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パチンコ・パチスロ特集

【牙狼11】通常時大当り31回大分析で信頼度だけではわからない王道演出判明

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大量データをもとに、演出信頼度ではなく、最も大当りに絡みやすい「王道演出」を紹介する当企画。今回の調査機種は、シリーズ11作目にして冴島鋼牙の父を主役にした『P牙狼11~冴島大河~XX』だ!

更新日: 2024/04/26

 

 

 

サンセイR&Dが誇る『牙狼シリーズ』の最新作『P牙狼11~冴島大河~XX』が、ついにホールに登場した。スペックはミドルタイプの王道V確変ロングST機で、ST回数は150回転。ST中の10%にはST150回転に加えて時短9850回転が付き、これらを含めたトータル継続率は約81%という仕様だ。

 

演出では冴島鋼牙の父・冴島大河を主人公に起用し、パチンコオリジナルストーリーが楽しめる。また新枠「V-LIGHT(ブライト)」対応で、長時間遊技しても疲れにくい「S-ハンドル」なども搭載されている。

 

今回の初当り調査は、そんなシリーズ最高峰ともいえるマシンで実施。通常時大当り31回分のデータから、信頼度ではなく、いかに初当り絡んでいるかを調査し、実戦上の王道演出として紹介していこう。

 

 

【4大演出】「これ待ち」演出の中で出現回数トップは聖獣ルート

 

牙狼11初当り調査

 

 

4大演出の中で最も多く出現したのは「聖獣ルート」で、13回出現。占有率にすると約41.9%で、初当りの4割以上に絡んでいる。残りの3演出は「激震予告」が2回、「レジェンド牙狼予告」と「玄武SPリーチ」が1回と極端に出現回数が少なかった。

 

 

4大演出 出現回数別・通常時大当り占有率
出現回数 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
2つ出現 約6.5%(2回) 50.0%(1回)
1つ出現 約41.9%(13回) 約38.5%(5回)
出現せず 約51.6%(16回) 約68.8%(11回)

 

 

4大演出のトータル占有率は約48.4%で、初当りの約半分に絡んでいる。そのほとんどは単独出現で、複合したのはわずかに2回のみ。実戦で出現したのはレジェンド牙狼予告+聖獣ルートと、玄武SPリーチ+聖獣ルートのパターンだ。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

変動中のフリーズから発生する激アツ予告で、信頼度は77.2%もある。実戦で出現したのは2回で、ST突入率は0%とという結果に。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

テンパイ後に聖獣のムービーが流れる予告。出現する聖獣は4種類あるが、信頼度は共通で78.8%だ。実戦で出現した1回のみで、STにも突入している。

 

 

牙狼11初当り調査

聖獣ルート  出現内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
テムダン 約7.7%(1回) 0%(0回)
シスラー 約30.8%(4回) 25.0%(1回)
ダイラス 約30.8%(4回) 50.0%(2回)
グライケン 約23.0%(3回) 100%(3回)
玄武SP 約7.7%(1回) 0%(0回)

牙狼11初当り調査

 

 

牙狼SPリーチや玄武SPリーチ中に発生するチャンスアップルートで、突入すれば信頼度が70%以上にまで上昇する。実戦では牙狼SPリーチのシスラーとダイラスが一番多く出現した。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

本機最強リーチで、発展した時点で信頼度は83%にまで上昇する。実戦で出現したのは、わずかに1回のみで、ST未突入に終わった。

 

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【保留変化予告】8回出現した回転保留がトップ

 

牙狼11初当り調査

保留変化予告  種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
回転 約34.9%(8回) 50.0%(4回)
約13.1%(3回) 約66.7%(2回)
約4.3%(1回) 100%(1回)
ホラー 約4.3%(1回) 100%(1回)
牙狼剣 約13.1%(3回) 約33.3%(1回)
GARO 約8.7%(2回) 100%(2回)
好機 約4.3%(1回) 100%(1回)
陰我 約4.3%(1回) 0%(0回)
牙狼SP 約4.3%(1回) 0%(0回)
激アツ 約8.7%(2回) 0%(0回)

牙狼11初当り調査

 

 

保留変化予告のトータル占有率は約74.2%で、初当りの3/4に絡む結果だった。出現回数トップは、最も信頼度の低い回転保留で8回出現。次は3回出現した赤保留と牙狼剣保留だ。信頼度80.2%を誇るGARO保留は2回出現し、いずれもSTに突入している。

 

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【保留変化以外の先読み予告】最多出現は7図柄停止先読み予告

 

牙狼11初当り調査

保留変化以外の先読み予告 出現回数
演出名 出現回数
7図柄停止先読み予告 18回
図柄停止先読み予告 5回
入賞時墨絵先読み予告 5回

牙狼11初当り調査

 

 

保留変化以外の先読み予告のトータル占有率は約80.6%で、保留変化予告よりも高い。一番多く出現したのは「7図柄停止先読み予告」で、18回出現。2位はガクッと下がって5回出現の「図柄停止先読み予告」と「入賞時墨絵先読み予告」だ。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

中図柄に7図柄が停止する先読み予告で、占有率は約58.1%もある。ST突入率は約66.7%で、理論値よりも高い。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

図柄停止後に図柄が巨大化して変動する予告で、青がデフォルト、赤なら期待度アップとなる。実戦では青が4回、赤が1回出現してSTにも突入している。

 

 

 

 

変動開始時に墨絵が出現する予告で、白黒の牙狼ならチャンス、カラーの轟天なら激アツとなる。激アツの轟天は1回だけ出現したが、STには突入しなかった。

 

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【リーチ前予告】ふりもの予告が20回でトップ

 

リーチ前予告 出現回数
演出名 出現回数
ふりもの予告 20回
GAROフラッシュ予告 19回
VFX予告 5回

牙狼11初当り調査

 

 

リーチ前予告は、1位の「ふりもの予告」 が20回出現、2位の「GAROフラッシュ予告」が19回出現と、上位2演出の出現回数が突出して多い。3位の「VFX予告」は出現回数5回で、その他の予告も出現しているが、いずれも4回未満だった。

 

 

牙狼11初当り調査

ふりもの予告  種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
5.0%(1回) 0%(0回)
15.0%(3回) 66.7%(2回)
75.0%(15回) 約73.3%(11回)
金+魔天使 5.0%(1回) 0%(0回)

 

 

変動中に画面上部からふりものが降ってくる予告で、ふりものの色で期待度が変化する。最も多く出現したのは信頼度10.9%の金パターンで、ST突入率は約73.3%もある。信頼度65.3%の金+魔天使も1回出現したが、STには突入していない。

 

 

牙狼11初当り調査

GAROフラッシュ予告  種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
色変化なし 約52.6%(10回) 80.0%(8回)
約5.2%(1回) 100%(1回)
約21.1%(4回) 50.0%(2回)
約21.1%(4回) 75.0%(3回)

 

 

変動中に牙狼の顔アップが出現し、その後色が変わればチャンスで、変化しないパターンもある。実戦では色変化なしが10回と最多。信頼度30.6%の緑と、信頼度60.4%の赤はいずれも4回ずつ出現した。

 

 

牙狼11初当り調査

VFX予告  種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
界獣 20.0%(1回) 100%(1回)
魔皇 40.0%(2回) 0%(0回)
凶獣 20.0%(1回) 0%(0回)
闇竜 20.0%(1回) 0%(0回)

 

 

牙狼出現後にボタンを連打すると文字が出現する予告で、実戦上は牙狼SPリーチまたは玄武SPリーチに必ず発展している。また、界獣以外はすべてST突入率が0%だった。

 

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【リーチ後予告】15回出現したタイトル予告と鎧召喚演出

 

リーチ後予告 出現回数
演出名 出現回数
タイトル予告 15回
鎧召喚演出 15回

牙狼11初当り調査

 

 

実戦で出現したリーチ後予告は、「タイトル予告」と「鎧召喚演出」、そして4大演出のレジェンド牙狼予告の3演出のみ。 高信頼度の「次回予告」などもあるが、実戦では確認できなかった。ただし、タイトル予告・鎧召喚演出はそれぞれ15回出現と、多くの初当りに絡んでいる。

 

 

牙狼11初当り調査

タイトル予告  種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
最初の文字 牙狼・黒 約13.3%(2回) 100%(2回)
GARO 約33.3%(5回) 100%(5回)
牙狼・白 約53.4%(8回) 50.0%(4回)
変化後の文字 変化せず 約13.3%(2回) 100%(2回)
勝機 20.0%(3回) 約66.7%(2回)
魔獣 20.0%(3回) 約33.3%(1回) 
黄金騎士 20.0%(3回) 100%(3回)
天運 20.0%(3回) 約66.7%(2回)
Victory 約6.7%(1回) 100%(1回)

 

 

変動中などに「牙狼」「GARO」の文字が出現し、リーチ後にその文字が焼かれて文字が変化する(変化しない場合もあり)というのが主な流れ。変化後の文字の期待度は勝機<魔獣<黄金騎士<天運の順で、この4つが3回ずつ出現。また実戦ではVictoryというパターンも確認できた。

 

 

牙狼11初当り調査

鎧召喚演出  種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
召喚時 通常 20.0%(3回) 約33.3%(1回)
ボタン 約46.6%(7回) 約57.1%(4回)
牙狼剣 約13.3%(2回) 50.0%(1回)
魔天使 約6.7%(1回) 100%(1回)
魔天使+ボタン 約6.7%(1回) 100%(1回)
魔天使+牙狼剣 約6.7%(1回) 0%(0回)
召喚後 液晶 約13.3%(2回) 50.0%(1回)
G.F.O.G 約86.7%(13回) 約53.8%(7回)

牙狼11初当り調査

 

 

シリーズ伝統の演出で、召喚時の演出と、召喚後の牙狼が液晶or G.F.O.Gのどちらになるかがポイント。召喚時はボタンのみ7回で最も多く、召喚後はG.F.O.Gが8割以上を占めた。

 

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【リーチ系統】牙狼SPリーチが占有率約80.6%と圧倒的

 

リーチ系統別
通常時大当り占有率&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
玄武SP 約3.2%(1回) 0%(0回)
牙狼SP 約80.6%(25回) 48.0%(12回)
2D 約9.7%(3回) 100%(3回)
ロング 約6.5%(2回) 100%(2回)

牙狼11初当り調査

 

 

リーチ系統別のトップは、25回出現した牙狼SPリーチだ。占有率は約80.6%とダントツだが、ST突入率は48%しかない。また「ロングリーチ」が2回、「2Dリーチ」は3回当たっているが、いずれもハズレ後に真滅獣身ガロが出現して復活大当りしている。この復活パターンは、実戦上ST突入100%だ。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

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【牙狼SPリーチ】8回出現したダイラスがトップ

 

牙狼11初当り調査

牙狼SPリーチ 種類内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
テムダン 24.0%(6回) 約33.3%(2回)
シスラー 28.0%(7回) 約42.9%(3回)
ダイラス 32.0%(8回) 50.0%(4回)
グライケン 16.0%(4回) 75.0%(3回)

 

 

ガロSPリーチは4種類あり、期待度はテムダン<シスラー<ダイラス<グライケンの順。一番多く出現したのはダイラスで、8回出現。ST突入率ではグライケンの75%が最も高かった。

 

 

牙狼11初当り調査

牙狼SPリーチ
チャンスアップ内訳&ST突入率
パターン 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
タイトル 20.0%(5回) 40.0%(2回)
32.0%(8回) 37.5%(3回)
44.0%(11回) 約63.6%(7回)
4.0%(1回) 0%(0回)
画面シェイク 出現せず 56.0%(14回) 約35.7%(5回)
出現 44.0%(11回) 約63.6%(7回)
文字
カットイン
出現せず 44.0%(11回) 約54.5%(6回)
牙狼 28.0%(7回) 約42.9%(3回)
GARO 16.0%(4回) 25.0%(1回)
天運 12.0%(3回) 約66.7%(2回)
ルート 通常 52.0%(13回) 約46.2%(6回)
聖獣 48.0%(12回) 50.0%(6回)
通常ルート
当落デバイス
なし 約46.2%(6回) 50.0%(3回)
ボタン 約46.2%(6回) 50.0%(3回)
牙狼剣 約7.6%(1回) 0%(1回)
聖獣ルート
当落デバイス
牙狼剣 100%(12回) 50.0%(6回)

 

 

チャンスアップは上記の5種類で、当落デバイスはルートによって異なる。デフォルトパターンを除いて、最も多く出現したのは聖獣ルートで、12回出現。また聖獣ルートの当落デバイスはすべて牙狼剣だった。なお、ルートは通常、聖獣に加えて、大当り濃厚の真滅獣身ルートもあるが、実戦では出現しなかった。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

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【図柄&昇格演出】占有率約32.3%の4図柄がトップ

 

図柄別  通常時大当り占有率&ST突入率
図柄 出現割合(出現数) ST突入率(突入数)
1 約9.7%(3回) 100%(3回)
2 約6.4%(2回) 50.0%(1回)
4 約32.3%(10回) 50.0%(5回)
5 約6.4%(2回) 100%(2回)
6 約19.4%(6回) 約16.7%(1回)
8 約25.8%(8回) 62.5%(5回)

 

 

図柄別占有率のトップは4図柄で、8図柄、6図柄がそれに続く。偶数図柄では2図柄だけが占有率が低かった。ST突入率では、奇数図柄の1・5図柄は100%で、偶数図柄の中では8図柄が62.5%でトップだ。

 

なお、図柄揃い後に牙狼が出現して図柄がスクロールするが、ここで図柄が変わることは一度もなかった。奇数図柄の1・5図柄においても「真滅チャレンジ」に移行し、ここでST突入が決まる。

 

 

牙狼11初当り調査

牙狼11初当り調査

 

 

2R大当り開始前に発生する昇格演出で、ボタン連打と牙狼剣一撃の2種類あり。牙狼剣一撃は実戦上ST突入濃厚で、ボタン連打のST突入率は約41.7%。ボタン連打は失敗後、時短突入画面から復活するパターンもある。

 

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まとめ

 

最後に、通常時大当り31回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。

 

 

牙狼11初当り調査

 

 

まず先読み系の保留変化予告・回転7図柄停止先読み予告から始まり、当該ではふりもの予告GAROフラッシュ予告を経てテンパイへ。リーチ後はタイトル予告から鎧召喚演出へと進み、牙狼SPリーチに発展。リーチ中は聖獣ルートが発生すれば大当りは目前だ。

 

なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ! 

 

執筆者:いのせんと

■出生地:福岡 

■誕生日:10月30日 

■ X:@innocent_hp

21歳でP業界の門を叩き、気づけば業界歴15年目の編集者。東京都在住。社畜生活の合間に年間150日ほど稼働するため、機種知識や業界のトレンドなどへの造詣は深い。

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