Lゴブリンスレイヤー
オレンジ
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2023/08/14
どうも、こんにちは。花粉症スレイヤーになりたい石橋ベンゾーです。
今回は、4月17日より全国導入を開始する『Lゴブリンスレイヤー』(※コンプリート機能搭載)の実戦データを中心に、設定6の挙動や設定推測ポイントなどを徹底詳解! また、攻め所やヤメ時などの立ち回り要素にも肉薄していきます。
先日、ショールームで試打をしてきましたが、藤商事グループ初のスマスロということで気合い十分なパチスロに仕上がっていました。それを主に感じるところは出玉性能に関してですが、その片鱗が垣間見えたので、それをしっかりとお伝えしていく所存です!
なお、ゲーム性や演出面などについては機種ページをご覧いただければと思いますのでこちらをチェック! では、まずは設定6の実戦データからご覧くださいませ。
設定6・トータルデータ | |
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項目 | 内容 |
通常時・ゲーム数 | 619G |
AT中・ゲーム数 | 2732G |
総ゲーム数 | 3351G |
AT初当り出現率 | 2回(1/309.5)※引き戻しは除外 |
CZ出現率 | 3回(1/206.3) |
共通ベル出現率 | 1/52.4 |
差枚数 | +10475枚 |
まずはワタクシが試打した設定6の実戦データをご覧いただきましょう。差枚数だけを見れば驚きの結果となっておりますが、1セット100GのATがこれだけ続けば至極当然のように思えます。
また、本機は通常ATが8セット継続すれば9セット目から約82%ループの「アルティメットループ(純増約5.0枚/G)」という上位ATへと昇格するので、そこを勝ち取れば後はヒキ次第で…というような感じなのでしょう(8セット以下でも上位ATに昇格する可能性アリ)。
あと、打っていて自分が感じた“設定6らしき挙動”で言えば「リプレイ×3連時」にCZに突入したということと、ATの継続しやすさもあるのではないかと踏んでおります。そこは他の実戦データの結果と比較するので、後ほど詳しく解説していきます。
※上の項目をタップすると該当する実戦データに飛びます
さて、続いて今回採取した2本の実戦データのスランプグラフをご覧いただきましょう。設定6は右肩上がりの綺麗なグラフになっております。途中から全てAT中だったので至極当然…ですね。まさに圧巻! 文句のつけようがありません。このATがガンガン継続していく様相はさきほども言いましたが、高設定の可能性も含んでおります。
対する設定1の実戦データは残念ながらマイナスで終わってしまっています。まぁ、低設定なので当たり前のことかもしれませんが、それでも途中、-3000枚あたりからプラマイゼロ付近まで挽回しているのです。
設定1の実戦データは最後に掲載していますが、「プレミアムゴブリンスレイヤーRUSH」というGOB揃いを2回も引いております。
「プレミアムゴブリンスレイヤーRUSH」は初回セット継続のAT初当りを得ることができるだけでなく、裏ストック抽選や1/8で上位AT直行の可能性がある本機の重要トリガーです。
ちなみに確率は1/8192。この手のパチスロに馴染みのある方は肯定的に捉える方もいらっしゃるかと思います。低設定でもなんとかなりそう感…出てきたでしょ?
AT初当り確率 | |
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設定 | 確率 |
1 | 1/547.9 |
2 | 1/538.4 |
3 | 1/517.7 |
4 | 1/492.3 |
5 | 1/470.5 |
6 | 1/435.7 |
AT初当り出現率(実戦値) | |
---|---|
設定 | 出現率 |
1 | 1/637.8 |
6 | 1/309.5 |
※サンプルゲーム数:設定1・3109G、設定6・619G
ここからは実戦上やこれまでに判明している設定推測ポイントをご紹介していきましょう。1つ目は「AT初当り」。すでに公表されている上表の確率を見る限り初当り自体は重い部類ですが、やはり1セット100GというATの性能が高い分、そうなっていると考えて下さい。
当然ですが初当り確率は設定に準じて高くなっているので、ATの初当り回数が多い台は高設定の可能性が高まるということになります。ただ、元々AT初当り確率が低いので高設定だとしてもなかなか体感的に感じられないかもしれませんね。
そうなると判断に困ることもあると思いますが、他の要素も鑑みてジャッジしていくしかないでしょう。
CZ出現率(実戦値) | |
---|---|
設定 | 出現率 |
1 | 1/227.8 |
6 | 1/206.3 |
※サンプルゲーム数:設定1・3109G、設定6・619G
設定推測ポイントの2つ目は「CZ確率」。今回採取した実戦データの出現率を見ると6のほうが1よりも高くなっておりますが、サンプルゲーム数が少ないので確実なことは言えないです。ただ、設定1でもそこそこ引けていたところを見ると劇的な差はないかもしれませんね。
設定差がありそうなところで言うと設定6の実戦データにもありましたが、「リプレイ×3連時のCZ当選率」は該当していそうなので、結果的に高設定ほどCZ確率が高くなるのではと思っています。
リプレイが3連したら液晶右下にある小役履歴が点滅するので、その後の挙動に注目! サンプルを採って当選するか否かをチェックしましょう。一度でも当選すると高設定の可能性がありそうなので様子を見たいところですね。
共通ベル出現率(実戦値) | |
---|---|
設定 | 出現率 |
1 | 1/90.2 |
6 | 1/52.4 |
※サンプルゲーム数:設定1・4600G、設定6・3351G
お次は共通ベル。実戦値では顕著に差が出ていますが、さすがにここまで差があるとあからさまに分かってしまうので、実際はもう少し設定差の幅は狭いと思っています。なので、この出現率は参考程度に捉えておいてください。
出目は右上がりに揃って、なおかつ右リール下段にGOB図柄が停止している形。液晶でもベルが揃っていますし、分かりやすいと思います。通常時から数えることができるので小役カウンターでしっかりカウントしていきましょう。
ATは基本100Gなので分かりやすいと思いますが、ゴブリンスレイヤーBONUSという擬似ボーナス中はATの減算がストップ。なおかつ、ATのゲーム数が10G加算されるので、そこに注意して出現率をチェックしましょう。
最近は「天井短縮抽選」を搭載した機種が多いですが、本機も天井短縮があります。デフォルトは1500G。短縮された場合は600Gまたは1000Gになります。
しかも、高設定ほど短縮される割合が高まるとのこと。ただ、どれくらいの割合なのかは現段階では不明なので、頭の片隅にでも置いておくだけでよいかと思います。天井の恩恵については後述しますね。
こちらも最近の機種ではお馴染みとなった終了画面系の設定示唆。本機では液晶画面上に何かが出現するとのこと。また、実戦上、AT終了画面は複数パターンを確認しています。何かしらを示唆しているようですが、今回の実戦ではそれについての詳細は調べることが出来ませんでした。
ここについては追々、判明してくると思いますのでお待ちください。
AT1回あたりの平均継続セット数(実戦値) | |
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設定 | 平均継続セット数 |
1 | 2.1回 |
6 | 5.5回 |
※通常ATのみ対象
今回の実戦で体感的に感じた設定差がありそうなポイントで言うと、通常ATの継続のしやすさに秘密があると感じました。実戦データを2本しか採取していないですし、ヒキによるかもしれないですが、ATの初当り確率がそもそも低いところを考えると、やはりAT1回あたりの出玉に差をつけないと設定の高低に差ができないと考えています。
実戦上は通常AT1回あたりの平均セット継続数に格差が生じています。設定1は単発が多めだったのに対して設定6は単発なし! その背景はAT中にも状態の高低があって、継続率を上昇させるオーブ獲得の高確率状態に設定6のほうが上がりやすかったように思っています。
つまりはATのループモード(52%・62%・80%)の選択率が、高設定になるほど優遇されているのではないでしょうか。ちなみに、ループモードとは固定の継続率があるわけではなく、「継続率の上がりやすさ(※)」を管理するモードとなります。
※52%ループならジャッジメントまでに平均52%の継続率を獲得できる
実際、AT1セット終了時までに高い継続率になることがかなりありましたので!
機械割 | |
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設定 | 機械割 |
1 | 97.8% |
2 | 98.9% |
3 | 101.2% |
4 | 105.4% |
5 | 110.0% |
6 | 114.9% |
本機の機械割は上表の通りで、やはりATの継続率に差をつけない設定1と6でこれだけの差はできないと思いますよ。
さて、設定推測ポイントをひと通り解説したところで、プレイする上で欠かせない押し引きのポイントである「ヤメ時」「狙い目」「天井恩恵」を紹介していきましょう!
本機はAT終了後32Gまでは引き戻しのチャンスなので、最低限ここまではキッチリ回しましょう。自分が経験したことで言うと、32G直前まで前兆が出ずに急に煽りが来て32GでATに当選したケースがあったので最後まで諦めずに!
なお、現段階では状態を加味したヤメ時に関しては情報に乏しいので、32GでATに当選しなければヤメ、余裕があればスイカを3回引くまで様子をみるのをオススメします(AT終了後はスイカ回数カウンターが赤背景のため)。
もちろん、レア役を引きまくって液晶がザワザワしたら少し様子を見るというのは必要でしょうね。
実戦上ではありますが、液晶左下にあるスイカ回数カウンターが赤の時の「3」はCZ当選のチャンス!(※上の写真はスイカカウンター「1」) 特に設定変更時やAT終了後はCZに当選していたので、例えば「2」の状態で落ちているといった状況なら期待値はあると思います。
あとはハマリ台。これに関しては情報過多の時代ですから、そう簡単にはおいしい状況で落ちている台はなかなかないと思いますが、最大天井が1500Gなので、恩恵を考えると1000Gより手前でも十分期待値がありそうな気配。また、天井短縮となる600G手前で落ちている場合も狙い目となります。
さきほども解説しましたが、本機の天井は最大で1500Gとなっていて、その恩恵はAT確定というだけでなく、1/2で80%ループを得られるというもの。
ちなみに600Gや1000Gに短縮された場合でも最大天井到達時と同じ恩恵を受けることができますよ!
あと一応、言っておいたほうがよさそうな情報が「有利区間」についてです。実戦中に有利区間が切れるタイミングは上画像にあるAT中のスペシャルムービーが終わった時じゃないかと思っています。それまで消化していたゲーム数などが関係なくなり、「残り枚数」が表示されるので多分ここじゃないかなと。残り枚数分をゲットすると、ATの継続抽選に移るといったパターンになります。
まぁ、実際プレイ中に何か支障があるかと言えば何もないので、スマスロ以外の6号機よりも断然気にする必要性はなくなったのでご心配なく!
さて、設定推測ポイントを一つずつ解説して、立ち回り要素にも言及したところで設定推測をまとめておきましょう。設定推測の材料は直近の藤商事のパチスロと同等にその数は多いという印象。プレイヤーにとってはありがたいことなので、しっかり活用しましょう!
まずは通常時・AT中ともに使える要素としてあるのが「共通ベル」。サンプル数が最も採れるのでカウントしながら出現率をチェックしていきましょう。今回、実戦で採取した設定1の出現率が約1/90だったので、それに近しい出現率で推移するようならピンチ。できるだけそれより出現率が高い台をチョイスして下さい。
また、通常時に使える設定推測要素としては「リプレイ3連時のCZ当選率」と「天井短縮機能」。どちらも中々、サンプルが得られないかもしれませんが、リプ3からCZに当選したり600Gや1000GでATに当選した場合は様子を見ましょう。CZについてはリプ3以外の契機でも高設定のほうが突入率が高い可能性があるので、こちらもチェックしておいたほうが無難です。
あとはATの初当りと継続をチェック。こちらは出玉に直結するので、どちらも良好ならヤメる必要性はないと思います。どちらか一方だけが良い場合は共通ベルなどの要素と併せてジャッジして下さい。どちらもダメな場合は投資がかさんでいくだけなので撤退を視野に! ちなみにAT終了画面はマストでチェック! 何かいつもと違った画面になった場合は様子見したいところです。
最後に注意点として一つ挙げたいのが、1/8192で当選するGOB揃いからの「プレミアムゴブリンスレイヤーRUSH」に頼らないことですかね。確かに重要トリガーではありますが、全設定共通だし80%ループ確定でもないので、やっぱり低設定らしき挙動であればヤメることを考えたほうがいいとおもいます。無理せず勇気ある撤退を選択しましょう。
設定1 トータルデータ | |
---|---|
項目 | 内容 |
通常時・ゲーム数 | 3189G |
AT中・ゲーム数 | 1411G |
総ゲーム数 | 4600G |
AT初当り出現率 | 1/637.8(5回) ※GOB揃いの初当りは除く |
CZ出現率 | 14回(1/227.8) |
共通ベル出現率 | 1/90.2 |
差枚数 | -1075枚 |
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