【新・必殺仕置人S】通常時大当り60回大分析で信頼度だけではわからない王道演出パターン判明
特集一覧へ更新日: 2023/04/27
前作から4年、待望のシリーズ最新作がスマパチになって登場した。それが『ぱちんこ 新・必殺仕置人S』だ。RUSHトータル突入率約74%、継続率約84%で、右打ち中の約51%が2000個と、連チャン力&出玉性能ともに申し分なし。さらに右打ち終了後には必ずCタイムに突入するため、スマパチ初打ちにもピッタリだ。
今回の通常時大当り調査は、そんな話題沸騰のスマパチにて実施。総大当り60回分のデータから、初当りに多くからんだ演出を分析して、本機の王道演出として紹介していこう。
【3大注目演出&ゼブラ柄】信頼度が高い「これ待ち」演出の中で出現回数トップは問答無用豪拳CRASH
3大注目演出とゼブラ柄の中で最も多く出現したのが、問答無用豪拳CRASHで31回出現。実に初当りの半分以上に絡んでいる。2位の3人共闘も27回と僅差で、逆に最も少なかったのは7回しか出現しなかった紅の涙ゾーンだ。
3大注目演出&ゼブラ柄 出現回数別・通常時大当り占有率 |
||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
3つ出現 | 10.0%(6回) | 100%(6回) |
2つ出現 | 約31.7%(19回) | 約68.4%(13回) |
1つ出現 | 40.0%(24回) | 約41.7%(10回) |
出現せず | 約18.3%(11回) | 約54.5%(6回) |
3大注目演出とゼブラ柄のトータル占有率は約81.7%で、RUSH突入率は約59.2%だ。3大注目演出とゼブラ柄は3つ複合すれば大当り濃厚で、実戦では6回すべて問答無用豪拳CRASH+3人共闘+ゼブラ柄のパターンだった。
「紅の涙ゾーン」アイコン停止から突入する、高信頼度ゾーン演出。ゾーン突入後に出現するセリフの色がポイントで金なら激アツで、実戦では7回中4回が金パターンだった。
スーパー発展時にトランペット音が鳴ってロゴギミックが落下する、シリーズ伝統の激アツ演出。実戦では初当りの半分以上に絡み、RUSH突入率も6割を超えている。
実写リーチ中に「三人激熱共闘」の文字が出現すれば、トータル信頼度約75%の3人共闘に発展。発展経由でみると、主水から発展したパターンが6割以上を占める。
ゼブラ柄 種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
カットイン予告 | 40.0%(6回) | 約66.7%(4回) |
キャラ ステップアップ予告 |
約26.7%(4回) | 75.0%(3回) |
名言予告 | 20.0%(3回) | 約66.7%(2回) |
保留変化予告 | 約6.7%(1回) | 0%(0回) |
カットイン予告+ 保留変化予告 |
約6.7%(1回) | 100%(1回) |
ゼブラ柄は全部で15回出現。最も多かったのがカットイン予告で、次がキャラステップアップ予告だ。また、同一変動で2回出現したパターンも1回確認している。
【保留変化予告】トータル占有率は驚異の95%
保留変化予告(最終)種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
青 | 約8.8%(5回) | 80.0%(4回) |
緑 | 約14.0%(8回) | 50.0%(4回) |
紫 | 約5.3%(3回) | 約66.7%(2回) |
赤 | 約61.4%(35回) | 約57.1%(20回) |
金 | 約7.0%(4回) | 75.0%(3回) |
ゼブラ柄 | 約3.5%(2回) | 50.0%(1回) |
保留変化予告のトータル占有率は95%もあり、初当り60回中57回に絡んでいる。保留別で見てみると35回出現した赤保留がダントツのトップ。保留変化予告の6割以上を占有している。2番手は8回出現した緑保留で、最も期待度の低い青保留でも5回大当りしている。
ちなみに保留変化予告が発生しなかった3回の大当りは、変動序盤で新・SHIOKI出陣チャレンジ、新・元締め緊急指令、おとつ釣り上げ演出が発生。おとつ釣り上げ演出はそのまま当たり、その他の2演出は演出成功→実写リーチに発展している。
保留変化パターン 出現回数 | |
---|---|
演出名 | 出現回数 |
巳代松保留変化予告 | 11回 |
真剣保留変化予告 | 5回 |
保留変化パターンでは巳代松保留変化予告が11回、次に真剣保留変化予告が5回。鉄保留変化予告もあるが、こちらはわずかに1回しか出現していない。
通常は画面下で巳代松が保留を狙い撃ちするが、巳代松が全画面で出現するパターンもあり。全画面は実戦上RUSH突入濃厚だ。
主水が保留を斬り裂く演出で、実戦上はすべて赤保留以上に昇格。またRUSH突入率も80%と高い。
【保留変化以外の先読み予告】ステージ変化予告がトップ
保留変化以外の先読み予告 出現回数 | |
---|---|
演出名 | 出現回数 |
ステージ変化予告 | 22回 |
中図柄キャラ先読み予告 | 5回 |
保留変化以外の先読み予告のトータル占有率は約43.3%で、保留変化予告の約半分ほどだ。最も多く出現したのがステージ変化予告で22回、次の中図柄キャラ先読み予告は5回しか出現していない。
障子が閉まるとステージが変化する。期待度はあまね<遊郭・夕<遊郭・夜の順。実戦では高信頼度の遊郭ステージ・夜が8割以上を占有。最も期待度の低いあまねステージは出現しなかった。
左右図柄停止時に頼み人のセリフが出現した後、中図柄に停止したキャラに対応した刻に突入する予告。信頼度68.9%と最も期待できる出陣の刻は、わずかに1回しか出現していない。
【リーチ前予告】CRASHロゴ予告の占有率は約88.3%
リーチ前予告 出現回数 | |
---|---|
演出名 | 出現回数 |
CRASHロゴ予告 | 53回 |
障子予告 | 30回 |
カットイン予告 | 16回 |
キャラステップアップ予告 | 12回 |
会話ステップアップ予告 | 11回 |
リーチ前予告のトップはCRASHロゴ予告で53回出現。占有率にすると約88.3%で、多くの初当りに絡んでいる。続く障子予告は30回と、今回の初当りの半分に出現した。
変動中にCRASHロゴが3段階で落下、最終段階の大落下まで到達すれば期待大だ。実戦では2段階目の中落下が7割以上を占有、大落下まで到達したのは15%ほどだ。
障子予告 種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
左閉・白 | 約6.7%(2回) | 100%(2回) |
左閉・赤 | 約23.3%(7回) | 約71.4%(5回) |
左閉・金 | 約3.3%(1回) | 100%(1回) |
右閉・主水 | 30.0%(9回) | 約55.6%(5回) |
左右閉 | 約36.7%(11回) | 約45.5%(5回) |
左の障子が閉まった場合は文字で信頼度が変化。右が閉まると主水が出現し、保留変化や斬撃タイマー予告が発生する。左右が閉まると、ステージ変化予告やおとつ釣り上げ予告などに発展。また、各共通で障子の色が赤や金に変化すればチャンスだ。実戦で最も出現したのは左右が閉まるパターンで、次に右が閉まって主水が出現するパターンだった。
変動中にカットインが出現し、文字の色で期待度が変化する。激アツのゼブラ柄が7回出現し、その内5回はRUSHに突入した。
鉄と巳代松のパターンがあり、鉄は盗賊&用心棒の色、巳代松は鍋とウィンドウの色で期待度が変化する。実戦で出現したのは赤・金・ゼブラ柄がいずれも4回ずつ出現した。
セリフのウィンドウの色が赤や金になればチャンス。実戦では金の方が多く出現し、RUSH突入率も約85.7%と高かった。
【リーチ後予告】占有率50%以上の演出が4つも
リーチ後予告 出現回数 | |
---|---|
演出名 | 出現回数 |
リーチ後障子予告 | 56回 |
HYPER真剣連続予告 | 36回 |
CRASHロゴステップアップ予告 | 35回 |
寅の会発展演出 | 31回 |
頼み人発展演出 | 11回 |
問答無用ZONE | 9回 |
リーチ後予告で最も多く出現したのが、リーチ後障子予告で56回。占有率は約93.3%で、保留変化予告に次ぐ全演出中の2位だ。さらに4位の寅の会発展演出までが占有率50%以上と、初当りに絡みやすい演出がリーチ後に集中している。
出陣障子が出現すれば実写リーチへ、その際に雷鳴が発生すれば信頼度が上昇する。実戦では出陣障子が6割以上を占有、出陣+雷鳴パターンはRUSH突入率が約76.2%もあった。なお大当り+RUSH突入濃厚の玉障子もあるが、実戦では出現しなかった。
HYPER真剣連続予告 種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
通常 | 約94.4%(34回) | 約70.6%(24回) |
ロングバイブ | 約2.8%(1回) | 100%(1回) |
仕事だぜ! | 約2.8%(1回) | 0%(0回) |
テンパイ後に発生する連続予告。出現回数が多かったのは通常パターンで、出現割合は9割以上。大当り濃厚のロングバイブは1回出現し、また通常は「仕置だぜ!」の文字が出現するが、「仕事だぜ!」というパターンも1回出現した。
CRASHロゴが徐々に落ちていき、赤い稲妻が落ちれば大チャンス。ただ、実戦では白パターンが7割以上で、赤パターンは合計9回しか出現していない。
落札金額が多いほど期待度アップで、百両なら大当り濃厚。実戦では3回出現したが、RUSHに突入したのは1回のみだ。
リーチ後に頼み人発展演出が発生すればチャンスで、さらに頼み人が涙を流せば信頼度アップ。通常パターンでも75%がRUSHに突入、涙パターンにおいてはRUSH突入濃厚だ。
突入すれば信頼度が74%にまで上昇する激アツゾーン。ただし、実戦上のRUSH突入率は約55.6%とそれほど高くない。
【リーチ系統】実写リーチが占有率約91.7%と圧倒的
リーチ系統別 通常時大当り占有率&RUSH突入率 |
||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
プレミアム総出陣全回転 | 約1.7%(1回) | 100%(1回) |
実写リーチ | 約91.7%(55回) | 約58.2%(32回) |
悪人仕置チャンス | 約3.3%(2回) | 0%(0回) |
おとつ演出 | 約3.3%(2回) | 100%(2回) |
リーチ系統別のトップは実写リーチで、占有率約91.7%とダントツの結果だ。その他が1、2回しか当たっていないことからも、この実写リーチ発展こそが初当りへの王道と言えよう。おとつ演出は当たればRUSH突入濃厚で、逆に悪人仕置チャンスは実戦上1度もRUSHに突入しなかった。1回だけ出現したプレミアム総出陣全回転は、七揃いしてプレミアム総出陣BONUSに突入した。
【実写リーチ】共闘や単独時はカットイン出現に期待
実写リーチ 種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
単独 | 約12.7%(7回) | 約14.3%(1回) |
共闘 | 約38.2%(21回) | 約52.4%(11回) |
3人共闘 | 約49.1%(27回) | 約74.1%(20回) |
実写リーチは巳代松、鉄、主水のいずれかから始まり、共闘発生で期待度上昇、3人共闘に発展すれば激アツとなる。実戦では3人共闘が実写リーチの約半分を占有し、共闘も4割近くを占めている。
実写リーチ・共闘 種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
巳代松+鉄 | 約23.8%(5回) | 40.0%(2回) |
巳代松+主水 | 約19.1%(4回) | 50.0%(2回) |
鉄+主水 | 約57.1%(12回) | 約58.3%(7回) |
2人で仕置する共闘パターンは上記の3種類で、巳代松は鉄と主水の2パターンがある。実戦では鉄+主水の共闘が最も多く出現した。
実写リーチ・共闘 星の数内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
★×3 | 約23.8%(5回) | 40.0%(2回) |
★×3.5 | 約61.8%(13回) | 約61.5%(8回) |
★×4 | 約4.8%(1回) | 0%(0回) |
★×4.5 | 約4.8%(1回) | 100%(1回) |
★×5 | 約4.8%(1回) | 0%(0回) |
共闘発生直後に出現する★表示の信頼度は、★×3は巳代松+鉄、★×3.5は巳代松+主水or鉄+主水の基本パターン。そこから★が増えれば期待度上昇、★×5なら大当り濃厚だ。実戦で★が増えたのは3回のみだ。
実写リーチ・共闘 決着前ボタン内訳&RUSH突入率 |
||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
ボタンなし | 約28.6%(6回) | 50.0%(3回) |
ボタンなし→ ボタンバイブ |
約14.3%(3回) | 100%(3回) |
赤カットイン | 約28.6%(6回) | 約16.7%(1回) |
金カットイン | 約23.8%(5回) | 60.0%(3回) |
お願いレバー | 約4.7%(1回) | 約58.3%(7回) |
決着前ボタンは出現すればカットインが出現、カットインの色で期待度が変化する。また決着前ボタンが出現しなくても、ボタンバイブが発生するパターンもあり。出現回数では決着前ボタン出現→赤カットインが一番多かった。なお、カットインには大当り濃厚のゼブラ柄、大当り+RUSH濃厚の吉川友もあるが、実戦では出現せず。
お願いレバーは紅の涙ゾーン経由時のみ出現の可能性がある。紅の涙ゾーン→共闘は3回出現したが、お願いレバーが出現したのは1度だけだ。
実写リーチ・単独 種類内訳&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
巳代松 | 約14.2%(1回) | 100%(1回) |
鉄 | 約42.9%(3回) | 0%(0回) |
主水 | 約42.9%(3回) | 0%(0回) |
実写リーチで共闘や3人共闘に発展しなかったパターンが単独で、主水だけは信頼度が40%以上もある。出現回数では鉄と主水が同数でトップ、巳代松は1回しか出現していないが、実戦上のRUSH突入率は100%。
実写リーチ・単独 決着前ボタン内訳&RUSH突入率 |
||
---|---|---|
パターン | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
ボタンなし | 約14.3%(1回) | 0%(0回) |
ボタンなし→ ボタンバイブ |
約28.6%(2回) | 0%(0回) |
赤カットイン | 約14.3%(1回) | 0%(0回) |
金カットイン | 約28.6%(2回) | 50.0%(1回) |
金カットイン→ ボタンバイブ |
約14.3%(1回) | 0%(0回) |
共闘と同じく、決着前のボタンの有無、そしてそこからのカットインやボタンバイブで期待度が変化する。一番多く出現したのは金カットインとボタンバイブだ。
【図柄・昇格演出】弐と四図柄の合計占有率は約86.7%
図柄別 通常時大当り占有率&RUSH突入率 | ||
---|---|---|
図柄 | 出現割合(出現回数) | RUSH突入率(突入回数) |
壱 | 0%(0回) | ー |
弐 | 45.0%(27回) | 約51.9%(14回) |
参 | 約3.3%(2回) | 100%(2回) |
四 | 約41.7%(25回) | 56.0%(14回) |
五 | 0%(0回) | ー |
六 | 5.0%(3回) | 約66.7%(2回) |
七 | 約1.7%(1回) | 100%(1回) |
おとつ | 約3.3%(2回) | 100%(2回) |
図柄別占有率を見ると弐図柄が45.0%、四図柄が約41.7%と非常に高い。同じ偶数図柄でも六図柄は5%だ。奇数図柄揃いはRUSH濃厚だが、図柄が揃ったのは三と七だけで、壱と五図柄は一度も図柄揃いが発生していない。
偶数図柄揃い後に発生する昇格演出で、RUSH突入率は約54.5%。約2回に1回はここで昇格するが、その後のラウンド中や終了後に昇格するパターンは確認できなかった。
まとめ
最後に、通常時大当り60回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。
先読み系では保留変化予告の赤保留、そしてステージ変化予告発生を待とう。当該変動ではCRASHロゴ予告やリーチ後障子予告を経てHYPER真剣連続予告で擬似連を重ね、問答無用豪拳CRASHから実写リーチへと発展。リーチ序盤で3人共闘が発生すれば大当りは目前だ。
なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ!