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パチンコ・パチスロ特集

ー木村魚拓のガチ日記ー

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ーその1 負けてたまるかこの野郎ー

更新日: 2015/06/02

冗談じゃない。私はガチだ。いつでもガチだ。人生の折り返し地点を過ぎた今、いつでもどこでも相手がブタでも、あそこがカッチカチとはいかないが、スロに関してガチのスタンスから外れたことは、これまでただの一度もない。

故にこの場で、アレとコレを適当に打って負けました、ヤラれました、安い居酒屋でヤケ酒を煽りましたといった、同情を引くだけでクソの役にも立たぬありふれたものを書くつもりはない。さりとて遊技の「遊」の部分を取っ払い、連日連夜、チャンスゾーンや天井間際の台を探し歩くほど悪趣味でもない。

ここは置かれた状況で必死に勝ちを拾いにいく四十男が、日々起こったことを書き殴る場とでも考えて頂ければ幸いだが、とにもかくにもスロに真面目な男が今、最も注目している台がKPEの「魂斗羅3D」である。



今年、最もレバーを叩いた台はゼウスだ。今もゼウスが元気なら、迷うことなく突撃するが、導入から一年近く経った今もある程度の台数を抱えていて、なおかつ設定に期待できそうなスロ屋を探すのは、歌舞伎町でモンシロチョウを探すより難しい。ゼウスがない、あるいはあったとしてもおそろしく元気がないと判断したとき、真っ先に向かうのが先の魂斗羅3Dなのである。


一得一失との言葉がある通り、当たりやすい反面上乗せが今ひとつだったり、上乗せ性能に長けている替わりに純増枚数が抑えられていたりと、全てを兼ね備えた台はない。必ず何かが削られているものだが、魂斗羅に関しては仕様にまつわる部分での欠点がひとつとして見当たらない。

まず、千円あたり約30Gとコイン持ちがよく、ATは1セット40G継続で、1Gあたりの純増2.8枚と快速を誇る。また、天井は999Gと良心的な上、4種類あるモードの内、真天国(32G以内)と天国(128G以内)に移行する割合を合算すると33%。つまり、3分の1という高い割合で天国以上が選択されるわけだ。


コイン持ちが良くて当たりやすくてスピード感もある…。これだけでもキスしたくなるのに、バトルチャージRUSH(10G保証)と魂斗羅エクスプロージョン(30G保証)という2つの上乗せ特化ゾーンがあるのみならず、バトルチャージRUSHに関しては強スイカなら50%、弱スイカでも25%と当選のハードルは低い。なのに50G程度の上乗せはざら、100G超えもちょくちょくあるこの台は、何で帳尻を合わせているのか…。


おそらくは演出である。


こんなのとか。


こんなのとか。


こんなのとか。


コンセプトもセリフも液晶の解像度も冗談のような代物だが、これはおそらく天罰である。とびきり美味いカレーに、クソマズい福神漬が盛られているようなもの。カレーたる機械仕様がこれだけ美味くなければ、演出がマズくて何の問題があろう。私はガチ、液晶演出を見るためにレバーを叩いているわけじゃないんだと、意気揚々と実戦した結果はここまで11戦して2勝9敗…。ハイ、もう少し魂斗羅で頑張ってみます。








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