めだった。
TOTAL信頼度約77.8%と4大キーポイント演出の中で最も高信頼度の演出だが、初当り占有率では最下位。
出現こそしにくい結果となったが、テンパイ直後や発進スタンバイモード中、キャラSPリーチ中など発生ポイントは多岐にわたる。なお実戦上はRUSH突入率100%だった。
4大キーポイント演出で最も初当り占有率が高く、12回出現中半分の6回が他のキーポイント演出と複合している。
単体での信頼度は4大キーポイント演出中最も低いが、初当り占有率と複合でそれをカバーしていると言えそうだ。
ポイントはカウントダウン中のエフェクトの色と、最後のユニコーンガンダム役物。
エフェクトは赤や金、役物は覚醒の方が期待できるが、期待度の低いエフェクト紫や役物デストロイの方が初当り占有率は高い結果に。
RUSH突入率も弱パターンの方が高かったので、チャンスアップなしでも十分に期待できると言えるだろう。
TOTAL信頼度70%を誇る本機最強リーチで、初当り占有率は20%と4大キーポイント演出の中で2番目。発生時のRUSH突入率も80%と高い結果に。
チャンスアップは4つで、それでも文字とV-コントローラーが4回と最も多く絡んでいる。なお出現はしなかったが、タイトルと当落前導光板には虹という大当り濃厚パターンもあり。
ここではぱちタウン調べの調査値(以下、調査値)と実戦値を比較。やはり赤い彗星の再来ゾーンとガンダムユニコーン予告は調査値でも低めで、可能性の獣と頂上対決リーチの割合が高い。
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【保留変化予告】初当り占有率は驚異の94%
注目すべきは初当り占有率で、初当り50回中47回出現・94%という圧倒的な数値を叩き出している。まさに初当りには欠かせない演出だ。
保留の最終色で見ると赤がトップで、さらに全17回中すべてがRUSHに突入しているところもポイント。
保留には文字保留やモニター保留もあるが、こちらは当該保留で最終的に色保留に変化。
実戦上の出現回数は文字保留4回、モニター保留11回。モニター保留で最も多く出現したのが激熱保留の4回で、いずれも赤or金保留に変化した。
ガンダム保留変化予告は演出成功で保留変化に、武装保留変化は発生した時点で赤保留以上となる激アツ演出だ。
導光板の色で信頼度が変化。演出成功でユニコーンガンダム役物が出現し、保留が変化する。
役物が一角なら緑保留以上、デストロイで赤保留以上濃厚で、いずれも文字保留などに変化する可能性がある。覚醒の場合は金保留濃厚だ。なお調査値の演出成功時TOTAL大当り占有率は約30%。
保留にミサイルが飛んで来れば大チャンス到来。実戦上は3割が金保留に変化している。
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【保留変化以外の先読み予告】背景変化予告の占有率は74%
保留変化予告以外の先読み予告の初当り占有率は92%と非常に高い。その中で最も多かったのが背景変化予告の37回で、UCビジョン可動予告が23回と続いている。
背景変化予告はシャッターとエフェクトの2種類あり、最も出現したのがシャッター白の23回で、全体の6割以上を占めている。
赤パターンでも信頼度約11%とそれほど期待できる演出ではないが、初当り占有率は高く、また実戦上はRUSH突入率も高い。なお調査値の大当り占有率は白が約33%、赤が約24%。
背景変化で夕暮れに移行すればチャンス到来。実戦上の初当り占有率は24%で、調査値の約23%とかなりの近似値となった。
図柄が停止する際にユニコーンのシンボルが出現する予告で、信頼度約2%の青が初当りによく絡んでいる。なお、信頼度60%以上ある金パターンもあるが、出現せず。
図柄停止時に画面が下にズレる演出で、ズレた際の画面上部の色が赤ならチャンス。実戦上、赤のRUSH突入率は100%だ。
入賞時に液晶の下にあるNT-Dランプが発光する予告で、TOTAL信頼度約16%の紫が最も多く出現。
なおランプの色だけでなく、盤面のフラッシュパターンで信頼度が変化し、さらに発展法則などもあるので、機種ページでチェックしておこう。
出現回数は信頼度の低い白の方が高く、またRUSH突入率も75%と高めで、赤はすべてRUSH突入に結びついている。
ポイントは信頼度の高い赤パターンの方が占有率が高い点。ただし、RUSH突入率は50%となっている。
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【連続予告】背景変化予告と同じく高占有率
連続系予告のTOTAL出現回数は37回で、初当り占有率は70%以上と非常に高い。その内訳は連続予告が33回、ミネバROYAL連続予告が3回、艦長より達する連続予告が1回。
なおジオン軍連続名言予告と発進スタンバイモードは連続3回目に発生する専用演出だ。
連続予告のポイントはガンダムの形態で、デストロイなら信頼度アップに加えて連続3回濃厚に。
形態別の実戦上の占有率はユニコーンが42%でデストロイが24%だった。ちなみに調査値ではユニコーンが50%でデストロイが25%となっている。
連続3回専用の演出で、文字の色がポイント。金色は信頼度58%を誇るが、実戦では1度しか出現していない。
連続予告・デストロイ形態時から発展する演出で、ユニコーンATTACK以上の発展が濃厚に。
基本はボタンを3回押し、3回目プッシュ時のエフェクトの色がポイント。ボタン1~2回目で分岐した場合は、1回目はユニコーンフリーズ、2回目はガンダムユニコーン予告に発展する。実戦で最も多い3回目:赤はいずれもMSバトルリーチに発展した。
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【リーチ前予告】初当りの8割に絡んだガンダム役物可動予告
リーチ前予告のトップは出現回数40回のガンダム役物可動予告で、全体で見ても保留変化予告に次ぐ出現回数だった。
2番目に多かったのがSANKYOマシンではお馴染みのレバブル予告で、初当りの約半分に絡んでいる。
液晶上部のユニコーンガンダム役物が揺れて、最終的に出現すればチャンスとなる予告。発光色も重要。
初当り占有率の調査値は、白が約25.8%、赤が約32.7%、金が約9.3%となっている。
レバブル予告のTOTALの初当り占有率は48%で、RUSH突入率は約83.3%。発生タイミングは頂上対決リーチ発展時が最も多かった。
調査値の初当り占有率はカスタム無し時で約20%、カスタム有り時では約75%。
変動開始時に発生するチャンス予告で、実戦上の初当り占有率は32%、調査値は約36%とかなり近い数値になった。
信頼度は赤の方が高いが、青は実戦上RUSH突入率100%だ。
艦長が受け取るメモに書かれたアイコンで信頼度が変化するが、実戦ではアイコンなしでも大当りしている。アイコンの出現回数では「継続」が最も多い。
セリフ青が最も多く初当りに絡んでいるが、紫と赤は実戦上必ずRUSHに突入している。
TOTAL信頼度約58%を誇る激アツ予告。信頼度はもちろん金の方が高いが、実戦上は赤の方がRUSH突入に結びつきやすかった。
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【リーチ後予告】リーチライン予告とユニコーンガンダム役物予告が高占有率
リーチ後予告の出現回数トップはリーチライン予告で、次いでユニコーンガンダム役物予告が続く。
いずれも50%以上の占有率となっているため、テンパイ後はこの2演出に注目しよう。
初当りに絡んでいるのは7割以上が青だが、赤なら実戦上はRUSH突入率100%と高い突入率を誇っている。
スーパーリーチ発展前の分岐演出で、役物が一角ならユニコーンATTACK、デストロイならMSバトルリーチ、覚醒なら頂上対決リーチに発展。
出現回数では一角とデストロイが9回ずつ出現した。
リーチ後背景変化予告の出現内訳はシャッターが14回、強背景が4回で、コックピットは出現せず。
個別に見ると赤シャッターが13回と最も初当りに絡んでいる。強背景は実戦上RUSH突入率100%だ。
発生後、キャラSPリーチに発展したケースが10回と最多。「出撃」と表示されると役物落下or可能性の獣に発展するが、実戦ではすべて可能性の獣に発展している。
強制解除あおりは突入前の演出で、成功するとユニコーンチャンスへ。最終的に停止したパネルのリーチに発展し、実戦上はMSバトルリーチが5回(ロニ、マリーダ、フル・フロンタル)と最多。
なお、ユニコーンチャンスからユニコーンATTACKに発展した場合は大当り濃厚だ。
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【リーチ系統別】MSバトルリーチが占有率トップ
リーチ系統別の初当り占有率トップはMSバトルリーチで、頂上対決リーチ、ユニコーンATTACKと続く。
MSバトルリーチはRUSH突入率が90%以上と高いところもポイントで、逆にユニコーンATTACKはRUSH突入率が約40%と低い結果に。
初当り占有率を調査値と比較してみると、頂上対決が14%も低くなっている。また0.1%とかなり低いがノーマルリーチから大当りすることもあり、その場合はRUSH突入濃厚だ。
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【MSバトルリーチ】最多発生チャンスアップはタイトル変化
MSバトルリーチは全4種類で、信頼度が一番低いロニが3回、それ以外はすべて6回と均等に出現。RUSH突入率ではVSフル・フロンタル以外はすべて100%だ。
最も多く出現したチャンスアップはタイトル色変化で、赤と金で合計12回出現、次にそれでもルートが8回出現した。なおカットインは、それでもルートでは出現しない。
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【ユニコーンATTACK】5ラインからの大当りが約半数
全9回初当りしていて、その内の4回が信頼度70%以上の5ライン。当落デバイスではV-コントローラーよりもボタン系の方が多く初当りに絡んでいる。
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【図柄】初当り占有率トップは2図柄
図柄別の初当り占有率トップは2図柄で、全体の約3割。同じ偶数の8図柄の4倍も多く初当りしている。
8図柄は初当りに占める割合は低いが、RUSH突入率が高いという結果になった。
奇数図柄では3図柄が最も多く当たっているが、3000FEVER昇格率は低め。なお、7図柄はリーチ成立時点で3000FEVER濃厚で、3図柄テンパイで信頼度アップ、1と5図柄テンパイも信頼度が若干アップする。
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【昇格演出】ファイナルチャンスの昇格率は約42%
昇格ポイントは主に3つで、図柄揃い後、大当り開始時に発生する画面切断昇格、そして偶数図柄揃いの大当り時に発生するファイナルチャンスだ。
画面切断昇格は発生した時点で3000FEVER濃厚。また3000FEVER濃厚の全回転リーチで大当りした場合は昇格演出は発生しない。
大当り後の昇格演出による偶数図柄のRUSH昇格率は約37.8%で、いきなり7図柄に昇格する場合もあり。
昇格演出中にユニコーンガンダム出現あおりの赤バージョンが発生すれば昇格濃厚、超デカV-コントローラーが出現すれば3000FEVER濃厚だ。
大当り後の昇格演出が終わって大当りがスタートする直前で、画面が切断されれば3000FEVER濃厚。偶数図柄から一気に昇格する嬉しいパターンも実戦で4回出現した。
偶数図柄大当り時に発生する、RUSH突入をかけたまさにラストチャンス。実戦上の昇格率は約42%。調査値も40.9%とかなり近い数値だ。
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まとめ
初当り50回分のデータから分析した結果から導き出した本機の王道演出は、以下の通りだ。
先読みの「背景変化予告」と「赤保留」、そこから「ガンダム役物可動予告」や「連続予告」「リーチライン予告」「可能性の獣」を経て、スーパーリーチ発展前の分岐「ユニコーンガンダム役物予告」に向かうのが予告の王道の流れ。
リーチは実戦上の初当り占有率が最も高かったので、占有率という観点での王道は「MSバトルリーチ」とした。
ただ、高信頼度の4大キーポイント演出であり、調査値でも高い初当り占有率を誇る「頂上対決リーチ」に発展した場合も、初当りを身近に感じられるだろう。
なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ!