e聖闘士星矢 超流星CliMAX349
三洋
初のスマパチ対応機『e聖闘士星矢 超流星CliMAX349』の通常時大当りを徹底分析！ 44回分の初当りデータをもとに、演出信頼度ではなく、最も大当りに絡みやすい「王道演出」を紹介していこう。
更新日: 2023/04/17
スマパチ第1弾として、4月3日にホールに登場した『e聖闘士星矢 超流星CliMAX349』。大当り確率は1/348.6とP機に比べると下がっているが、RUSHトータル継続率は約85％と高く、右打ち中はすべて1500個と大幅にパワーアップしている。さらにスマパチならではの新機能「Cタイム」も搭載されている。
そんなスマパチ第1弾にて恒例の通常時大当り調査を実施。総大当り44回分のデータから初当りに多くからんだ演出を導き出し、本機の王道演出として紹介していこう。
【注目演出】信頼度が高い「これ待ち」演出の中で出現回数トップは天馬流星予告
注目演出は4つあり、その中で最も多く出現したのが天馬流星予告で、実に33回も出現。次いで天馬流星STOCK、スターギミック予告と続き、ここまでが二桁出現で、下パネル点滅予告は5回だけしか出現しなかった。
| 注目演出 出現回数別・通常時大当り占有率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 3つ出現 | 約9.1％（4回） | 75.0％（3回） |
| 2つ出現 | 約47.7％（21回） | 約33.3％（7回） |
| 1つ出現 | 約27.3％（12回） | 50.0％（6回） |
| 出現せず | 約15.9％（7回） | 100％（7回） |
注目演出のトータル占有率は約84.1％とかなり高い。複合パターンで多かったのは天馬流星STOCK+天馬流星予告で16回出現している。
また注目演出が出現しなかったパターンを見てみると、7回中4回がBGMステップアップ予告4連からの直当りだった。
変動中にゴッドスターが飛び出す予告で、回転する方向で期待度が変化。実戦では期待度の高い反時計回りの方が多く出現しているが、RUSH突入率では時計回りの方が高かった。
液晶上部に天→馬→流→星と文字がストックされ、星まで貯まるとMAXストックとなり天馬流星予告が発生する。大当り占有率は約52.3％で、その内7割がMAXストックまで発展している。
天馬流星STOCKのMAX到達などから発展する高信頼度予告で、占有率は全演出中トップの75％もある。まさに通常時の大当りに欠かせない「これ待ち」演出と言っても過言ではないだろう。
変動開始時に下パネルが点滅すればチャンスで、実戦ではこのパターンが5回出現。点滅後に消灯すると大当り+RUSH突入濃厚となるが、こちらは一度も出現しなかった。
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【保留変化予告】占有率トップは点滅保留
| 保留変化予告（最終）種類内訳＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 点滅 | 約45.2％（14回） | 約64.3％（9回） |
| 赤 | 約35.5％（11回） | 約45.5％（5回） |
| 金 | 約6.4％（2回） | 0％（0回） |
| ゴゴゴ5個 | 約9.7％（3回） | 約66.7％（2回） |
| 剣 | 約3.2％（1回） | 0％（0回） |
保留変化予告のトータル占有率は約70.5％。その中で最も多く出現したのが点滅保留で、次いで赤保留だ。点滅保留が出現して色変化しないと期待度的には足りないイメージだが、占有率でみるとそのままでもしっかり大当りに絡んでいる。
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【保留変化以外の先読み予告】トータル占有率は保留変化よりも高い
| 保留変化以外の先読み予告 出現回数 | |
|---|---|
| 演出名 | 出現回数 |
| ゴッドリング先読み予告 | 30回 |
| 入賞時フラッシュ予告 | 8回 |
| 停止時カットイン予告 | 8回 |
保留変化以外の先読み予告のトータル占有率は約79.5％で、保留変化よりも高い。このトータル占有率を引き上げているのがゴッドリング先読み予告で、実に30回も出現。2位以下との差が20回以上もある。
| ゴッドリング先読み予告 種類内訳＆RUSH突入率 |
||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 白・1回 | 約23.3％（7回） | 約71.4％（5回） |
| 白・2回 | 約16.7％（5回） | 0％（0回） |
| 赤・2回 | 約23.3％（7回） | 約42.9％（3回） |
| 赤・多数 | 30.0％（9回） | 約44.4％（4回） |
| 虹・多数 | 約6.7％（2回） | 100％（2回） |
占有率約68.2％は全演出中3位で、この演出も初当りに欠かせない演出と言えそうだ。ポイントは出現する羽根で、色の期待度は白＜赤＜虹、回数は多いほど、そして全画面に広がる多数パターンが期待できる。実戦で一番多く出現したのは赤・多数だ。
SAINT SEIYAの文字とペガサスのイルミが発光する予告。占有率はそこまで高くはないが、RUSH突入率は75％と高めだ。
| 停止時カットイン予告 種類内訳＆RUSH突入率 | |||
|---|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） | |
| サイズ | 縦 | 50.0％（4回） | 50.0％（2回） |
| 全画面 | 50.0％（4回） | 25.0％（1回） | |
| キャラ | 瞬 | 25.0％（2回） | 50.0％（1回） |
| 氷河 | 62.5％（5回） | 20.0％（1回） | |
| 一輝 | 12.5％（1回） | 100％（1回） | |
図柄停止時にカットインが発生し、横→縦→全画面と大きくなるほど期待度が上昇。実戦では縦と全画面が4回ずつ出現した。また出現キャラもポイントで、激アツの一輝が1回出現した。
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【連続予告】トータル占有率は約86.4％
| 連続予告 出現回数 | |
|---|---|
| 演出名 | 出現回数 |
| 通常連続予告 | 23回 |
| BGMステップアップ予告 | 15回 |
連続予告自体は通常連続予告とBGMステップアップ予告の2種類だけだが、トータル占有率は約86.4％と保留変化以外の先読み予告よりもさらに高い。
通常連続予告の占有率は約52.3％で、初当りの約2回に1回以上に絡んでいた。連続回数でみると3連が8割以上を占めていて、4連は一度も出現しなかった。
オープニング曲が続いていく連続予告で、4連まで到達すると大当り濃厚。さらに実戦では4回すべてが7揃い（10R大当り+RUSH）となった。
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【リーチ前予告】出現回数トップはスカーレットニードル予告
| リーチ前予告 出現回数 | |
|---|---|
| 演出名 | 出現回数 |
| スカーレットニードル予告 | 12回 |
| アテナ呼びかけ予告 | 8回 |
| セリフ予告 | 7回 |
| カウントダウン予告 | 6回 |
| 青銅シルエット予告 | 6回 |
リーチ前予告のトップはスカーレットニードル予告で、唯一の二桁出現。2位はアテナ呼びかけ予告で8回出現、3位は7回出現したセリフ予告だ。
カウントが進むほど期待度が上昇し、15まで到達すれば大チャンスとなるが、実戦で15まで到達したのはわずかに1回のみだった。
ブラックアウト後にアテナの呼びかけが発生する高信頼度予告。実戦では8回出現し、いずれもハーデス系SPリーチに発展している。
赤セリフや全画面になれば信頼度アップとなるが、実戦で最も多く出現したのは白パターンだ。
カウント0まで到達すれば期待度アップで、さらに登場キャラの人数でも期待度が変化。実戦で出現したのはいずれも1人パターンで、大当り濃厚の5人は確認できなかった。
| 青銅シルエット予告 種類内訳＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 5人集結 | 約16.7％（1回） | 100％（1回） |
| 4人集結 | 50.0％（3回） | 約66.7％（2回） |
| 星矢 | 約16.7％（1回） | 0％（0回） |
| 紫龍 | 約16.7％（1回） | 100％（1回） |
聖闘士が登場していくステップアップ系の予告で、5人集結すれば期待大。実戦では4人集結パターンが最も多く、5人集結はわずかに1回しか出現していない。
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【リーチ後予告】スーパー発展演出の占有率は約70.5％
| リーチ後予告 出現回数 | |
|---|---|
| 演出名 | 出現回数 |
| スーパー発展演出 | 31回 |
| リーチボイス予告 | 16回 |
| リーチ後ステップアップ予告 | 11回 |
出現回数トップはスーパー発展演出で31回。2位以下も健闘していて、リーチボイス予告は16回、リーチ後ステップアップ予告も11回出現している。
| スーパー発展演出 発展先内訳＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 黄金系SPリーチ･前半 | 約80.7％（25回） | 40.0％（10回） |
| 黄金系SPリーチ･後半 | 約16.1％（5回） | 60.0％（3回） |
| ハーデス系SPリーチ | 約3.2％（1回） | 100％（1回） |
占有率約70.5％は天馬流星予告に次ぐ全演出中2位。液晶上部にエフェクトが発生し、暗転後に黄金聖闘士が出現すれば黄金系SPリーチ・前半に発展、ゴッドクロスが落下すると黄金系SPリーチ・後半orハーデス系SPリーチに発展する。実戦では8割が黄金系SPリーチ・前半に発展した。
テンパイ時のボイスによって期待度が変化。「激アツだ」なら信頼度大幅アップとなるが、実戦で出現したのは2回のみ。最も多く出現したのはキャラ固有セリフだ。
液晶の周囲が点灯していく予告で、最大5つ点灯する。実戦で出現したのはすべてこの最大5つのパターンで、その後は通常連続予告やスーパー発展演出などに発展している。
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【リーチ系統】黄金系SPが占有率約65.9％でトップ
| リーチ系統別 通常時大当り占有率＆RUSH突入率 |
||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| ハーデス系SP | 約22.7％（10回） | 60.0％（6回） |
| 黄金系SP | 約65.9％（29回） | 約41.4％（12回） |
| デスマスクチャンス | 約2.3％（1回） | 100％（1回） |
| BGMステップアップ4連 | 約9.1％（4回） | 100％（4回） |
大当りしたリーチを系統別で見てみると、黄金系SPリーチが占有率約65％でトップ。続いて本機最強のハーデス系SPリーチが約22％で、この2つを合わせた占有率は約88％もある。デスマスクチャンスとBGMステップアップ予告4連は、出現回数こそ少ないが実戦上RUSH突入濃厚だ。
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【黄金系SPリーチ】星矢VSサガ発展に期待
| 黄金系SPリーチ 種類内訳＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 瞬VSアフロディーテ | 約6.9％（2回） | 50.0％（1回） |
| 氷河VSカミュ | 約24.1％（7回） | 約57.1％（4回） |
| 紫龍VSシュラ | 約10.3％（3回） | 0％（0回） |
| 星矢VSアイオリア | 約3.4％（1回） | 0％（0回） |
| 星矢VSサガ | 約55.2％（16回） | 約43.8％（7回） |
黄金系SPリーチは前後半あり、後半発展が大当りのメインルート。また種類も5パターンあり、 星矢VSサガが最も期待でき、実戦でも一番多く出現している。
チャンスアップで最も多く出現したのはテロップの色変化で、赤テロップが13回出現。タイトル変化は前半経由時しか出現しないが、金と赤を合わせて4回出現した。当落ボタン・火時計は2回出現し、いずれもRUSHに突入している。
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【ハーデス系SPリーチ】VSハーデスはRUSH突入率も高め
| ハーデス系SPリーチ 種類内訳＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| VSタナトス | 20.0％（2回） | 50.0％（1回） |
| VSヒュプノス | 20.0％（2回） | 0％（0回） |
| VSハーデス | 60.0％（6回） | 約83.3％（5回） |
ハーデス系SPリーチは3種類あり、VSハーデスが特に高信頼度。実戦でもVSハーデスが最も多く出現し、さらにRUSH突入率は約83.3％もある。
黄金系SPリーチと似たチャンスアップで、出現回数はテロップ、タイトルの順。当落ボタンは通常のみ出現し、大当り濃厚の火時計ボタンは確認できなかった。
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【図柄・昇格演出】占有率トップは5図柄
| 図柄別 通常時大当り占有率＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| 図柄 | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| 1 | 約18.2％（8回） | 37.5％（3回） |
| 2 | 0％（0回） | ー |
| 3 | 約2.2％（1回） | 100％（1回） |
| 4 | 約9.1％（4回） | 50.0％（2回） |
| 5 | 約20.4％（9回） | 約55.6％（5回） |
| 6 | 約11.4％（5回） | 40.0％（2回） |
| 7 | 約11.4％（5回） | 100％（5回） |
| 8 | 約9.1％（4回） | 25.0％（1回） |
| 9 | 約18.2％（8回） | 50.0％（4回） |
図柄別占有率のトップは5図柄で約20.4％、2位は1と9図柄で約18.2％だ。ワーストは2図柄で、一度も図柄揃いしていない。
3図柄は当たればRUSH突入濃厚で、7図柄は10R+RUSH突入濃厚。7図柄揃いは5回中4回はBGMステップアップ予告4連からの直当りで、残り1回は黄金系SPリーチで図柄揃い後に発生した昇格演出で7図柄に昇格した。
| バトル告知 種類内訳＆RUSH突入率 | ||
|---|---|---|
| パターン | 出現割合（出現回数） | RUSH突入率（突入回数） |
| ラダマンティス | 約48.7％（19回） | 約42.1％（8回） |
| ミーノス | 約28.2％（11回） | 約36.4％（4回） |
| アイアコス | 約15.4％（6回） | 50.0％（3回） |
| ファラオ | 約5.1％（2回） | 100％（2回） |
| カロン | 約2.6％（1回） | 100％（1回） |
7図柄以外の図柄揃い時は超流星チャレンジが発生。3種類の演出を選択し、成功すればRUSH突入となる。今回の実戦ではバトル告知でRUSH突入率を調査した。
バトル告知では冥闘士を撃破すればRUSH突入。敵は5種類で、ラダマンティスが5割近くを専有。ファラオとカロンは出現回数こそ少ないが、すべてRUSHに突入している。
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まとめ
最後に、通常時大当り44回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。
先読み系予告では保留変化予告の点滅保留と、ゴッドリング先読み予告発生に期待しよう。当該変動ではスターギミック予告、スカーレットニードル予告の発生を待ちつつ通常連続予告で擬似連を重ねる。そして天馬流星STOCKから天馬流星予告を経てスーパー発展演出から黄金系SPリーチを目指そう。リーチ中はテロップの色が変化すれば大当りは目前だ。
なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ！
執筆者：いのせんと
■出生地：福岡
■誕生日：10月30日
■ X：@innocent_hp
21歳でP業界の門を叩き、気づけば業界歴15年目の編集者。東京都在住。社畜生活の合間に年間150日ほど稼働するため、機種知識や業界のトレンドなどへの造詣は深い。
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